Published: 2025-03-11 20:10

金メダルのひもが破れた……「どうすればいい？」→パラリンピック選手がSNSで助けを求め、話題に

パリ2024パラリンピックの陸上男子400メートル（義足T62) で金メダルを獲得した、アメリカのハンター・ウッドホール選手が、インスタグラムを更新。メダルを破損してしまったことを明かしました。

【実際の映像】破損してしまったメダルがこちら

ハンター選手はインスタグラムに動画を投稿し、ことの経緯を説明。動画には妻で、同じくパリ2024オリンピックの女子走幅跳で金メダルを獲得した、タラ・デイビス・ウッドホール選手の姿も映っています。

メダルのひもが一部、ちぎれてしまったと説明するハンター選手。国際オリンピック委員会（IOC）に問い合わせると、ひもを修復できるとの回答があったといいます。

しかし、メダルをひもから外すことができないため、修復するとなればメダルを傷つけてしまう可能性があるそう。

「このメダルを返して、修復されたひもがついた新しいメダルを送ってもらったほうがいいでしょうか？でもそれだと、新しいメダルになってしまいます」

「それかこのメダルは手放さず、ひもを縫うなどして修復したほうがいいと思いますか？メダルには小さな穴やへこみがあるけど、いい話のネタにはなりそうだよね」

それを聞いたタラ選手は「50歳になったとき、『元のメダルを残しておけばよかった』と思うんじゃない？」と、ハンター選手に問いかけます。

ハンター選手はどうするべきか決められないようです。

「でもこのメダルと一緒に表彰台に立った。これをレースの後にもらった」

タラ選手は「それを言っているんだよ、絶対後悔すると思う」とアドバイスします。

ハンター選手は「みんなで勝ち取ったメダルのようにも感じています。みなさんからの意見が聞きたい」といい、動画を締めくくりました。

ユーザー①「そのまま残しておいて！返してしまってはダメです。それは"あなたの"メダルですから」

ユーザー②「今のメダルを取っておいて、ひもを縫うべきです。へこみは（メダルの）個性だと思います」

ユーザー③「取っておいたほうがいいです！私は裁縫師ですが、ひもは直せるはずです」

この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳：久保舞菜美