「ハリウッドで1日でも多くサバイブしたい」俳優・平岳大が『レンタル・ファミリー』で感じた海外作品への出演にかける想い
現代の日本における「レンタル家族」サービスをモチーフにした映画『レンタル・ファミリー』が2月27日に公開されました。ハリウッドを拠点に活躍する日本人映画監督のHIKARIさんの作品です。
本作は、東京で暮らす落ちぶれたアメリカ人俳優が、ひょんなことから日本の「レンタル家族」サービスで「白人男性」の役で働き始めることになり、さまざまな依頼を通じて人間ドラマが展開されていくというストーリーです。
主人公のフィリップを演じるのは、2023年にアカデミー賞主演男優賞を受賞したブレンダン・フレイザーさん。レンタル・ファミリーの会社を営む多田という人物を演じたのは平岳大(ひら・たけひろ)さんです。
海外時代劇ドラマ『SHOGUN 将軍』をはじめ、海外作品での活躍の場を広げている平さんに、BuzzFeed Japanは単独インタビューを実施。撮影の舞台裏や海外作品への出演にかける想いなどについて詳しく話を伺いました。
現代の日本における「レンタル家族」サービスをモチーフにした映画『レンタル・ファミリー』が2月27日に公開されました。ハリウッドを拠点に活躍する日本人映画監督のHIKARIさんの作品です。 本作は、東京で暮らす落ちぶれたアメリカ人俳優が、ひょんなことから日本の「レンタル家族」サービスで「白人男性」の役で働き始めることになり、さまざまな依頼を通じて人間ドラマが展開されていくというストーリーです。 主人公のフィリップを演じるのは、2023年にアカデミー賞主演男優賞を受賞したブレンダン・フレイザーさん。レンタル・ファミリーの会社を営む多田という人物を演じたのは平岳大(ひら・たけひろ)さんです。 海外時代劇ドラマ『SHOGUN 将軍』をはじめ、海外作品での活躍の場を広げている平さんに、BuzzFeed Japanは単独インタビューを実施。撮影の舞台裏や海外作品への出演にかける想いなどについて詳しく話を伺いました。
――今回の『レンタル・ファミリー』に出演することになった経緯と、出演が決まった時の心境を教えてください。 今作は最初に台本をいただいて、リモートでオーディションを受けました。あとから監督のHIKARIさんは「最初から平さんに決めていた」なんて言っていたのですが、実際はすっごいオーディションをしたんですよ! だいたいのオーディションは台本を元に1回、2回演技を見てもらったら「ありがとうございました」みたいな感じで終わるのですが、『レンタル・ファミリー』では1時間半くらいかかって。もう最後のほうとか喉が枯れて声が出なくなるくらい(笑)。 「これで決まらなかったら、ちょっとギャラを請求したいな」なんて思っていたら、まさかの2回目のオーディションをやることになりました。その時も1時間半のセッションで。なので、出演が決まった時は、「はぁ〜よかった」という気持ちでした(笑)。
――大変なオーディションを経ての出演だったのですね。HIKARI監督は、その中でどんなポイントを見ていたのだと感じましたか? HIKARIさんは正解を求めているわけじゃなくて、可能性を探っていたのかなと感じました。 「多田というキャラクターはカメレオンみたいな人だ」って言っていて。本番でもそうでしたが、人物として、いろんなニュアンスを試してみたいということを感じたので、「今度はすごく怒ってみよう」とか「皮肉屋なニュアンスでやってみよう」とか、さまざまな要素を組み合わせるようにして、多田という人物を作っていきました。 HIKARIさんは、情緒で押していかないタイプの監督でした。笑いが起きるようなシーンや、感動的なシーンも「お涙ちょうだい」みたいな形ではなく、あくまでストーリーで訴えるような。さまざまなやり取りをさらっとドライに表現しつつも、ちゃんと感動もユーモアもあって、その塩梅が絶妙でした。 ――多田は、社交的な人柄ながら、心の中にどこか重たく暗いものを抱えている一面も感じられる人物でした。 そうですね、私も撮影現場で「暗いシーンや役は得意なので言ってください」という具合で(笑)。 多田は人間関係で寂しさも抱えているけど、でも別にそれを四六時中考えているわけではない。レンタル・ファミリーというサービスのキャスティングも、あくまでプロデューサー的な姿勢で「このプロジェクトだから白人男性のキャストが欲しい」くらいの適当さというか、いろいろな面で取り繕うのが上手な人柄を意識して演じました。
――平さんは今作の役作りのために、実際のレンタル家族サービスの関係者にも取材されたということですが、取材や作品への出演を通じてサービスに対する思いはどのように変わっていきましたか。 最初はそんな商売があるとは知りませんでした。 印象的だったのは、お会いしたレンタル家族サービスの経営者の方が話していた、あるおばあさんからの依頼についてのエピソードです。 依頼の内容は、「隣の部屋で寝てほしい」というものだったそうです。その方は都会に住んでいて、子どもはいるけど忙しくて会いに来てくれなくて、でも忙しいだろうからとその方から「会いに来てくれ」と伝えることもできずにいたと。「それでも不安だから、隣の部屋で誰かに寝ていてほしい」という依頼だったのですね。 そうした話を聞いて、リアルなニーズだなと感じました。同時に、自分にも年老いた母親がいて、なかなか会えずにいることを思ったりもしました。
――多田のセリフの中でも「レンタル・ファミリーは人を売るんじゃなくて、感情を売る仕事だ」という話がありましたね。 多田はベンチャー企業の経営者として先見の明や商才がある人物ですが、あのセリフは詭弁ではなく、本当に「感情を売っている」という考えで言っているのだと思います。 例えば、電車の中で目の前に座ったおじいさんの仕草がどこか自分の父親に似ていて、他人を家族と重ね合わせる、みたいなことが日常でたまにあるじゃないですか。こうしたことは、人間のとても自然な行動だと思いますし、そこにマッチする形でサービスとして提供しているのが「レンタル・ファミリー」という仕事なのだなと。 最初に「レンタル・ファミリー」という仕事があると聞いた時は、ちょっといかがわしい印象も抱いたのですが、知れば知るほど「人間としてなかなか埋められない本質的な空白」を、パッチワークの応急手当てのような形で埋めてくれる、真っ当なサービスだと捉えるようになりました。
――共演者の方々とは、現場でどのようなやり取りをしながら撮影を進めたのでしょうか。 主演のブレンダンとのやり取りもそうでしたが、リハーサルで細かく「セリフはこういう言い方をしましょう」というやり取りはなく、「この人はこういう生い立ちだよね、こうだよね」とざっくり確認しあった上で、「本番ではいったん話したことは忘れて、その日の流れでやりましょう」みたいな感じの進み方でした。 撮影現場で要素が足されることもあるし、引かれることもあるし、当日の現場によってやることが全く変わっていきます。 これは『レンタル・ファミリー』に限ったことではなく、海外での撮影現場ってけっこうこんな具合ですね。 ――ブレンダン・フレイザーさんは、どんな俳優だなと感じましたか。 ブレンダンはオスカーも取りましたし、まず俳優として素晴らしいことは言うまでもないのですが、今回共演して、「演技がうまいとかそういう次元を超えた、人としての魅力がすごい人だな」と感じました。 僕のインスタで『レンタル・ファミリー』の宣伝をすると、英語で「ブレンダン・フレイザーを見てるだけで泣ける」というコメントをくれる方がけっこういるんです。僕も「確かに、ブレンダンはなんだか見てるだけで泣けるよな」と思います。 カメラの前に立ってセリフを言うだけじゃない、人間としての幅というか魅力というか、そういう部分をすごく感じさせる俳優でした。
――撮影中で特に印象的だったエピソードはありますか? 地方のロケでビジネスホテルに宿泊したのですが、大浴場がありまして。「ブレンダンが大浴場にいたら面白いな〜」と思いながら行ってみたら、本当にブレンダンが入っていました。 ちょうど近くで小学生のスポーツ大会みたいな催しがあったらしくて、20人くらいの子どもたちがもう湯船に飛び込んだりうわーってやってて、その中にブレンダンがいるという(笑)。 ――『レンタル・ファミリー』本編にそのまま出てきそうなシーンですね。 でしょう。ブレンダンも、日本という慣れない土地で、頑張って撮影に臨んでいたんじゃないかなと思います。 そうした姿を見るにつけても、彼自身に「演技を超えた魅力」があるなぁと思いましたね。
――今作は「アメリカ人から見た日本」が舞台ということで、平さんとってはメタ的な視点から日本で起きていることを演じる形だったのではないかと思います。今作を通じて、日本の現代社会に対して新たな気づきなどはありましたか? 「やっぱりみんな寂しい」ということを感じました。自分の中にある寂しさに気づいてない部分もあるし、気づいてはいるけれどわざと背を向けたり、「そこはまあまあ」みたいな形でうまくやり過ごしているような。 その「寂しさのパンドラの箱」を開けてしまってもどうしようもないし、現実の生活もあるし、仕事だってしなきゃいけない。こんなシチュエーションの中で、家族に対する気持ちを犠牲にしてしまっている。そんな人が結構いるんじゃないかなって思いましたね。 自分も、実家に暮らしているわけではないので親に寂しい思いをさせているかもしれないですが、一方でそのことについて毎日後ろめたい気持ちを抱えているわけでもない。 こんな具合に、寂しい気持ちを持ちながらもそこに蓋をしつつ生きている感覚を、多田というキャラクターとして落とし込んで演じることができました。 『レンタル・ファミリー』は、普段日の当たらないところに明かりを照らした作品なのかなと思います。
――『レンタル・ファミリー』への出演を経て、「家族という存在」に対する考え方や向き合い方に変化はありましたか? 前に本で「家族には3つの“ち”がある」という話を読みました。最初は“地”で、自分の生まれた土地のことですね。2つめは“血”で、親や家族からの血。3つめが“知”で知識のことです。 この3つの“ち”が繋がって、家族・ファミリーができている、というような話だったのですが、最初の2つの「地」と「血」は動かしようがない要素じゃないですか。与えられた環境の中で居心地が悪い人だっていると思います。 だけど、今は世の中が多様化していて、自分の思考や趣味など、最後の「知」の部分でつながりあえる時代です。『レンタル・ファミリー』という作品を通じて、レンタル・ファミリーが提供しているような疑似的な関係にも心のよりどころを求めていくことは、「ありなんじゃないかな」と思うようになりました。必ずしも本物の家族に限らずとも、誰かと家族的なつながりを持つことだってありうる、という話ですね。
――俳優視点で、日本の作品と海外の作品とで異なると感じる点についてもお伺いできますでしょうか。 日本と海外の作品とを比較するときに一般的によくあがるのは「バジェット(予算)の違い」ですが、個人的には「スケジュール感の違い」を大きく感じています。 日本の場合、1日の撮影スケジュールに10シーンとか入っていて、時間の余裕がないから演技にあたっていろんなことを試せないのですよね。ただ日々のスケジュールをこなすだけで精一杯という現場が多いです。 対して海外だと、1日で2シーンとか3シーンの撮影であることが多く「今度はここでこういう風にやった方がいいよね」「リハーサルではこうだったけど、実際やってみたらうまくいかないね。じゃあこうしてみよう」といった形で試行錯誤できます。作品をその場で作り上げているような感覚ですね。 あとは、日本では俳優のサービスカットのように「俳優をアップにしたい」というシーンが入ることが多いですが、海外では「物語、ストーリーをどう伝えるか」ということにしか重きを置いておらず、「作品に求めている空気感や表現が撮れればOKで、俳優のアップとかも全然ない」ということが多いです。こうした部分にも違いを感じます。
――最後に、今後の俳優人生にかける“想い”をお聞かせください かつては「海外で活躍する日本人俳優のトーチをつなげていきたい」といった気持ちもありましたが、最近強く思うのは「人のためではなく、まずは自分がサバイブすること」ですね。 「自分がどこまでできるのか」ということに真摯に向き合い、いけるところまで行く。ハリウッドで、1日でも多く俳優ができるようにサバイブすることが目標です。
日本公開:2026年2月27日 監督:HIKARI 出演:ブレンダン・フレイザー, 平 岳大, 山本 真理, 柄本 明ほか 配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
現代の日本における「レンタル家族」サービスをモチーフにした映画『レンタル・ファミリー』が2月27日に公開されました。ハリウッドを拠点に活躍する日本人映画監督のHIKARIさんの作品です。 本作は、東京で暮らす落ちぶれたアメリカ人俳優が、ひょんなことから日本の「レンタル家族」サービスで「白人男性」の役で働き始めることになり、さまざまな依頼を通じて人間ドラマが展開されていくというストーリーです。 主人公のフィリップを演じるのは、2023年にアカデミー賞主演男優賞を受賞したブレンダン・フレイザーさん。レンタル・ファミリーの会社を営む多田という人物を演じたのは平岳大(ひら・たけひろ)さんです。 海外時代劇ドラマ『SHOGUN 将軍』をはじめ、海外作品での活躍の場を広げている平さんに、BuzzFeed Japanは単独インタビューを実施。撮影の舞台裏や海外作品への出演にかける想いなどについて詳しく話を伺いました。
――今回の『レンタル・ファミリー』に出演することになった経緯と、出演が決まった時の心境を教えてください。 今作は最初に台本をいただいて、リモートでオーディションを受けました。あとから監督のHIKARIさんは「最初から平さんに決めていた」なんて言っていたのですが、実際はすっごいオーディションをしたんですよ! だいたいのオーディションは台本を元に1回、2回演技を見てもらったら「ありがとうございました」みたいな感じで終わるのですが、『レンタル・ファミリー』では1時間半くらいかかって。もう最後のほうとか喉が枯れて声が出なくなるくらい(笑)。 「これで決まらなかったら、ちょっとギャラを請求したいな」なんて思っていたら、まさかの2回目のオーディションをやることになりました。その時も1時間半のセッションで。なので、出演が決まった時は、「はぁ〜よかった」という気持ちでした(笑)。
――大変なオーディションを経ての出演だったのですね。HIKARI監督は、その中でどんなポイントを見ていたのだと感じましたか? HIKARIさんは正解を求めているわけじゃなくて、可能性を探っていたのかなと感じました。 「多田というキャラクターはカメレオンみたいな人だ」って言っていて。本番でもそうでしたが、人物として、いろんなニュアンスを試してみたいということを感じたので、「今度はすごく怒ってみよう」とか「皮肉屋なニュアンスでやってみよう」とか、さまざまな要素を組み合わせるようにして、多田という人物を作っていきました。 HIKARIさんは、情緒で押していかないタイプの監督でした。笑いが起きるようなシーンや、感動的なシーンも「お涙ちょうだい」みたいな形ではなく、あくまでストーリーで訴えるような。さまざまなやり取りをさらっとドライに表現しつつも、ちゃんと感動もユーモアもあって、その塩梅が絶妙でした。 ――多田は、社交的な人柄ながら、心の中にどこか重たく暗いものを抱えている一面も感じられる人物でした。 そうですね、私も撮影現場で「暗いシーンや役は得意なので言ってください」という具合で(笑)。 多田は人間関係で寂しさも抱えているけど、でも別にそれを四六時中考えているわけではない。レンタル・ファミリーというサービスのキャスティングも、あくまでプロデューサー的な姿勢で「このプロジェクトだから白人男性のキャストが欲しい」くらいの適当さというか、いろいろな面で取り繕うのが上手な人柄を意識して演じました。
――平さんは今作の役作りのために、実際のレンタル家族サービスの関係者にも取材されたということですが、取材や作品への出演を通じてサービスに対する思いはどのように変わっていきましたか。 最初はそんな商売があるとは知りませんでした。 印象的だったのは、お会いしたレンタル家族サービスの経営者の方が話していた、あるおばあさんからの依頼についてのエピソードです。 依頼の内容は、「隣の部屋で寝てほしい」というものだったそうです。その方は都会に住んでいて、子どもはいるけど忙しくて会いに来てくれなくて、でも忙しいだろうからとその方から「会いに来てくれ」と伝えることもできずにいたと。「それでも不安だから、隣の部屋で誰かに寝ていてほしい」という依頼だったのですね。 そうした話を聞いて、リアルなニーズだなと感じました。同時に、自分にも年老いた母親がいて、なかなか会えずにいることを思ったりもしました。
――多田のセリフの中でも「レンタル・ファミリーは人を売るんじゃなくて、感情を売る仕事だ」という話がありましたね。 多田はベンチャー企業の経営者として先見の明や商才がある人物ですが、あのセリフは詭弁ではなく、本当に「感情を売っている」という考えで言っているのだと思います。 例えば、電車の中で目の前に座ったおじいさんの仕草がどこか自分の父親に似ていて、他人を家族と重ね合わせる、みたいなことが日常でたまにあるじゃないですか。こうしたことは、人間のとても自然な行動だと思いますし、そこにマッチする形でサービスとして提供しているのが「レンタル・ファミリー」という仕事なのだなと。 最初に「レンタル・ファミリー」という仕事があると聞いた時は、ちょっといかがわしい印象も抱いたのですが、知れば知るほど「人間としてなかなか埋められない本質的な空白」を、パッチワークの応急手当てのような形で埋めてくれる、真っ当なサービスだと捉えるようになりました。
――共演者の方々とは、現場でどのようなやり取りをしながら撮影を進めたのでしょうか。 主演のブレンダンとのやり取りもそうでしたが、リハーサルで細かく「セリフはこういう言い方をしましょう」というやり取りはなく、「この人はこういう生い立ちだよね、こうだよね」とざっくり確認しあった上で、「本番ではいったん話したことは忘れて、その日の流れでやりましょう」みたいな感じの進み方でした。 撮影現場で要素が足されることもあるし、引かれることもあるし、当日の現場によってやることが全く変わっていきます。 これは『レンタル・ファミリー』に限ったことではなく、海外での撮影現場ってけっこうこんな具合ですね。 ――ブレンダン・フレイザーさんは、どんな俳優だなと感じましたか。 ブレンダンはオスカーも取りましたし、まず俳優として素晴らしいことは言うまでもないのですが、今回共演して、「演技がうまいとかそういう次元を超えた、人としての魅力がすごい人だな」と感じました。 僕のインスタで『レンタル・ファミリー』の宣伝をすると、英語で「ブレンダン・フレイザーを見てるだけで泣ける」というコメントをくれる方がけっこういるんです。僕も「確かに、ブレンダンはなんだか見てるだけで泣けるよな」と思います。 カメラの前に立ってセリフを言うだけじゃない、人間としての幅というか魅力というか、そういう部分をすごく感じさせる俳優でした。
――撮影中で特に印象的だったエピソードはありますか? 地方のロケでビジネスホテルに宿泊したのですが、大浴場がありまして。「ブレンダンが大浴場にいたら面白いな〜」と思いながら行ってみたら、本当にブレンダンが入っていました。 ちょうど近くで小学生のスポーツ大会みたいな催しがあったらしくて、20人くらいの子どもたちがもう湯船に飛び込んだりうわーってやってて、その中にブレンダンがいるという(笑)。 ――『レンタル・ファミリー』本編にそのまま出てきそうなシーンですね。 でしょう。ブレンダンも、日本という慣れない土地で、頑張って撮影に臨んでいたんじゃないかなと思います。 そうした姿を見るにつけても、彼自身に「演技を超えた魅力」があるなぁと思いましたね。
――今作は「アメリカ人から見た日本」が舞台ということで、平さんとってはメタ的な視点から日本で起きていることを演じる形だったのではないかと思います。今作を通じて、日本の現代社会に対して新たな気づきなどはありましたか? 「やっぱりみんな寂しい」ということを感じました。自分の中にある寂しさに気づいてない部分もあるし、気づいてはいるけれどわざと背を向けたり、「そこはまあまあ」みたいな形でうまくやり過ごしているような。 その「寂しさのパンドラの箱」を開けてしまってもどうしようもないし、現実の生活もあるし、仕事だってしなきゃいけない。こんなシチュエーションの中で、家族に対する気持ちを犠牲にしてしまっている。そんな人が結構いるんじゃないかなって思いましたね。 自分も、実家に暮らしているわけではないので親に寂しい思いをさせているかもしれないですが、一方でそのことについて毎日後ろめたい気持ちを抱えているわけでもない。 こんな具合に、寂しい気持ちを持ちながらもそこに蓋をしつつ生きている感覚を、多田というキャラクターとして落とし込んで演じることができました。 『レンタル・ファミリー』は、普段日の当たらないところに明かりを照らした作品なのかなと思います。
――『レンタル・ファミリー』への出演を経て、「家族という存在」に対する考え方や向き合い方に変化はありましたか? 前に本で「家族には3つの“ち”がある」という話を読みました。最初は“地”で、自分の生まれた土地のことですね。2つめは“血”で、親や家族からの血。3つめが“知”で知識のことです。 この3つの“ち”が繋がって、家族・ファミリーができている、というような話だったのですが、最初の2つの「地」と「血」は動かしようがない要素じゃないですか。与えられた環境の中で居心地が悪い人だっていると思います。 だけど、今は世の中が多様化していて、自分の思考や趣味など、最後の「知」の部分でつながりあえる時代です。『レンタル・ファミリー』という作品を通じて、レンタル・ファミリーが提供しているような疑似的な関係にも心のよりどころを求めていくことは、「ありなんじゃないかな」と思うようになりました。必ずしも本物の家族に限らずとも、誰かと家族的なつながりを持つことだってありうる、という話ですね。
――俳優視点で、日本の作品と海外の作品とで異なると感じる点についてもお伺いできますでしょうか。 日本と海外の作品とを比較するときに一般的によくあがるのは「バジェット(予算)の違い」ですが、個人的には「スケジュール感の違い」を大きく感じています。 日本の場合、1日の撮影スケジュールに10シーンとか入っていて、時間の余裕がないから演技にあたっていろんなことを試せないのですよね。ただ日々のスケジュールをこなすだけで精一杯という現場が多いです。 対して海外だと、1日で2シーンとか3シーンの撮影であることが多く「今度はここでこういう風にやった方がいいよね」「リハーサルではこうだったけど、実際やってみたらうまくいかないね。じゃあこうしてみよう」といった形で試行錯誤できます。作品をその場で作り上げているような感覚ですね。 あとは、日本では俳優のサービスカットのように「俳優をアップにしたい」というシーンが入ることが多いですが、海外では「物語、ストーリーをどう伝えるか」ということにしか重きを置いておらず、「作品に求めている空気感や表現が撮れればOKで、俳優のアップとかも全然ない」ということが多いです。こうした部分にも違いを感じます。
――最後に、今後の俳優人生にかける“想い”をお聞かせください かつては「海外で活躍する日本人俳優のトーチをつなげていきたい」といった気持ちもありましたが、最近強く思うのは「人のためではなく、まずは自分がサバイブすること」ですね。 「自分がどこまでできるのか」ということに真摯に向き合い、いけるところまで行く。ハリウッドで、1日でも多く俳優ができるようにサバイブすることが目標です。
日本公開:2026年2月27日 監督:HIKARI 出演:ブレンダン・フレイザー, 平 岳大, 山本 真理, 柄本 明ほか 配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
Vocabulary
General
Proper noun
JLPT N2
JLPT N1
| # | 言葉 | 意味 |
|---|---|---|
| 14 | 作品 | さくひん (作品) : work (e.g. book, film, composition, etc.); opus; performance; production |
| 12 | 俳優 | はいゆう (俳優) : actor; actress; player; performer |
| 12 | 海外 | かいがい (海外) : foreign; abroad; overseas |
| 11 | 感ずる | かんずる (感ずる) : to feel; to sense |
| 9 | 多田 | おいだ (多田) : Oida (place) |
| 9 | 出演 | しゅつえん (出演) : performance; appearance (in a stage, film, TV show, etc.) |
| 7 | みたい | みたい : -like; sort of; similar to; resembling |
| 7 | って | って : 1. you said; he said; she said; they said 2. if ... then |
| 6 | 人物 | じんぶつ (人物) : 1. person; character; figure; personage; man; woman 2. one's character; one's personality |
| 6 | 撮影 | さつえい (撮影) : photography (still or motion); photographing; filming; shooting; (video) recording |
| 5 | 活躍 | かつやく (活躍) : 1. activity (esp. energetic); great efforts; conspicuous service 2. to flourish; to participate actively; to play an active role |
| 5 | 依頼 | いらい (依頼) : 1. request; commission; entrusting (with a matter) 2. dependence; reliance |
| 5 | 通ずる | つうずる (通ずる) : 1. to be open (to traffic); to lead to; to communicate (with) 2. to flow (liquid, current); to pass; to get through to |
| 4 | 演じる | えんじる (演じる) : to perform (a play); to play (a part); to act (a part); to commit (a blunder) |
| 4 | 監督 | かんとく (監督) : 1. supervision; control; superintendence; direction 2. director; superintendent; supervisor; coach; foreman; manager; overseer; controller; boss |
| 4 | 演技 | えんぎ (演技) : acting; performance |
| 4 | やり取り | やりとり (やり取り) : giving and taking; exchange (of letters); arguing back and forth; (conversational) exchange |
| 4 | 部分 | ぶぶん (部分) : portion; section; part |
| 3 | 公開 | こうかい (公開) : opening to the public; making available to the public; putting on display; exhibiting; showing (play, movie, etc.); holding (interview, etc.); open; public |
| 3 | 日本人 | にほんじん (日本人) : Japanese person; Japanese people |
| 3 | 暮らす | くらす (暮らす) : 1. to live; to get along 2. to spend (time) |
| 3 | アメリカ人 | アメリカじん (アメリカ人) : American person |
| 3 | 役 | えき (役) : 1. war; campaign; battle 2. unpaid work (ritsuryo system); forced labor |
| 3 | 演ずる | えんずる (演ずる) : to perform; to play |
| 3 | 想い | おもい (思い) : 1. thought 2. imagination; mind; heart |
| 3 | 伺う | うかがう (伺う) : 1. to ask; to inquire; to hear; to be told 2. to implore (a god for an oracle); to seek direction (from your superior) |
| 3 | 決まる | きまる (決まる) : 1. to be decided; to be settled; to be fixed; to be arranged 2. to be unchanging; to be the same (as always); to be fixed; to be set |
| 3 | 実際 | じっさい (実際) : 1. reality; actuality; truth; fact; actual conditions 2. practice (as opposed to theory) |
| 3 | 求める | もとめる (求める) : 1. to want; to wish for 2. to request; to demand; to require; to ask for |
| 3 | 要素 | ようそ (要素) : 1. component; factor; item (e.g. in list) 2. element (e.g. in array); member (e.g. data structure) |
| 3 | 抱える | かかえる (抱える) : 1. to hold or carry under or in the arms 2. to have (esp. problems, debts, etc.) |
| 3 | 撮影現場 | さつえいげんば (撮影現場) : movie set; filming location |
| 3 | 会う | あう (会う) : 1. to meet; to encounter; to see 2. to have an accident; to have a bad experience |
| 3 | 聞く | きく (聞く) : 1. to hear 2. to listen (e.g. to music) |
| 3 | 人間 | にんげん (人間) : 1. human being; human; person; man; mankind; humankind 2. character (of a person) |
| 3 | 現場 | げんば (現場) : 1. actual spot; scene; scene of the crime; site; location; setting 2. shop floor; factory floor; (on) site |
| 3 | 魅力 | みりょく (魅力) : charm; fascination; glamour; glamor; attraction; appeal |
| 3 | 違い | ちがい (違い) : 1. difference; distinction; discrepancy 2. mistake; error |
| 2 | 現代 | げんだい (現代) : nowadays; modern era; modern times; present-day |
| 2 | 拠点 | きょてん (拠点) : position; location; base; point; site |
| 2 | 映画監督 | えいがかんとく (映画監督) : movie director; film director |
| 2 | 本作 | ほんさく (本作) : this piece; this work |
| 2 | 東京 | とうきょう (東京) : Tokyo |
| 2 | 落ちぶれる | おちぶれる (落ちぶれる) : to be ruined (reduced to poverty); to fall low; to go under; to come to ruin |
| 2 | ひょんな | ひょんな : strange; unexpected; (by) chance; unusual; curious |
| 2 | 働く | はたらく (働く) : 1. to work; to labor; to labour 2. to function; to operate; to be effective; to work (i.e. ... works); to come into play |
| 2 | 人間ドラマ | にんげんドラマ (人間ドラマ) : human drama |
| 2 | 展開 | てんかい (展開) : 1. development; evolution; progression; unfolding; (plot) twist 2. expansion; spreading out; extending; deployment; building up |
| 2 | 主人公 | しゅじんこう (主人公) : 1. protagonist; main character; hero(ine) (of a story) 2. head of household |
| 2 | アカデミー賞 | アカデミーしょう (アカデミー賞) : Academy Award |
| 2 | 受賞 | じゅしょう (受賞) : winning (a prize) |
| 2 | 営む | いとなむ (営む) : 1. to run (a business); to operate; to conduct; to practice (law, medicine, etc.) 2. to carry out; to perform; to lead (a life) |
| 2 | 平岳大 | ひらたけひろ (平岳大) : Hiratake Hiro (person) |
| 2 | ひら | ひら (平) : 1. something broad and flat 2. common; ordinary; plain; rank-and-file |
| 2 | たけ | たけ (岳) : 1. peak 2. mountain |
| 2 | ひろ | ひろ (尋) : fathom |
| 2 | 時代劇 | じだいげき (時代劇) : historical play; period drama |
| 2 | 将軍 | しょうぐん (将軍) : general; shogun |
| 2 | 広げる | ひろげる (広げる) : 1. to spread; to extend; to expand; to enlarge; to widen; to broaden 2. to unfold; to open; to unroll; to unwrap |
| 2 | 単独インタビュー | たんどくインタビュー (単独インタビュー) : exclusive interview |
| 2 | 実施 | じっし (実施) : enforcement; implementation; putting into practice; carrying out; operation; working (e.g. working parameters); enactment |
| 2 | 舞台裏 | ぶたいうら (舞台裏) : offstage; backstage; behind the scenes |
| 2 | 詳しく | くわしく (詳しく) : in detail; fully; minutely; at length |
| 2 | 台本 | だいほん (台本) : script; libretto; scenario |
| 2 | なんて | なんて (何て) : 1. how ...!; what ...! 2. what?; what's that? |
| 2 | 感じ | かんじ (感じ) : feeling; sense; impression |
| 2 | 経る | へる (経る) : 1. to pass; to elapse; to go by 2. to pass through; to go through |
| 2 | 本番 | ほんばん (本番) : 1. performance; take; going before an audience or on-air 2. game; season; crucial moment |
| 2 | いろんな | いろんな (色んな) : various |
| 2 | すごく | すごく (凄く) : awfully; very; immensely |
| 2 | あくまで | あくまで (飽くまで) : 1. to the end; to the bitter end; to the last; stubbornly; persistently; consistently; to the utmost 2. after all; it must be remembered; only; purely; simply |
| 2 | 表現 | ひょうげん (表現) : 1. expression; presentation 2. representation; notation |
| 2 | 人柄 | ひとがら (人柄) : personality; character; personal appearance; gentility |
| 2 | 家族サービス | かぞくサービス (家族サービス) : spending time with one's family on one's day off work; family duty |
| 2 | 取材 | しゅざい (取材) : 1. news coverage; collecting data (e.g. for an article); covering (something for media) 2. interview |
| 2 | 思い | おもい (思い) : 1. thought 2. imagination; mind; heart |
| 2 | 変わる | かわる (変わる) : 1. to change; to be transformed; to be altered; to vary 2. to move to |
| 2 | 知る | しる (知る) : 1. to be aware of; to know; to be conscious of; to cognize; to cognise 2. to notice; to feel |
| 2 | 印象的 | いんしょうてき (印象的) : impressive; striking; memorable; impactful |
| 2 | 経営者 | けいえいしゃ (経営者) : manager; proprietor |
| 2 | 寝る | ねる (寝る) : 1. to sleep (lying down) 2. to go to bed; to lie in bed |
| 2 | 感情 | かんじょう (感情) : emotion; feeling; feelings; sentiment |
| 2 | 本当 | ほんとう (本当) : 1. truth; reality; actuality; fact 2. proper; right; correct; official |
| 2 | 提供 | ていきょう (提供) : 1. offer; tender; providing; supplying; making available; donating (blood, organs, etc.) 2. sponsoring (a TV program) |
| 2 | 埋める | うずめる (埋める) : 1. to cover; to bury (e.g. one's face in hands); to submerge 2. to fill (completely); to stuff; to pack; to cram; to fill up |
| 2 | 限る | かぎる (限る) : 1. to restrict; to limit; to confine 2. to be restricted to; to be limited to; to be confined to |
| 2 | 超える | こえる (越える) : 1. to cross over; to cross; to pass through; to pass over (out of); to go beyond; to go past 2. to exceed; to surpass; to be more (than) |
| 2 | 泣ける | なける (泣ける) : to shed tears; to be moved to tears |
| 2 | 大浴場 | だいよくじょう (大浴場) : large public bath |
| 2 | 土地 | とち (土地) : 1. plot of land; lot; soil 2. locality; region; place |
| 2 | 視点 | してん (視点) : opinion; point of view; visual point |
| 2 | 気づく | きづく (気づく) : to notice; to recognize; to recognise; to become aware of; to perceive; to realize; to realise |
| 2 | うまく | うまく (上手く) : 1. skilfully; skillfully; well; aptly; cleverly 2. successfully; smoothly |
| 2 | 感覚 | かんかく (感覚) : sense; sensation; feeling; intuition |
| 2 | 向き合う | むきあう (向き合う) : 1. to be opposite; to face each other 2. to confront (an issue); to face |
| 2 | ち | ち (血) : 1. blood 2. blood; ancestry; lineage; stock |
| 1 | 経緯 | いきさつ (経緯) : 1. details; particulars; whole story; sequence of events; chronology; circumstances; how it started; how things got this way 2. longitude and latitude |
| 1 | 心境 | しんきょう (心境) : state of mind; mental state; mental attitude |
| 1 | 教える | おしえる (教える) : 1. to teach; to instruct 2. to tell; to inform |
| 1 | 決める | きめる (決める) : 1. to decide; to choose; to determine; to make up one's mind; to resolve; to set one's heart on; to settle; to arrange; to set; to appoint; to fix 2. to clinch (a victory); to decide (the outcome of a match) |
| 1 | すっごい | すっごい : 1. terrible; dreadful 2. amazing (e.g. of strength); great (e.g. of skills); wonderful; terrific |
| 1 | ありがとう | ありがとう (有り難う) : thank you; thanks |
| 1 | 喉 | のど (喉) : 1. throat 2. singing voice |
| 1 | 枯れる | かれる (枯れる) : 1. to wither (of a plant); to be blasted; to die 2. to mature (of one's personality, abilities, etc.) |
| 1 | 請求 | せいきゅう (請求) : claim; demand; charge; application; request; billing (for a service) |
| 1 | まさか | まさか (真逆) : 1. by no means; never!; well, I never!; you don't say!; certainly (not) 2. something unexpected; emergency |
| 1 | はぁ | はあ : 1. yes; indeed; well 2. ha! |
| 1 | 大変 | たいへん (大変) : 1. very; greatly; terribly; awfully 2. immense; enormous; great |
| 1 | 正解 | せいかい (正解) : correct; right; correct interpretation (answer, solution) |
| 1 | 可能性 | かのうせい (可能性) : potentiality; likelihood; possibility; availability |
| 1 | 探る | さぐる (探る) : 1. to feel around for; to fumble for; to grope for; to search for; to look for 2. to investigate; to probe into; to spy on; to sound out |
| 1 | 試す | ためす (試す) : to attempt; to test; to try out |
| 1 | 怒る | おこる (怒る) : 1. to get angry; to get mad 2. to tell someone off; to scold |
| 1 | 皮肉 | ひにく (皮肉) : 1. irony; sarcasm; cynicism; satire 2. unexpected; different from what one expected; not as one had planned |
| 1 | 組み合わせる | くみあわせる (組み合わせる) : to join together; to combine; to join up |
| 1 | 作る | つくる (作る) : 1. to make; to produce; to manufacture; to build; to construct 2. to prepare (food); to brew (alcohol) |
| 1 | 情緒 | じょうちょ (情緒) : 1. emotion; feeling 2. atmosphere; mood; spirit |
| 1 | 押す | おす (押す) : 1. to push; to press 2. to apply pressure from above; to press down |
| 1 | 笑い | わらい (笑い) : 1. laugh; laughter 2. smile |
| 1 | 感動的 | かんどうてき (感動的) : moving; touching; stirring |
| 1 | 涙 | なみだ (涙) : 1. tear; tears; lachrymal secretion 2. sympathy |
| 1 | ちょうだい | ちょうだい (頂戴) : 1. receiving; reception; getting; being given 2. eating; drinking; having |
| 1 | 訴える | うったえる (訴える) : 1. to raise; to bring to (someone's attention) 2. to appeal to (reason, emotions, etc.); to work on (one's emotions); to play on (one's sympathies) |
| 1 | ちゃんと | ちゃんと : 1. diligently; seriously; earnestly; reliably; steadily; legitimately 2. perfectly; properly; exactly; orderly; punctually; regularly |
| 1 | 感動 | かんどう (感動) : being deeply moved emotionally; excitement; passion; inspiration; deep emotion; strong impression |
| 1 | 塩梅 | えんばい (塩梅) : 1. seasoning; flavour; flavor 2. serving one's lord well (of a retainer) |
| 1 | 絶妙 | ぜつみょう (絶妙) : exquisite; superb; perfect; miraculous |
| 1 | 社交的 | しゃこうてき (社交的) : sociable |
| 1 | 一面 | いちめん (一面) : 1. one face; one surface 2. the whole surface |
| 1 | 得意 | とくい (得意) : 1. triumph; prosperity 2. pride |
| 1 | 人間関係 | にんげんかんけい (人間関係) : human relations; personal relationships |
| 1 | 考える | かんがえる (考える) : 1. to think (about, of); to think over; to ponder; to contemplate; to reflect (on); to meditate (on) 2. to consider; to bear in mind; to allow for; to take into consideration |
| 1 | 姿勢 | しせい (姿勢) : 1. posture; pose; position; stance; carriage (of the body) 2. attitude; approach; stance |
| 1 | 面 | おもて (面) : 1. face 2. surface |
| 1 | 取り繕う | とりつくろう (取り繕う) : 1. to keep up (appearances) 2. to smooth over (an error, etc.); to gloss over; to varnish over; to palliate; to temporize; to temporise |
| 1 | 意識 | いしき (意識) : 1. consciousness 2. becoming aware (of); awareness; sense |
| 1 | 役作り | やくづくり (役作り) : study (for a role); preparation for a part (in a play, etc.) |
| 1 | 関係者 | かんけいしゃ (関係者) : person concerned; people involved (in an event); those concerned; staff |
| 1 | 商売 | しょうばい (商売) : trade; business; commerce; transaction; occupation |
| 1 | ばあ | ばあ : boo! (as in "peak-a-boo!") |
| 1 | 内容 | ないよう (内容) : contents; content; substance; matter; detail; import |
| 1 | 都会 | とかい (都会) : 1. city 2. Tokyo Metropolitan Assembly |
| 1 | 住む | すむ (住む) : to live (of humans); to reside; to inhabit; to dwell; to abide |
| 1 | 子ども | こども (子供) : child |
| 1 | 不安 | ふあん (不安) : anxiety; uneasiness; worry; apprehension; fear; insecurity; suspense |
| 1 | 同時 | どうじ (同時) : simultaneous; concurrent; same time; synchronous; together |
| 1 | 年老いる | としおいる (年老いる) : to grow old |
| 1 | 母親 | ははおや (母親) : mother |
| 1 | ベンチャー企業 | ベンチャーきぎょう (ベンチャー企業) : start-up company; venture business |
| 1 | 先見 | せんけん (先見) : foresight; anticipation |
| 1 | 商才 | しょうさい (商才) : business ability; business acumen |
| 1 | 詭弁 | きべん (詭弁) : sophistry; sophism |
| 1 | 売る | うる (売る) : to sell |
| 1 | 考え | かんがえ (考え) : 1. thinking; thought; view; opinion; concept 2. idea; notion; imagination |
| 1 | 座る | すわる (座る) : 1. to sit; to squat 2. to assume (a position) |
| 1 | じい | じい (侍医) : court physician |
| 1 | 仕草 | しぐさ (仕草) : 1. gesture; movement; action; behavior; behaviour; bearing; mannerism 2. acting; performance |
| 1 | 父親 | ちちおや (父親) : father |
| 1 | 似る | にる (似る) : to resemble; to look like; to be like; to be alike; to be similar; to take after |
| 1 | 他人 | たにん (他人) : 1. another person; other people; others 2. unrelated person (i.e. not related by blood) |
| 1 | 重ね合わせる | かさねあわせる (重ね合わせる) : to overlap |
| 1 | 日常 | にちじょう (日常) : everyday; daily; ordinary; usual; routine; regular |
| 1 | 自然 | しぜん (自然) : 1. nature 2. natural; spontaneous; automatic |
| 1 | 行動 | こうどう (行動) : action; conduct; behaviour; behavior; mobilization; mobilisation |
| 1 | いかがわしい | いかがわしい (如何わしい) : 1. suspicious; dubious; unreliable 2. indecent; unseemly |
| 1 | 印象 | いんしょう (印象) : impression |
| 1 | 抱く | いだく (抱く) : 1. to hold in one's arms (e.g. a baby); to embrace; to hug 2. to have (a thought or feeling); to hold; to harbour (suspicion, doubt, etc.); to harbor; to bear (a grudge, ill will, etc.); to entertain (hope, illusions, etc.); to cherish (e.g. an ambition) |
| 1 | 本質的 | ほんしつてき (本質的) : essential; substantial; substantive; intrinsic |
| 1 | 空白 | くうはく (空白) : 1. blank space (in documents) 2. vacuum; blank; void |
| 1 | 応急手当て | おうきゅうてあて (応急手当) : first-aid (treatment) |
| 1 | 真っ当 | まっとう (真っ当) : 1. proper; respectable; decent; honest 2. entirely; completely; wholly; perfectly |
| 1 | 捉える | とらえる (捉える) : 1. to catch; to capture; to seize; to arrest; to grab; to catch hold of 2. to grasp (e.g. meaning); to perceive; to capture (e.g. features) |
| 1 | 共演者 | きょうえんしゃ (共演者) : costar; coactor |
| 1 | 方々 | かたがた (方々) : 1. people; (all) persons; everyone; ladies and gentlemen 2. you (usu. plural) |
| 1 | 進める | すすめる (進める) : 1. to advance; to move forward; to put (a clock, watch) forward 2. to carry forward (plans, work, etc.); to proceed with; to make progress in; to further; to advance; to hasten; to speed up |
| 1 | 主演 | しゅえん (主演) : starring; playing the leading part |
| 1 | 細かく | こまかく (細かく) : minutely; finely |
| 1 | 言い方 | いいかた (言い方) : way of saying (something); way of putting it; wording; phrasing; language; expression |
| 1 | 生い立ち | おいたち (生い立ち) : 1. growth; development 2. one's early life; upbringing; personal history |
| 1 | ざっくり | ざっくり : 1. roughly; approximately; loosely 2. cutting or breaking apart with vigour |
| 1 | 確認 | かくにん (確認) : confirmation; verification; validation; review; check; affirmation; identification |
| 1 | いったん | いったん (一旦) : 1. once 2. for a short time; briefly; temporarily |
| 1 | 流れ | ながれ (流れ) : 1. flow (of a fluid or gas); stream; current 2. flow (of people, things); passage (of time); tide; passing; (changing) trends; tendency |
| 1 | 進む | すすむ (進む) : 1. to advance; to go forward 2. to precede; to go ahead (of) |
| 1 | 足す | たす (足す) : 1. to add (numbers) 2. to add (something); to top up (with something) |
| 1 | 引く | ひく (引く) : 1. to pull; to tug; to lead (e.g. a horse) 2. to draw (attention, sympathy, etc.); to attract (e.g. interest) |
| 1 | 当日 | とうじつ (当日) : day in question; appointed day; that very day; the day (of issue, publication, etc.) |
| 1 | 全く | まったく (全く) : 1. really; truly; entirely; completely; wholly; perfectly 2. indeed |
| 1 | 取る | とる (取る) : 1. to take; to pick up; to grab; to catch 2. to pass; to hand; to give |
| 1 | 素晴らしい | すばらしい (素晴らしい) : wonderful; splendid; magnificent |
| 1 | 共演 | きょうえん (共演) : appearing together; co-acting; co-starring |
| 1 | 次元 | じげん (次元) : 1. dimension 2. perspective; point of reference; level (of something) |
| 1 | 宣伝 | せんでん (宣伝) : publicity; advertisement; advertising; propaganda |
| 1 | 立つ | たつ (立つ) : 1. to stand; to rise; to stand up 2. to find oneself (e.g. in a difficult position) |
| 1 | 幅 | はば (幅) : 1. width; breadth 2. freedom (e.g. of thought); latitude |
| 1 | 地方 | ちほう (地方) : 1. district; region; area; locality 2. the country; countryside; the provinces; rural area |
| 1 | 宿泊 | しゅくはく (宿泊) : accommodation; lodging |
| 1 | 面白い | おもしろい (面白い) : 1. interesting; fascinating; intriguing; enthralling 2. amusing; funny; comical |
| 1 | 小学生 | しょうがくせい (小学生) : elementary school student; primary school student; grade school student |
| 1 | スポーツ大会 | スポーツたいかい (スポーツ大会) : athletic meet (esp. at primary school); sports day; field day |
| 1 | 催し | もよおし (催し) : event; festivities; function; social gathering; auspices; opening; holding (a meeting) |
| 1 | 子どもたち | こどもたち (子供たち) : children |
| 1 | 湯船 | ゆぶね (湯船) : 1. bathtub 2. boat with a bathtub rented to customers (Edo period) |
| 1 | 飛び込む | とびこむ (飛び込む) : 1. to jump in; to leap in; to plunge into; to dive 2. to burst in; to barge in |
| 1 | だり | たり : 1. -ing and -ing (e.g. "coming and going") 2. doing such things as... |
| 1 | うわー | うわ : yikes; oops; eep; wow |
| 1 | 本編 | ほんぺん (本編) : 1. original story; original version 2. this volume |
| 1 | そのまま | そのまま (其のまま) : 1. without change; as is 2. just like; extremely similar |
| 1 | 頑張る | がんばる (頑張る) : 1. to persevere; to persist; to keep at it; to hang on; to hold out; to do one's best 2. to insist that; to stick to (one's opinion) |
| 1 | 臨む | のぞむ (臨む) : 1. to look out on; to overlook; to front onto 2. to face (a situation, crisis, etc.); to meet (e.g. death); to be confronted by |
| 1 | 姿 | すがた (姿) : 1. figure; form; shape 2. appearance; dress; guise |
| 1 | 彼自身 | かれじしん (彼自身) : himself; he himself |
| 1 | なぁ | なあ : hey; say; look |
| 1 | 舞台 | ぶたい (舞台) : 1. stage (theatre, theater) 2. scene or setting (e.g. of novel, play, etc.) |
| 1 | 起きる | おきる (起きる) : 1. to get up; to rise; to blaze up (fire) 2. to wake up; to be awake; to stay awake |
| 1 | 現代社会 | げんだいしゃかい (現代社会) : modern society |
| 1 | 新た | あらた (新た) : new; fresh; novel |
| 1 | 気づき | きづき (気付き) : awareness; realization |
| 1 | わざと | わざと (態と) : on purpose; deliberately; intentionally |
| 1 | まあまあ | まあまあ : 1. so-so; passable 2. now, now |
| 1 | やり過ごす | やりすごす (やり過ごす) : 1. to let something (or somebody) go past 2. to do too much |
| 1 | 開ける | あける (開ける) : 1. to open (a door, etc.); to unwrap (e.g. parcel, package); to unlock 2. to open (for business, etc.) |
| 1 | しよう | しよう (仕様) : 1. way; method; means; resource; remedy 2. (technical) specification |
| 1 | 現実 | げんじつ (現実) : reality; actuality; hard fact |
| 1 | 犠牲 | ぎせい (犠牲) : 1. sacrifice; victim; scapegoat 2. sacrifice (to the gods) |
| 1 | 実家 | じっか (実家) : (one's parents') home |
| 1 | しれる | しれる (知れる) : 1. to become known; to come to light; to be discovered 2. to be known; to be understood |
| 1 | 後ろめたい | うしろめたい (後ろめたい) : guilty (feeling, conscience, look, etc.); (feeling) uneasy |
| 1 | 持つ | もつ (持つ) : 1. to hold (in one's hand); to take; to carry 2. to possess; to have; to own |
| 1 | 蓋 | ふた (蓋) : cover; lid; cap |
| 1 | 生きる | いきる (生きる) : 1. to live; to exist 2. to make a living; to subsist |
| 1 | 落とし込む | おとしこむ (落とし込む) : 1. to take down in notes (meeting minutes, etc.) 2. to apply (concepts, ideas, etc. to specific processes or methods) |
| 1 | 普段 | ふだん (普段) : 1. usual; normal; everyday; habitual; ordinary 2. usually; normally; generally; habitually; always |
| 1 | 当たる | あたる (当たる) : 1. to be hit; to strike 2. to touch; to be in contact; to be affixed |
| 1 | 明かり | あかり (明かり) : 1. light; illumination; glow; gleam 2. lamp; light |
| 1 | 照らす | てらす (照らす) : 1. to shine on; to illuminate 2. to compare (with); to refer to |
| 1 | 存在 | そんざい (存在) : existence; being |
| 1 | 考え方 | かんがえかた (考え方) : way of thinking |
| 1 | 変化 | へんか (変化) : 1. change; variation; alteration; mutation; transition; transformation; transfiguration; metamorphosis 2. variety; diversity |
| 1 | 読む | よむ (読む) : 1. to read 2. to count |
| 1 | 生まれる | うまれる (生まれる) : to be born |
| 1 | 知識 | ちしき (知識) : knowledge; information |
| 1 | 繋がる | つながる (繋がる) : 1. to be tied together; to be connected to; to be linked to 2. to lead to; to be related to |
| 1 | 動かす | うごかす (動かす) : 1. to move; to shift; to stir; to budge; to change position 2. to inspire; to rouse; to move (e.g. feeling); to influence |
| 1 | 与える | あたえる (与える) : 1. to give (esp. to someone of lower status); to bestow; to grant; to confer; to present; to award 2. to provide; to afford; to offer; to supply |
| 1 | 環境 | かんきょう (環境) : environment; circumstance |
| 1 | 居心地 | いごこち (居心地) : comfort |
| 1 | 世の中 | よのなか (世の中) : society; the world; the times |
| 1 | 多様化 | たようか (多様化) : diversification |
| 1 | 思考 | しこう (思考) : thought; consideration; thinking |
| 1 | 疑似 | ぎじ (疑似) : 1. pseudo; quasi; false; para-; mock; sham 2. suspected (case, e.g. of disease) |
| 1 | よりどころ | よりどころ (拠り所) : 1. grounds; foundation; authority 2. support; prop; something upon which to rely |
| 1 | あり | あり (蟻) : ant |
| 1 | しも | しも (霜) : 1. frost 2. white hair; grey hair; gray hair |
| 1 | 本物 | ほんもの (本物) : genuine article; real thing; real deal |
| 1 | つながり | つながり (繋がり) : connection; link; relationship |
| 1 | 異なる | ことなる (異なる) : to differ; to vary; to disagree |
| 1 | 感じる | かんじる (感じる) : to feel; to sense; to experience |
| 1 | 比較 | ひかく (比較) : comparison |
| 1 | 一般的 | いっぱんてき (一般的) : general; popular; common; typical |
| 1 | 予算 | よさん (予算) : estimate; budget |
| 1 | 個人的 | こじんてき (個人的) : personal; individual; private |
| 1 | 大きく | おおきく (大きく) : in a big way; on a grand scale |
| 1 | 余裕 | よゆう (余裕) : 1. surplus; margin; leeway; room; space; time; allowance; flexibility; scope 2. composure; placidity; complacency; calm |
| 1 | あたる | あたる (当たる) : 1. to be hit; to strike 2. to touch; to be in contact; to be affixed |
| 1 | ただ | ただ (只) : 1. ordinary; common; usual 2. free of charge |
| 1 | 日々 | ひび (日々) : every day; daily; day after day; days (e.g. good old days) |
| 1 | 精一杯 | せいいっぱい (精一杯) : 1. the best one can do; one's best effort 2. with all one's might; to the best of one's ability |
| 1 | 試行錯誤 | しこうさくご (試行錯誤) : trial and error |
| 1 | 作り上げる | つくりあげる (作り上げる) : 1. to build up; to complete; to construct; to create; to put together 2. to make up; to fabricate; to invent; to cook up |
| 1 | 物語 | ものがたり (物語) : tale; story; legend |
| 1 | 重き | おもき (重き) : importance; emphasis; stress |
| 1 | 空気感 | くうきかん (空気感) : atmosphere (esp. of a place or person); mood; vibe; ambience |
| 1 | 撮れる | とれる (撮れる) : 1. to be photographed 2. to be able to photograph |
| 1 | 全然 | ぜんぜん (全然) : 1. (not) at all; (not) in the slightest 2. wholly; entirely; completely; totally |
| 1 | 今後 | こんご (今後) : from now on; hereafter |
| 1 | 人生 | じんせい (人生) : (human) life (i.e. conception to death) |
| 1 | かつて | かつて (嘗て) : 1. once; before; formerly; ever; former; ex- 2. never yet; never before; first time; still not happened |
| 1 | つなげる | つなげる (繋げる) : 1. to connect 2. to tie; to fasten |
| 1 | 真摯 | しんし (真摯) : sincere; earnest; serious |
| 1 | 目標 | めじるし (目印) : 1. mark (for quick identification or recognition); sign 2. landmark; guide |
| 1 | 岳大 | たかまさ (岳大) : Takamasa (unclass) |
| 1 | 山本 | やまもと (山元) : 1. foot of a mountain; base of a mountain 2. mine; colliery |
| 1 | 真理 | しんり (真理) : truth |
| 1 | 柄本 | えのも (柄本) : Enomo (surname) |
| 1 | 配給 | はいきゅう (配給) : 1. distribution (e.g. films, rice) 2. rationing (e.g. food, gasoline) |