《山本彩》「きっと死ぬ間際に思い出す光景」…ソロ10年、武道館で掴んだ自信と「私に足りない」ヒット曲への渇望
予習
この記事のキーワード — タップで意味×20
曲
きょく
1. composition; piece of music; song; track (on a record) 2. tune; melody; air
N1×8
武道館
ぶどうかん
martial arts stadium
×9
公演
こうえん
1. public performance 2. exhibition in a foreign country
N1×6
かなえる
1. to grant (request, wish); to answer (prayer) 2. to fulfill (conditions); to meet (requirements)
×3
紙飛行機
かみひこうき
paper airplane (aeroplane)
1つの山を登り切った先に、また別の山が見えてくる。
NMB48のエースとして活躍し、2016年にソロデビューした山本彩。グループ卒業から8年、シンガーソングライターとして活動を続け、ソロデビュー10周年を記念した日本武道館での単独公演も実現した。
それでも、自身のキャリアに「まだ欠けている部分がある」と感じている。今も胸に抱いているのは、ソロ名義で多くの人に愛されるヒット曲を生み出したいという思いだ。
1つの山を登り切った先に、また別の山が見えてくる。 NMB48のエースとして活躍し、2016年にソロデビューした山本彩。グループ卒業から8年、シンガーソングライターとして活動を続け、ソロデビュー10周年を記念した日本武道館での単独公演も実現した。 それでも、自身のキャリアに「まだ欠けている部分がある」と感じている。今も胸に抱いているのは、ソロ名義で多くの人に愛されるヒット曲を生み出したいという思いだ。
【写真24枚】スタジオから街角まで。《山本彩》の“まっすぐな眼差し”を全部見る 喜びも葛藤も、活動休止もあった10年間。山本彩は今も、自分だけの答えを探し続けている。 ■音楽人生は20年近く、それでも遠かった「スタートライン」 「例えば、ヒット曲を生み出すこと。自分のキャリアにまだ欠けている部分なのかなと思います」 ソロデビューから10年。できたことと、まだできていないことを尋ねると、こちらの目をまっすぐ見て、よどみなく答えた。
アイドル時代から彼女を知る人は多いだろう。実は、その音楽人生はNMB48よりも前に始まっている。08年、ガールズバンド「MAD CATZ」のメンバーとしてメジャーデビュー。その後、NMB48のエースとして活躍し、16年にソロデビューした。 音楽の世界に身を置いて、20年近く。その歩みの根底には、シンガーソングライターになりたいという夢があった。 山本はその夢をかなえるために、アイドルの道を選んだ。グループの中心メンバーとして成功を収めた後、自ら作詞作曲を手がける一人の音楽家として歩んでいく。それは、前例の少ない「道なき道」への挑戦でもあった。
ソロ活動を始めた頃、初のソロライブのステージで、こんな決意を語っていた。 「無限の可能性。その言葉のように突き進んでいきたい」 だが、希望を胸に踏み出した先で待っていたのは、戸惑いの日々だった。 「最初は本当に、何をしていいのかわからなかったんです。シンガーソングライターとしてスタートしたはずなのに、まだちゃんとスタートラインに立てていないような、そんな感覚もあったんですよね」 それから10年。シンガーソングライターとして活動を重ね、ソロデビュー10周年の節目には、日本武道館での単独公演も実現した。
それでも山本は、こう振り返る。 「ようやく、アーティストとしての人格のようなものが形成された10年間だったと思います」 ■50曲を超えても、なお「少ない」と思う理由 2016年のソロデビューアルバム『Rainbow』から、最新作となる5枚目のアルバム『Narrative』まで。10年間で自らが作詞・作曲に関わった楽曲は50曲を超える。 その数をどう受け止めているのか。 「少ないですね。自分でも少なく感じます」
では、曲を作ることへの思いはどう変わったのか。 「楽しさは、むしろ増していると思います。曲にすることで自分自身が救われたり、その曲をライブで披露したときに解放感を味わえたり。そういう経験を積み重ねてきたので、体が覚えているというか、細胞が学習しているような感覚なんです」 かつては何から始めればいいのかもわからなかった。それが今では、曲を作ること自体が自分の一部になっている。 だが、積み重ねてきた年月や作品の数だけでは、満たされない思いもある。
「10年間活動を続けてこられたことは、自分自身を褒めてあげたいです。『よくここまで来られたな』『続けてきてよかったな』という気持ちはあります。でも、その一方で、武道館公演のような大きな出来事以外に、形として残せた実績はどうだろう、とも思うんです」 その視線の先には、もう一つの目標がある。 ■「365日の紙飛行機」のような曲を、自分の手で 「多くの人に愛される曲を、今度はソロ名義で、自分自身が生み出したいという思いがあります」
山本が“曲の持つ力”を実感しているのが、自身がセンターを務めたAKB48の「365日の紙飛行機」だ。 「今でも仕事先で『365日の紙飛行機』を求めていただくことは多いですし、海外で歌ったときにも、現地の方々から大きな反応をいただくことがあります。そういう経験をすると、楽曲そのものが持っている知名度や力を感じますね」 グループで歌ってきた曲が、年月を経ても人々の記憶に残っている。 一方、この10年で音楽を取り巻く環境は大きく変わった。ストリーミングの再生回数やSNSの反応など、ヒットを測る物差しも多様になっている。
では、山本にとっての「ヒット曲」とは? 「SNSをよく見る人たちに広がる曲でもいいし、テレビを見る人たちに届く曲でもいい。ラジオをよく聴く人たちに愛される曲でもいいと思います。必ずしもすべての人に知られている必要はなくて、ある層に強く刺さる曲でもいい」 だが、そこには譲れない条件がある。 「『世間に受けそうな曲を作ろう』ということではないんです。すごくヒットしそうな曲だったとしても、それが自分の本心とは違うものだったら、たとえ周囲から高く評価されたとしても、自分自身は腑に落ちないと思うんですよね。
そこは譲れない部分です。自分のこだわりをどこまで大切にしながら、多くの人に届く作品を生み出せるのか。その両立を考えています」 一方で、すでに山本の音楽を人生の一部として受け止めている人たちもいる。ソロとして最初のシングル「イチリンソウ」には、今もさまざまな声が届くという。 「社会人1年目によく聴いていた」「実家を出て一人暮らしを始めた頃を思い出す」ーー。 「私自身の節目として書いた曲が、聴いてくださる方それぞれの人生の中にも存在しているんだなと感じるんです」
多くの人に知られることと、誰かの心に深く残ること。その両方を求めながら、山本は曲を書き続けている。 ■本番前に吐き気止めも…武道館で手にした「自信」 歌えて、踊れて、ギターも弾ける。アイドル時代から多彩な才能を発揮してきた山本だが、その内面は、必ずしも自信に満ちていたわけではない。 以前の取材では、自分に自信を持てないと語っていた。完璧なステージを求め、本番前に吐き気止めを飲んでいた時期もあったという。
「ミスをすることが許せないというか。もちろん、ミスはないに越したことはないんですけど、じゃあ、ミスをしなければいいライブなのかと言われると、必ずしもそうではないなと気づいたんです」 大きな転機となったのが、今年7月に開催したソロデビュー10周年記念の日本武道館公演だった。 筆者も会場に足を運んだ。アーティストによって大きくも小さくも見える武道館だが、この日の山本の存在感を前にすると、その空間が不思議と小さく感じられた。
「武道館って『魔物が住んでいる』と言われることもある場所じゃないですか。そんな武道館で、心から『ベストだった』と言えるライブができた。それは本当に、自信と財産以外の何物でもないと思います。自分はまだまだ腐っていないな、ということも再確認できました」 ステージから見た景色、客席から届いた熱量。そのすべてを、死ぬ間際にも思い出すだろうと語る。 「皆さんの声や熱量が、そのまま自分に乗っかっていたような感覚はありましたね。お客さんと、そのエネルギーを共有できた感じがしました」
公演後、ファンから届いた「みんなの夢だった」という言葉も忘れられない。 「武道館公演を終えて、あれは自分だけがやりたかったことじゃなかったんだと気づかせてもらいました。これだけ多くの人が待ち望んでくれていたんだな、ということを、皆さんの声から実感できたんです。それを聞いて、改めて感じたんです。頑張るのは、自分のためだけじゃないんだなって」 武道館で手にしたのは、自分への自信だけではない。歌い続けることが、誰かの夢にもつながっているという実感だった。
ただ、そこにたどり着くまでの10年間、つねに前を向いて走り続けていたわけではない。 ■「こういうアーティストでなければ」を手放した先に 2021年末、山本は活動休止を発表した。 以前の取材では、休止中に音楽とは違う道も考えたことを明かしている。それでも、音楽から離れるうちに、歌いたい、ライブがしたいという気持ちが自然と湧き上がってきた。 「それからは、『こういうアーティストでなければ』という意地を捨てて、もっと自由にやればいいと思えるようになりました。それがすごく楽になったんです」
その変化は、曲作りにも表れている。 アルバム『Narrative』に収録された「リトリート」には、将来への迷いが映し出されている。 「活動を再開してしばらくたった頃、将来のことや、この先のことを考えれば考えるほど、どうしたらいいのかわからなくなる時期があって。一度、何も考えたくないという気持ちになっていました」 そんなとき、ギターを弾いていると、メロディーと歌詞が同時にあふれ出した。それを、心の底から出てきた叫びのように感じたという。
「だからこそ、未完成の状態でもライブの弾き語りでワンコーラスを歌いました。そのときの思いの鮮度というか、温度が残っているうちに、形にしておきたいと思ったんです。 悩んだことや苦労したことを、マイナスのままで終わらせたくないという気持ちがあるんです。だから、そういう感情を自分の中で消化するために、曲を書いて歌っているところもあると思います」 孤独や葛藤を歌にすることで、自分自身が救われる。その経験が、歌詞への向き合い方も変えていった。
「ふんわり歌って、ふんわり受け止められるくらいなら、たとえ届く相手が限られていても、誰かに深く突き刺さるような歌詞を書くのもいいなと思うようになりました」 「リトリート」のラストには、こんな願いがつづられている。 「ねえ いつかはどんな私でも愛せますように」 ■1つの夢をかなえた先で、また新しい夢が生まれる アルバム『Narrative』のリード曲「Runner」には、倒れても立ち上がり、不完全な自分を受け入れながら走り続ける意志が込められている。
「やっぱり私は、何かに挑戦しているときの自分が好きなんですよね。そういうときに、生きがいを感じるんです」 日本武道館での単独公演を成功させた今も、その思いは変わらない。 「武道館公演は大きな節目でした。でも、あくまでもターニングポイントであり、通過点なんです。ゴールではないということは、自分自身でも思っていました」 次に見据えるのは、地元・大阪の大阪城ホールでのライブだ。 「つねに自分を更新して、超えていけるアーティストでありたい。節目節目で『今年もこの場所でやり遂げたな』と思えるような、大きな出来事を作っていきたいです」
一つの夢をかなえた先に、また新しい夢が生まれる。その思いは、アルバム『Narrative』のタイトルにも重なる。山本は自身のSNSで「ここからまた、私の人生という名の物語は続いていく」とつづっている。 ただ、10年間の活動を経て、何より大切だと感じるようになったことがある。 「10年やってきただけでも、続けることって簡単ではないんだなと感じました。これが15年、20年、30年となれば、なおさらだと思うんです」
では、これから何を大切にしていくのか。 「すごく基本的なことですけど、まずは続けること。そして、活動を続ける中で、大きな出来事や新しい目標を1つずつ実現していきたいですね」 シンガーソングライターになる夢をかなえるために、アイドルの道を選んだ。やがてその夢を実現し、10年の歳月を重ねた。 だが、夢をかなえた先にあったのは、喜びだけではなかった。迷いや葛藤を抱え、ときには音楽から離れることもあった。
そんな歳月を経てなお、かなえたい夢がある。自分の手で、多くの人に愛される一曲を生み出すことだ。終わりも、近道もない。自分の言葉とメロディーを紡ぎながら、山本彩は走り続ける。
1つの山を登り切った先に、また別の山が見えてくる。 NMB48のエースとして活躍し、2016年にソロデビューした山本彩。グループ卒業から8年、シンガーソングライターとして活動を続け、ソロデビュー10周年を記念した日本武道館での単独公演も実現した。 それでも、自身のキャリアに「まだ欠けている部分がある」と感じている。今も胸に抱いているのは、ソロ名義で多くの人に愛されるヒット曲を生み出したいという思いだ。
【写真24枚】スタジオから街角まで。《山本彩》の“まっすぐな眼差し”を全部見る 喜びも葛藤も、活動休止もあった10年間。山本彩は今も、自分だけの答えを探し続けている。 ■音楽人生は20年近く、それでも遠かった「スタートライン」 「例えば、ヒット曲を生み出すこと。自分のキャリアにまだ欠けている部分なのかなと思います」 ソロデビューから10年。できたことと、まだできていないことを尋ねると、こちらの目をまっすぐ見て、よどみなく答えた。
アイドル時代から彼女を知る人は多いだろう。実は、その音楽人生はNMB48よりも前に始まっている。08年、ガールズバンド「MAD CATZ」のメンバーとしてメジャーデビュー。その後、NMB48のエースとして活躍し、16年にソロデビューした。 音楽の世界に身を置いて、20年近く。その歩みの根底には、シンガーソングライターになりたいという夢があった。 山本はその夢をかなえるために、アイドルの道を選んだ。グループの中心メンバーとして成功を収めた後、自ら作詞作曲を手がける一人の音楽家として歩んでいく。それは、前例の少ない「道なき道」への挑戦でもあった。
ソロ活動を始めた頃、初のソロライブのステージで、こんな決意を語っていた。 「無限の可能性。その言葉のように突き進んでいきたい」 だが、希望を胸に踏み出した先で待っていたのは、戸惑いの日々だった。 「最初は本当に、何をしていいのかわからなかったんです。シンガーソングライターとしてスタートしたはずなのに、まだちゃんとスタートラインに立てていないような、そんな感覚もあったんですよね」 それから10年。シンガーソングライターとして活動を重ね、ソロデビュー10周年の節目には、日本武道館での単独公演も実現した。
それでも山本は、こう振り返る。 「ようやく、アーティストとしての人格のようなものが形成された10年間だったと思います」 ■50曲を超えても、なお「少ない」と思う理由 2016年のソロデビューアルバム『Rainbow』から、最新作となる5枚目のアルバム『Narrative』まで。10年間で自らが作詞・作曲に関わった楽曲は50曲を超える。 その数をどう受け止めているのか。 「少ないですね。自分でも少なく感じます」
では、曲を作ることへの思いはどう変わったのか。 「楽しさは、むしろ増していると思います。曲にすることで自分自身が救われたり、その曲をライブで披露したときに解放感を味わえたり。そういう経験を積み重ねてきたので、体が覚えているというか、細胞が学習しているような感覚なんです」 かつては何から始めればいいのかもわからなかった。それが今では、曲を作ること自体が自分の一部になっている。 だが、積み重ねてきた年月や作品の数だけでは、満たされない思いもある。
「10年間活動を続けてこられたことは、自分自身を褒めてあげたいです。『よくここまで来られたな』『続けてきてよかったな』という気持ちはあります。でも、その一方で、武道館公演のような大きな出来事以外に、形として残せた実績はどうだろう、とも思うんです」 その視線の先には、もう一つの目標がある。 ■「365日の紙飛行機」のような曲を、自分の手で 「多くの人に愛される曲を、今度はソロ名義で、自分自身が生み出したいという思いがあります」
山本が“曲の持つ力”を実感しているのが、自身がセンターを務めたAKB48の「365日の紙飛行機」だ。 「今でも仕事先で『365日の紙飛行機』を求めていただくことは多いですし、海外で歌ったときにも、現地の方々から大きな反応をいただくことがあります。そういう経験をすると、楽曲そのものが持っている知名度や力を感じますね」 グループで歌ってきた曲が、年月を経ても人々の記憶に残っている。 一方、この10年で音楽を取り巻く環境は大きく変わった。ストリーミングの再生回数やSNSの反応など、ヒットを測る物差しも多様になっている。
では、山本にとっての「ヒット曲」とは? 「SNSをよく見る人たちに広がる曲でもいいし、テレビを見る人たちに届く曲でもいい。ラジオをよく聴く人たちに愛される曲でもいいと思います。必ずしもすべての人に知られている必要はなくて、ある層に強く刺さる曲でもいい」 だが、そこには譲れない条件がある。 「『世間に受けそうな曲を作ろう』ということではないんです。すごくヒットしそうな曲だったとしても、それが自分の本心とは違うものだったら、たとえ周囲から高く評価されたとしても、自分自身は腑に落ちないと思うんですよね。
そこは譲れない部分です。自分のこだわりをどこまで大切にしながら、多くの人に届く作品を生み出せるのか。その両立を考えています」 一方で、すでに山本の音楽を人生の一部として受け止めている人たちもいる。ソロとして最初のシングル「イチリンソウ」には、今もさまざまな声が届くという。 「社会人1年目によく聴いていた」「実家を出て一人暮らしを始めた頃を思い出す」ーー。 「私自身の節目として書いた曲が、聴いてくださる方それぞれの人生の中にも存在しているんだなと感じるんです」
多くの人に知られることと、誰かの心に深く残ること。その両方を求めながら、山本は曲を書き続けている。 ■本番前に吐き気止めも…武道館で手にした「自信」 歌えて、踊れて、ギターも弾ける。アイドル時代から多彩な才能を発揮してきた山本だが、その内面は、必ずしも自信に満ちていたわけではない。 以前の取材では、自分に自信を持てないと語っていた。完璧なステージを求め、本番前に吐き気止めを飲んでいた時期もあったという。
「ミスをすることが許せないというか。もちろん、ミスはないに越したことはないんですけど、じゃあ、ミスをしなければいいライブなのかと言われると、必ずしもそうではないなと気づいたんです」 大きな転機となったのが、今年7月に開催したソロデビュー10周年記念の日本武道館公演だった。 筆者も会場に足を運んだ。アーティストによって大きくも小さくも見える武道館だが、この日の山本の存在感を前にすると、その空間が不思議と小さく感じられた。
「武道館って『魔物が住んでいる』と言われることもある場所じゃないですか。そんな武道館で、心から『ベストだった』と言えるライブができた。それは本当に、自信と財産以外の何物でもないと思います。自分はまだまだ腐っていないな、ということも再確認できました」 ステージから見た景色、客席から届いた熱量。そのすべてを、死ぬ間際にも思い出すだろうと語る。 「皆さんの声や熱量が、そのまま自分に乗っかっていたような感覚はありましたね。お客さんと、そのエネルギーを共有できた感じがしました」
公演後、ファンから届いた「みんなの夢だった」という言葉も忘れられない。 「武道館公演を終えて、あれは自分だけがやりたかったことじゃなかったんだと気づかせてもらいました。これだけ多くの人が待ち望んでくれていたんだな、ということを、皆さんの声から実感できたんです。それを聞いて、改めて感じたんです。頑張るのは、自分のためだけじゃないんだなって」 武道館で手にしたのは、自分への自信だけではない。歌い続けることが、誰かの夢にもつながっているという実感だった。
ただ、そこにたどり着くまでの10年間、つねに前を向いて走り続けていたわけではない。 ■「こういうアーティストでなければ」を手放した先に 2021年末、山本は活動休止を発表した。 以前の取材では、休止中に音楽とは違う道も考えたことを明かしている。それでも、音楽から離れるうちに、歌いたい、ライブがしたいという気持ちが自然と湧き上がってきた。 「それからは、『こういうアーティストでなければ』という意地を捨てて、もっと自由にやればいいと思えるようになりました。それがすごく楽になったんです」
その変化は、曲作りにも表れている。 アルバム『Narrative』に収録された「リトリート」には、将来への迷いが映し出されている。 「活動を再開してしばらくたった頃、将来のことや、この先のことを考えれば考えるほど、どうしたらいいのかわからなくなる時期があって。一度、何も考えたくないという気持ちになっていました」 そんなとき、ギターを弾いていると、メロディーと歌詞が同時にあふれ出した。それを、心の底から出てきた叫びのように感じたという。
「だからこそ、未完成の状態でもライブの弾き語りでワンコーラスを歌いました。そのときの思いの鮮度というか、温度が残っているうちに、形にしておきたいと思ったんです。 悩んだことや苦労したことを、マイナスのままで終わらせたくないという気持ちがあるんです。だから、そういう感情を自分の中で消化するために、曲を書いて歌っているところもあると思います」 孤独や葛藤を歌にすることで、自分自身が救われる。その経験が、歌詞への向き合い方も変えていった。
「ふんわり歌って、ふんわり受け止められるくらいなら、たとえ届く相手が限られていても、誰かに深く突き刺さるような歌詞を書くのもいいなと思うようになりました」 「リトリート」のラストには、こんな願いがつづられている。 「ねえ いつかはどんな私でも愛せますように」 ■1つの夢をかなえた先で、また新しい夢が生まれる アルバム『Narrative』のリード曲「Runner」には、倒れても立ち上がり、不完全な自分を受け入れながら走り続ける意志が込められている。
「やっぱり私は、何かに挑戦しているときの自分が好きなんですよね。そういうときに、生きがいを感じるんです」 日本武道館での単独公演を成功させた今も、その思いは変わらない。 「武道館公演は大きな節目でした。でも、あくまでもターニングポイントであり、通過点なんです。ゴールではないということは、自分自身でも思っていました」 次に見据えるのは、地元・大阪の大阪城ホールでのライブだ。 「つねに自分を更新して、超えていけるアーティストでありたい。節目節目で『今年もこの場所でやり遂げたな』と思えるような、大きな出来事を作っていきたいです」
一つの夢をかなえた先に、また新しい夢が生まれる。その思いは、アルバム『Narrative』のタイトルにも重なる。山本は自身のSNSで「ここからまた、私の人生という名の物語は続いていく」とつづっている。 ただ、10年間の活動を経て、何より大切だと感じるようになったことがある。 「10年やってきただけでも、続けることって簡単ではないんだなと感じました。これが15年、20年、30年となれば、なおさらだと思うんです」
では、これから何を大切にしていくのか。 「すごく基本的なことですけど、まずは続けること。そして、活動を続ける中で、大きな出来事や新しい目標を1つずつ実現していきたいですね」 シンガーソングライターになる夢をかなえるために、アイドルの道を選んだ。やがてその夢を実現し、10年の歳月を重ねた。 だが、夢をかなえた先にあったのは、喜びだけではなかった。迷いや葛藤を抱え、ときには音楽から離れることもあった。
そんな歳月を経てなお、かなえたい夢がある。自分の手で、多くの人に愛される一曲を生み出すことだ。終わりも、近道もない。自分の言葉とメロディーを紡ぎながら、山本彩は走り続ける。
この記事の単語 (244)
×20
曲
きょく
1. composition; piece of music; song; track (on a record) 2. tune; melody; air
×15
山本
やまもと
1. foot of a mountain; base of a mountain 2. mine; colliery
×11
感じる
かんじる
to feel; to sense; to experience
×9
活動
かつどう
1. activity (of a person, organization, animal, volcano, etc.); action 2. movie (esp. during the silent movie period)
×9
公演
こうえん
1. public performance 2. exhibition in a foreign country
×8
思い
おもい
1. thought 2. imagination; mind; heart
×8
武道館
ぶどうかん
martial arts stadium
×6
愛する
あいする
to love
×6
生み出す
うみだす
1. to create; to bring forth; to produce 2. to invent; to think up and bring into being
×6
年間
ねんかん
1. (period of) a year 2. during an era
×6
かなえる
1. to grant (request, wish); to answer (prayer) 2. to fulfill (conditions); to meet (requirements)
×6
自分自身
じぶんじしん
oneself; myself
×6
届く
とどく
1. to reach; to touch; to get to; to carry (of sound) 2. to be delivered; to arrive
×5
日本武道館
にほんぶどうかん
Nihonbudoukan (place)
×5
実現
じつげん
implementation (e.g. of a system); materialization; materialisation; realization; realisation; actualization; actualisation
×5
人生
じんせい
(human) life (i.e. conception to death)
×5
節目
ふしめ
1. turning point; critical juncture 2. knot (in a tree, etc.)
×5
自信
じしん
self-confidence; confidence (in oneself)
×4
周年
しゅうねん
1. whole year; entire year 2. n-th year anniversary
×4
単独
たんどく
1. sole; single; solo 2. independence; singleness; singularity
×4
自身
じしん
(one's) self; oneself
×4
部分
ぶぶん
portion; section; part
×3
活躍
かつやく
1. activity (esp. energetic); great efforts; conspicuous service 2. to flourish; to participate actively; to play an active role
×3
記念
きねん
commemoration; celebration; honoring the memory of something; turning something into a memento; memory
×3
欠ける
かける
1. to be chipped; to be damaged; to be broken 2. to be lacking; to be missing
×3
胸
むね
1. chest; breast 2. breasts; bosom; bust
×3
名義
めいぎ
1. name (esp. on a deed, contract, etc.) 2. moral duty
×3
葛藤
かっとう
conflict; complication; troubles; discord
×3
休止
きゅうし
pause; cessation; rest
×3
頃
ころ
1. (approximate) time; around; about; toward 2. suitable time (or condition)
×3
語る
かたる
1. to talk about; to speak of; to tell; to narrate 2. to recite; to chant
×3
感覚
かんかく
sense; sensation; feeling; intuition
×3
越える
こえる
1. to cross over; to cross; to pass through; to pass over (out of); to go beyond; to go past 2. to exceed; to surpass; to be more (than)
×3
受け止める
うけとめる
1. to catch; to stop the blow 2. to react to; to take (advice, etc.); to accept; to come to grips with
×3
出来事
できごと
incident; affair; happening; event
×3
紙飛行機
かみひこうき
paper airplane (aeroplane)
×3
実感
じっかん
1. real feeling; actual feeling 2. to actually feel; to have a real feeling (that ...); to experience personally
×3
求める
もとめる
1. to want; to wish for 2. to request; to demand; to require; to ask for
×3
経る
へる
1. to pass; to elapse; to go by 2. to pass through; to go through
×3
しも
1. frost 2. white hair; grey hair; gray hair
×3
って
1. you said; he said; she said; they said 2. if ... then
×3
唯
ただ
1. ordinary; common; usual 2. free of charge
×3
歌詞
かし
song lyrics; words of a song; libretto
×2
抱く
いだく
1. to hold in one's arms (e.g. a baby); to embrace; to hug 2. to have (a thought or feeling); to hold; to harbour (suspicion, doubt, etc.); to harbor; to bear (a grudge, ill will, etc.); to entertain (hope, illusions, etc.); to cherish (e.g. an ambition)
×2
喜び
よろこび
joy; delight; rapture; pleasure; gratification; rejoicing; congratulations; felicitations
×2
成功
せいこう
success; hit
×2
自ら
みずから
1. oneself 2. oneself; for oneself; personally; in person
×2
挑戦
ちょうせん
challenge; defiance; dare; attempt; try
×2
本当
ほんとう
1. truth; reality; actuality; fact 2. proper; right; correct; official
×2
重ねる
かさねる
1. to pile up; to heap up; to stack up; to put on top of another 2. to repeat many times over; to go through repeatedly; to accumulate
×2
猶
なお
1. still; yet 2. more; still more; greater; further
×2
楽曲
がっきょく
musical composition; tune
×2
数
かず
number; amount
×2
救う
すくう
to rescue from; to help out of; to save
×2
積み重ねる
つみかさねる
to pile up; to accumulate
×2
一部
いちぶ
1. one part; one portion; one section; some 2. one copy (e.g. of a document)
×2
年月
としつき
months and years
×2
作品
さくひん
work (e.g. book, film, composition, etc.); opus; performance; production
×2
目標
もくひょう
1. goal; target; aim; objective 2. mark; sign; landmark
×2
反応
はんのう
reaction; response
×2
譲る
ゆずる
1. to hand over; to transfer; to turn over; to assign; to convey; to bequeath 2. to give up (e.g. one's seat); to give way
×2
たとえ
1. example 2. simile; metaphor; allegory; fable; parable
×2
吐き気
はきけ
nausea; sickness in the stomach
×2
以前
いぜん
ago; since; before; previous
×2
取材
しゅざい
1. news coverage; collecting data (e.g. for an article); covering (something for media) 2. interview
×2
時期
じき
time; season; period; phase; stage
×2
気付く
きづく
to notice; to recognize; to recognise; to become aware of; to perceive; to realize; to realise
×2
熱量
ねつりょう
1. quantity of heat; heat value; calorific value; calories 2. (degree of) enthusiasm; zeal; passion
×2
常
つね
usual state of things
×2
離れる
はなれる
1. to be separated; to be apart; to be distant 2. to leave; to go away
×2
迷い
まよい
1. hesitation; bewilderment; perplexity; doubt; indecision 2. illusion; delusion
×2
ふんわり
gently; airily; fluffily
×2
綴る
つづる
1. to spell 2. to write; to compose; to frame
×2
歳月
さいげつ
time; years
×1
町角
まちかど
street corner
×1
眼差し
まなざし
(a) look; gaze
×1
答え
こたえ
answer; reply; response; solution
×1
淀み
よどみ
1. stagnation; deposit; sediment; backwater 2. faltering; hesitation; pause
×1
実
じつ
1. truth; reality 2. sincerity; honesty; fidelity
×1
身
み
1. body 2. oneself
×1
歩み
あゆみ
1. walking 2. pace; step
×1
根底
こんてい
root; basis; foundation
×1
中心
ちゅうしん
1. center; centre; middle; heart; core; focus; pivot; emphasis; balance 2. -centered; -centred; -focused; -oriented; centered on; focused on
×1
収める
おさめる
1. to dedicate; to make an offering; to pay (fees) 2. to supply
×1
作詞作曲
さくしさっきょく
songwriting (words and music)
×1
手掛ける
てがける
1. to handle; to manage; to deal with; to work with; to have experience with 2. to rear; to look after
×1
音楽家
おんがくか
musician
×1
歩む
あゆむ
1. to walk; to go on foot 2. to tread (a figurative path); to follow; to lead (a life); to experience
×1
前例
ぜんれい
precedent
×1
ソロ活動
ソロかつどう
solo activities (e.g. of a band member); solo work; performing solo; solo career
×1
初
はつ
first; new
×1
決意
けつい
decision; determination; resolution
×1
無限
むげん
1. infinity; infinitude; eternity 2. infinite; limitless
×1
可能性
かのうせい
potentiality; likelihood; possibility; availability
×1
突き進む
つきすすむ
to push on; to plunge forward; to push one's way to
×1
希望
きぼう
hope; wish; aspiration
×1
踏み出す
ふみだす
1. to step forward; to step forth; to advance 2. to start; to embark on; to set forth on; to take steps toward
×1
戸惑い
とまどい
1. being at sea; losing one's bearings; confusion; wonderment 2. disorientation upon waking at night
×1
日々
ひび
every day; daily; day after day; days (e.g. good old days)
×1
ちゃんと
1. diligently; seriously; earnestly; reliably; steadily; legitimately 2. perfectly; properly; exactly; orderly; punctually; regularly
×1
振り返る
ふりかえる
1. to turn one's head; to look over one's shoulder; to turn around; to look back 2. to think back (on); to reminisce; to look back (on); to reflect (on)
×1
漸く
ようやく
1. finally; at last 2. barely; narrowly; hardly; only just
×1
人格
じんかく
personality; character; individuality; personhood
×1
のよ
Noyo (unclass)
×1
うな
eel (esp. the Japanese eel, Anguilla japonica)
×1
形成
けいせい
1. formation; molding; making up; taking form; giving form to 2. repair (e.g. plastic surgery); replacement; -plasty
×1
最新作
さいしんさく
most recent work (e.g. book, film, etc.); latest work; latest offering
×1
作詞
さくし
(writing) song lyrics
×1
作曲
さっきょく
composition; setting (of music)
×1
関わる
かかわる
1. to be affected; to be influenced 2. to be concerned with; to have to do with
×1
寧ろ
むしろ
rather; better; instead; if anything
×1
増す
ます
to increase; to grow
×1
披露
ひろう
announcement; presentation; demonstration; displaying; showing; introducing; exhibiting; unveiling; revealing; showcasing; performing; giving a rendition
×1
解放感
かいほうかん
sense of liberation; feeling of freedom
×1
味わう
あじわう
1. to taste; to savor; to savour; to relish 2. to appreciate; to enjoy; to relish; to digest
×1
細胞
さいぼう
1. cell 2. cell (in an organization, esp. a communist party)
×1
学習
がくしゅう
study; learning; tutorial
×1
嘗て
かつて
1. once; before; formerly; ever; former; ex- 2. never yet; never before; first time; still not happened
×1
自体
じたい
1. itself 2. one's own body; oneself
×1
満たす
みたす
1. to satisfy (conditions, one's appetite, etc.); to meet (e.g. demands); to fulfill; to gratify 2. to fill (e.g. a cup); to pack; to supply
×1
褒める
ほめる
to praise; to commend; to compliment; to speak well of; to speak highly of
×1
残す
のこす
1. to leave (behind) 2. to leave (undone); to not finish
×1
実績
じっせき
achievements; actual results; accomplishments; past results; track record
×1
視線
しせん
one's line of sight; one's gaze; one's eyes (looking); glance; gaze; look
×1
務める
つとめる
1. to work (for); to be employed (at); to serve (in) 2. to serve (as); to act (as); to fill (the position of); to play the role (of)
×1
海外
かいがい
foreign; abroad; overseas
×1
現地
げんち
actual place; local; on-site
×1
方々
かたがた
1. people; (all) persons; everyone; ladies and gentlemen 2. you (usu. plural)
×1
知名度
ちめいど
degree of familiarity; popularity
×1
人々
ひとびと
1. people; men and women 2. each person; everybody
×1
記憶
きおく
1. memory; recollection; remembrance 2. storage
×1
取り巻く
とりまく
to surround; to encircle; to enclose
×1
環境
かんきょう
environment; circumstance
×1
再生回数
さいせいかいすう
view count (of a video); total number of views
×1
測る
はかる
1. to measure; to weigh; to survey; to time (sound, gauge, estimate) 2. to conjecture; to infer; to surmise
×1
物差し
ものさし
ruler; measure
×1
多様
たよう
diverse; varied
×1
広がる
ひろがる
to spread (out); to extend; to stretch; to reach to; to get around; to fill (e.g. a space)
×1
層
そう
1. layer; stratum; seam; bed 2. class; stratum; bracket; group
×1
刺さる
ささる
1. to stick into (of something with a sharp point); to prick; to pierce; to get stuck (in); to lodge (in) 2. to resonate emotionally; to move
×1
条件
じょうけん
condition; term; requirement; qualification; prerequisite
×1
世間
せけん
world; society; people; the public
×1
本心
ほんしん
1. true feelings; real intention; one's heart 2. one's right mind; one's senses; one's conscience
×1
周囲
しゅうい
1. surroundings; environs 2. circumference
×1
評価
ひょうか
1. valuation; appraisal; evaluation; assessment; estimation; rating; judging 2. appreciation; recognition; acknowledgement; rating highly; praising
×1
腑に落ちない
ふにおちない
cannot understand; doesn't make sense; unconvincing; hard to swallow; doesn't ring true
×1
こだわり
1. obsession; fixation; hangup; determination; fastidiousness; pickiness about (trait, style, etc.) 2. complaining; criticizing
×1
両立
りょうりつ
compatibility; coexistence; standing together
×1
既に
すでに
already; too late
×1
社会人
しゃかいじん
working adult; full-fledged member of society
×1
実家
じっか
(one's parents') home
×1
独り暮らし
ひとりぐらし
living by oneself; living alone
×1
私自身
わたしじしん
myself
×1
存在
そんざい
existence; being
×1
弾ける
はじける
1. to burst open; to split open; to pop 2. to be bursting with (e.g. youth, laughter, flavor)
×1
多彩
たさい
variegated; varicoloured; varicolored; multi-coloured; multi-colored; diverse
×1
才能
さいのう
talent; ability
×1
発揮
はっき
show (of power, ability, etc.); exhibition; demonstration; display; manifestation
×1
内面
ないめん
inside; interior
×1
満ちる
みちる
1. to be full 2. to wax (e.g. moon)
×1
完璧
かんぺき
perfect; complete; flawless
×1
止め
とめ
1. (a) stop (e.g. in a timber joint, or at the end of a kanji stroke) 2. remaining (e.g. poste-restante)
×1
許す
ゆるす
1. to permit; to allow; to approve; to consent to 2. to forgive; to pardon; to excuse; to tolerate
×1
越す
こす
1. to cross over (e.g. mountain); to go across 2. to get over (e.g. hardship)
×1
転機
てんき
turning point
×1
開催
かいさい
holding (a conference, exhibition, etc.); opening; hosting (e.g. the Olympics)
×1
筆者
ひっしゃ
writer; author
×1
存在感
そんざいかん
presence (impressive quality)
×1
空間
くうかん
space; room; airspace
×1
不思議
ふしぎ
1. wonderful; marvelous; strange; incredible; amazing; curious; miraculous; mysterious 2. strangely enough; oddly enough; for some reason; curiously
×1
魔物
まもの
demon; devil; evil spirit; monster; goblin; apparition
×1
財産
ざいさん
property; fortune; assets
×1
何物
なにもの
1. something 2. nothing (with neg. verb)
×1
未だ未だ
まだまだ
1. still; much more; (not) yet 2. still a long way to go; still a long way off; not there yet
×1
腐る
くさる
1. to rot; to go bad; to decay; to spoil; to fester; to decompose; to turn sour (e.g. milk) 2. to corrode; to weather; to crumble
×1
再確認
さいかくにん
reaffirmation; reconfirmation; revalidation
×1
客席
きゃくせき
1. guest seating (e.g. theater, stadium); passenger seat (e.g. taxi) 2. audience
×1
間際
まぎわ
the point just before; the point of doing; the verge of happening
×1
そのまま
1. without change; as is 2. just like; extremely similar
×1
お客さん
おきゃくさん
1. guest; visitor 2. customer; client; shopper; spectator; audience; tourist; sightseer; passenger
×1
共有
きょうゆう
1. joint ownership; co-ownership; sharing (e.g. a viewpoint) 2. sharing (files, devices on a network, posts on social media, etc.)
×1
感じ
かんじ
feeling; sense; impression
×1
待ち望む
まちのぞむ
to wait eagerly for; to look forward to
×1
改めて
あらためて
1. another time; again; over again; once again; anew 2. formally; especially; intentionally; deliberately
×1
頑張る
がんばる
1. to persevere; to persist; to keep at it; to hang on; to hold out; to do one's best 2. to insist that; to stick to (one's opinion)
×1
繋がる
つながる
1. to be tied together; to be connected to; to be linked to 2. to lead to; to be related to
×1
辿り着く
たどりつく
to arrive at (after a struggle); to finally reach; to find one's way to; to finally hit on (e.g. an idea)
×1
向く
むく
1. to turn toward; to look (up, down, etc.) 2. to face (e.g. east); to look out on
×1
手放す
てばなす
1. to let go of; to release; to drop 2. to part with (e.g. a possession); to relinquish; to spare; to sell
×1
発表
はっぴょう
announcement; publication; presenting; statement; communique; making known; breaking (news story); expressing (one's opinion); releasing; unveiling
×1
明かす
あかす
1. to pass (the night); to spend 2. to reveal; to divulge; to disclose; to expose
×1
自然
しぜん
1. nature 2. natural; spontaneous; automatic
×1
湧き上がる
わきあがる
1. to boil up; to come to the boil; to seethe 2. to arise; to break out
×1
意地
いじ
1. stubbornness; obstinacy; willpower; pride 2. disposition; nature
×1
変化
へんか
1. change; variation; alteration; mutation; transition; transformation; transfiguration; metamorphosis 2. variety; diversity
×1
曲作り
きょくづくり
musical composition; melody writing; song writing
×1
表れる
あらわれる
1. to appear; to come in sight; to become visible; to come out; to embody; to materialize; to materialise 2. to be expressed (e.g. emotions); to become apparent (e.g. trends, effects)
×1
収録
しゅうろく
1. compilation; editing 2. recording
×1
映し出す
うつしだす
1. to project; to show 2. to portray; to depict; to describe; to reflect
×1
再開
さいかい
reopening; resumption; restarting
×1
この先
このさき
beyond this point; from now on; after this
×1
同時
どうじ
simultaneous; concurrent; same time; synchronous; together
×1
溢れ出す
あふれだす
to begin to overflow; to start overflowing; to pour out
×1
底
そこ
bottom; sole
×1
叫び
さけび
shout; scream; outcry
×1
こそ
1. it is ... that ...; precisely; in particular; definitely; for sure; only (when, after, because, etc.) 2. although; while; it is the case that ... but
×1
未完成
みかんせい
incompletion; incomplete; unfinished
×1
状態
じょうたい
state; condition; situation; appearance; circumstances
×1
弾き語り
ひきがたり
singing to one's own accompaniment; reciting while playing the shamisen, biwa, etc.
×1
鮮度
せんど
(degree of) freshness
×1
温度
おんど
temperature
×1
悩む
なやむ
to be worried; to be troubled
×1
苦労
くろう
1. trouble; hardship; difficulty; labour; labor; toil; pains 2. anxiety; worry; concern; cares
×1
侭
まま
1. as it is; as one likes; because; as 2. condition; state
×1
感情
かんじょう
emotion; feeling; feelings; sentiment
×1
消化
しょうか
1. digestion (of food) 2. digestion (of information); assimilation; thorough understanding
×1
孤独
こどく
solitude; loneliness; isolation
×1
向き合う
むきあう
1. to be opposite; to face each other 2. to confront (an issue); to face
×1
相手
あいて
1. companion; partner; company 2. other party; addressee
×1
限る
かぎる
1. to restrict; to limit; to confine 2. to be restricted to; to be limited to; to be confined to
×1
突き刺さる
つきささる
to stick into; to pierce; to run into
×1
願い
ねがい
1. desire; wish; hope 2. request; entreaty; plea; appeal
×1
立ち上がる
たちあがる
1. to stand up; to get up 2. to rise
×1
不完全
ふかんぜん
imperfect; incomplete; faulty; defective
×1
受け入れる
うけいれる
to accept; to receive; to agree
×1
意志
いし
will; volition; intention; intent; determination
×1
込める
こめる
1. to load (a gun, etc.); to charge 2. to put into (e.g. emotion, effort)
×1
生き甲斐
いきがい
reason for living; something one lives for; purpose in life; raison d'être
×1
飽くまで
あくまで
1. to the end; to the bitter end; to the last; stubbornly; persistently; consistently; to the utmost 2. after all; it must be remembered; only; purely; simply
×1
通過点
つうかてん
waypoint (e.g. with a GPS); checkpoint
×1
見据える
みすえる
1. to stare fixedly at; to fix one's gaze on 2. to make sure of; to set one's eyes on (e.g. the future); to focus on
×1
地元
じもと
1. home area; home town 2. local
×1
大阪
おおさか
1. Osaka (city, prefecture) 2. large hill
×1
大阪城
おおさかじょう
Osaka Castle (place)
×1
更新
こうしん
renewal; update; innovation; improvement
×1
遣り遂げる
やりとげる
to accomplish; to finish; to carry through; to follow through
×1
重なる
かさなる
1. to be piled up; to lie on top of one another 2. to come one after another; to happen over and over; to pile up (e.g. stress); to accumulate
×1
物語
ものがたり
tale; story; legend
×1
尚更
なおさら
1. still more; even more; all the more 2. still less; even less
×1
基本的
きほんてき
fundamental; basic
×1
軈て
やがて
1. before long; soon; shortly 2. almost; nearly
×1
抱える
かかえる
1. to hold or carry under or in the arms 2. to have (esp. problems, debts, etc.)
×1
近道
ちかみち
short way; shortcut
×1
紡ぐ
つむぐ
1. to spin; to make yarn 2. to spin (a tale); to assemble (e.g. words); to put together