Published: 2025-06-14 21:10

同性婚直前に感じた不安を女性が吐露。リアルな心境に「心が癒える」「15年前に聞いていたら…」

2024年に同性婚をしたレイチェルさん。同性婚の直前に感じた不安を吐露しました。動画はインスタグラムとTikTokに投稿され、これまでに30万回近く再生されています。

【動画】不安な気持ちを吐露したレイチェルさん

レイチェルさんは結婚の2カ月前、クィアとしての自分にさまざまな疑問が浮かんだそうです。

「私は当時、自分の中にある同性愛嫌悪の感情と、静かに闘っていました」

「私は“十分にクィア”なのか、この人生に誇りを持って生きていけるのかと、疑問を抱いていました」

「もし“完全な自分自身”としての姿で登場したら、みんなが心の底から私のことを受け入れてくれるか不安でした」

「自分では気づきもしなかったけれど、私は羞恥心を持ち続けていたんです」

「恋をしていたけれど、恐れていた。その相反する状況に、私は孤独を感じていました」

結婚から1年経った現在は「“本当の自分”に自信を感じている」と言います。

「妻のことも、深く愛しています」

「自分の生き方を通じて、『痛みや葛藤は癒せる』と証明していきます」

レイチェルさんが初めてカミングアウトしたのは2020年。自分を受け入れるまで、時間がかかったことを明かしました。

「カミングアウトに対して、否定的な反応を示されることや、質問や心配をされることもありました。本当に本当につらかったです」

「『誰かに認められる必要はない。自分さえ受け入れてあげれば大丈夫』という考えに向き合えるようになったのは、ずいぶん後のことです」

「自分自身に対してカミングアウトをする、つまり自分で自分を認めること、そして、心の底から自分を受け入れてあげることは、大きな不安をともないます」

「だけど、それよりも恐ろしいことは、これからも一生、本当の自分として生きていけないことです」

「あなたは、ありのままの自分として生きる人生に値します」

レイチェルさんの言葉に、SNSでは感謝の声が寄せられました。

ユーザー①「自己受容までの道のりをシェアしてくれる場所があって、本当に嬉しいです。同じようなメッセージを15年前に聞けたらどれだけ救われただろう」