Published: 2025-01-17 21:10

1400万円の新しいメルセデスAMGには、日本車にはない煌びやかさと過激さがあった!!! 新型CLE53 4マティック＋ カブリオレに迫る

日本に上陸した新型メルセデスAMGの「CLE53 4マティック＋ カブリオレ」に、早速、小川フミオが乗った。優雅で過激なオープンモデルの印象とは。

【写真を見る】新型CLE53 4マティック＋ カブリオレの細部（19枚）ド派手な内外装がスゴい!!!

メルセデスAMGの新型CLE53 4マティック＋ カブリオレに、2025年1月に試乗した。24年11月に日本発売開始されたばかりの4人乗りカブリオレで、エレガントで機能的、かつ速いのに感心！

新型CLE53 4マティック＋ カブリオレは、全長4855mmのボディに、2996cc直列6気筒ガソリンターボエンジンを搭載。330kWの最高出力と560Nmの最大トルクをもち、9段オートマチック変速機を介して前後の車輪を駆動する。

最大の魅力といいたいのが、ボディスタイルだ。電動ソフトトップを開けると、ちゃんと4人が乗れるシートがあらわれる。横からみると、長めの車体のフロントからリヤにいたるまでのベルトラインがゆるやかな弧を描き、シートのヘッドレストレイント（ヘッドレスト）だけが見える。グッドデザインだなぁと、ため息が出た。

試乗したモデルの車体色は「マヌファクトゥア・パタゴニアレッド」と呼ぶ、あざやかな赤。内装も「パワーレッド」に黒のアクセント（ともにオプション）。試乗車はブラックの幌だったので、幌をおろしたときのインパクトも大きい。周囲の視線がパッと集まるほどだ。

今回、私がドライブしているとき、通行人から「素敵」と、声をかけられた（あくまでクルマのこと）。これがオープンモデルの醍醐味だ。

先に触れた通り、ぶ厚いエンジントルクで、ごく低回転域から力強い加速感を持つ。マイルド・ハイブリッドとして機能するISG（インテグレーテッド・スタータージェネレーター）と、電動スーパーチャージャーが組み込まれている凝り方だ。

アクセルペダルを軽く踏むだけで、グイグイと加速してゆく。当初は8気筒かな？ と、思ったぐらいで、いわゆるトルクに乗って走る感じは私の好みだ。