Published: 2025-09-18 08:04

復権中のネクタイは、巻き方・合わせ方がさまざま。この秋いち早く取り入れたいスタイルは？──ファッショニスタに倣うスタイルノート

数々のランウェイにも登場し、ストリートでも取り入れる人が増えているネクタイ。ストリートで出会ったファッショニスタたちのリアルなスナップから、クラシックなだけでなく“ひとクセ”ある巻き方などでネクタイを取り入れたスタイリングをチェックしよう。

【写真を見る】ストリートで出会ったファッショニスタたちのリアルなスナップから、トレンドのネクタイを取り入れたスタイリング術を紹介。

ジョナサン・アンダーソンが手がけた初のディオールのコレクションで話題となったのが、画家・ジャン＝ミシェル・バスキアの無造作な巻き方から着想を得たネクタイの取り入れ方だ。結び目は細く、片方の襟の上から無造作に巻いたスタイルは、思わず目を奪われる存在感で主役アイテムに。選ぶなら、プレッピーなネクタイがおすすめ。堅苦しい印象になってしまったときこそ試してみたい、新しい巻き方の選択肢になりそうだ。

柄ものネクタイは一見ハードルが高そうだが、タータンチェックなら意外と取り入れやすい。たとえば写真右の彼は、黒シャツに白のワイドパンツ、キャップを合わせたストリートスタイルに、あえてタータンチェックのネクタイをプラス。モノトーンの中にアクセントを効かせつつ、ギークっぽさを出したメガネやベースボールキャップなどの小物使いで全体をうまく中和させているのがポイントだ。

人気のクロップド丈レザージャケットに、フレアパンツを合わせた彼は、インナーにシャツとネクタイを差し込み、ネオ70sな雰囲気を完成させた。クラシックなアイテムを旬なシルエットに落とし込むことで、ノスタルジックになりすぎない絶妙なバランスに仕上げた。