「母にマグカップで殴られて頭蓋骨を骨折」「裸で寝なさいと言われ…」両親から暴力を受けて育った“SNSでバズる漫画家”カメントツの“幼少期のトラウマ”
予習
この記事のキーワード — タップで意味×7
暴力
ぼうりょく
violence; mayhem
N1×8
頃
ころ
1. (approximate) time; around; about; toward 2. suitable time (or condition)
N1×5
殴る
なぐる
to strike; to hit; to beat; to punch
N1×3
説教
せっきょう
1. sermon; preaching 2. remonstration; scolding; lecturing
×5
育つ
そだつ
to be raised (e.g. child); to be brought up; to grow (up)
マスク(仮面)を付けて活動し、SNSでたびたび“バズる”漫画家として知られているカメントツさん。『こぐまのケーキ屋さん』『カメントツの漫画ならず道』『こわいやさん』などの漫画がネットを中心に大きな話題を呼んだ。
子どもの頃は教育熱心な家庭で育ったカメントツさんだが、その裏では両親から“暴力”を振るわれ、大きなケガをしたこともあったという。いったいどんな家庭で育ち、どのような暴力を受けていたのか。カメントツさんに話を聞いた。(全4回の1回目/ 2回目につづく )
◆◆◆
マスク(仮面)を付けて活動し、SNSでたびたび“バズる”漫画家として知られているカメントツさん。『こぐまのケーキ屋さん』『カメントツの漫画ならず道』『こわいやさん』などの漫画がネットを中心に大きな話題を呼んだ。 子どもの頃は教育熱心な家庭で育ったカメントツさんだが、その裏では両親から“暴力”を振るわれ、大きなケガをしたこともあったという。いったいどんな家庭で育ち、どのような暴力を受けていたのか。カメントツさんに話を聞いた。(全4回の1回目/ 2回目につづく ) ◆◆◆
――カメントツさんは今、おいくつでしょうか。また、出身はどちらですか。 カメントツさん(以下、カメントツ) 1986年生まれで、今年40歳になります。愛知県の刈谷市出身です。 ――生まれ育った家庭はどんな環境でしたか? カメントツ 父、母、僕、4歳下の妹、10歳下の弟の、5人家族です。父親はまったく家事をしないタイプと言いますか、仕事に情熱を注ぐタイプだったので、朝の7時には家を出て、夜は8時か9時くらいに帰ってくるような生活をしていました。 父は家にいる時、基本的にテレビばかり見ていたように思います。子どもの頃に遊んでもらった記憶もあるんですけど、僕より体が大きくてゴツいのでずっと怖かったですし、九州出身ということもあって、いまだにちょっと怖いですね。
――お母さんはどんな方ですか。 カメントツ 母は父のことがすごく好きなんです。父も母が好きで夫婦仲はとても良かったですし、ケンカも一度か二度くらいしか見たことがないんですが、父が亭主関白で、母はそれに付き従う人だったんですね。 だから母をこんこんと説教している姿をよく見ていたんですけど、そういう時、母はいつも泣いていました。 基本的に夫婦仲は良いのですが、僕ら子どもにはさほど興味がないというか、あまり一緒に話したり遊んだりした経験はないですね。 ――ご両親とカメントツさんはどのような関係性でしたか。 カメントツ 両親共に、体罰に物を使うタイプだったので、すごく怖かったんですよね。父親は絶対グーか何かしらの棒で殴るんですけど、母はそのへんにあるあらゆるもので殴るので、個人的に「龍が如くシステム」と呼んでいます。
――どういう時に殴られるのですか。 カメントツ 2、3歳の頃にはもう引っ叩かれていた記憶があって、大体は母の虫の居所が悪かったとか、悲しいことや嫌なことがあった時が多かったですね。 父の場合は「絶対的に母の味方をする」という一貫した方針があったので、母の限界を超えた時に父が出てくるようなイメージです。 例えば、アルミ缶を廃品回収に出す時、ビニール袋にギチギチに詰めてまとめていたんです。一度、僕がコップに水を残していたのを見つけた母が、「もったいないでしょ」と言いながらそれを手にとって、つい僕を殴ってしまったことがあって。 要は、簡易的なモーニングスター(鉄球の武器)ですよね。 ――大丈夫だったんですか。 カメントツ 骨折しましたね。あとは、マグカップで後頭部を殴られたこともあったんですけど、マグカップの方がバラバラになってしまって、そのことでまた怒られたことがあったんです。 それで、大人になってからたまたま脳の検査をした時に「頭蓋骨を骨折していた跡がある」と言われてしまって、「ああ、マグカップの時の怪我か」と。
――お母さんは、どうしてカメントツさんに暴力を振るっていたのでしょう。 カメントツ 大人になってから検査をしてわかったのですが、僕には発達障害があるんですね。ADHD(注意欠陥多動性障害)の性質が強くて、おそらく他の子と明らかに違う部分があったので、母もうまく子育てとの折り合いを付けられなかったんじゃないかと思います。 あとは、母も暴力の中で育ったという話を聞いたことがあるので、そういうコミュニケーションしか取れなかったのかもしれませんね。 母からは「なんでこれが暗記できないの」「なんでテストの点数が悪いの」というような教育的な難癖を付けられることもあったんですけど、子どもの頃はその質問にどう答えるのが正解なのかわからなくて。 ――どういう風に答えていたのですか。 カメントツ 「はい、僕が馬鹿だからです」みたいな返事をすると母はすごく納得していたんですけど、さすがに父親が「やばい」と思ったのか、慌てて止めに入ったりするわけです。 だから子どもの頃は、ずっと「僕は間違った答えを言っているんだろうな」と思っていたり、自分が常に何かに失敗しているような気になってしまっていたんですね。 でも、中高生くらいになってようやく「あ、正解はなかったんだ」と気付くようになりました。そのあたりでやっと物心がついたのかもしれませんけれど。
――子どもの頃に暴力を受けていたことで、今でもトラウマになっていることなどはありますか。 カメントツ 「いつ母が怒るか」とビクビクして暮らしていたので、いまだに母の怒気のこもった足音が聞こえる夢を見たりしますね。 あとは、母にお説教をされている最中に電話が鳴ると、そこでお説教が終わるので当時の僕にとってはボーナスタイムだったんですね。それでホッとして救われた気持ちになる夢も見ます。40歳になっても続いているということは、多分一生こうなんだろうなとは思いますね。 『シン・エヴァンゲリオン劇場版:
』の中で、アスカがシンジ君に馬乗りになって怒鳴ったり食べ物を口に詰め込むシーンがあるんです。 そのシーンを見た時に、女性の怒気がこもった声を聞いたことでトラウマが蘇ってしまって、しばらくフリーズしたこともありました。やっぱり、特に女性の怒鳴り声が苦手だったりしますね。 ――現在は、ご両親との関係はどうですか。 カメントツ 僕は今も両親が苦手なんですけど、当時、父も母も20代で未熟な部分もあったと思うので、最近は「親もかわいそうだよな」と思うこともあるんです。 だから、こうして両親のことを語るのも「今になってそれを引き合いに出すのもどうなのか」と考え始めている部分があって、とはいえ僕が忖度してしゃべらないというのも変だし……難しいですね。 ――ご両親の気持ちがわかるところも出てきた、ということですよね。 カメントツ 自分が大人になったからというのはありますよね。僕も20代の時はそこそこ変なやつでしたから、やっぱり。
――現在は、ご両親との距離感はどのような感じなのでしょうか。 カメントツ 向こうは多分、僕と仲良しだと思っていると思います。僕からすると「デリカシーがないな」と思う部分もありますし、嫌な思いをすることもあるので、何かしらのきっかけがないと「実家に帰ろう」と思うことはないですね。 ただ、僕の妻がすごくコミュニケーション能力が高い人なので、両親と連絡を取り合ったりなどしてくれて、本当にありがたいです。 ――「デリカシーがない」というのは、どういったところで感じますか。 カメントツ 会うたびに、僕やきょうだいの体型の話をするんですよ。時代的なものもあるのかもしれませんが、「幸せ太りだね」とか「誰々はまた太った」みたいな話をすごく面白そうにしていて。 会話の中にそういった無意識なマウンティングのようなものが小刻みに入ってくるので、その都度強めに「そういうのやめようよ」と注意するんですけど、本当に伝わらないんですよね。 第三者に言われると伝わることでも、親と子どもという関係性だからこそ伝わらなくなるというのは、結構あるあるなんじゃないかと思っています。
――カメントツさんの子ども時代、ご両親はどのような教育方針だったのでしょうか。 カメントツ 母は「勉強とは記憶である」という方針だったので、小学校に入る前に九九を覚えさせようとしたり、名短歌集の上の句と下の句を暗記させようとしたりしていました。間違えるたびに「なんで覚えられないの」と言って頭を叩かれたりした記憶があります。 母には突然方針を変える性質もあって。「パジャマは実は健康に悪い」とテレビか何かで言っているのを見ると、すぐに「じゃあ裸で寝なさい」と僕に言うんですけど、僕が裸で寝ていたら「なんで服を着ないの」と言い出したり。「ミキプルーンが身体に良い」と言ってミキプルーンばかり食べさせられたこともありました。 ――教育熱心というか、「こうしなくちゃ」と強く思う部分もあったのかもしれませんね。 カメントツ そうですね。知育玩具はたくさんあったんですけど、僕にとってはピンとくるおもちゃがなくて。それが原因の1つだったと思うんですが、すごくたくさん絵を描くようになったんです。ほしい物を描いたり、戦隊やウルトラマンの絵をいっぱい描いていて、それが今の仕事に繋がっていると思います。
――カメントツさんは子どもの頃、アメリカに住んでいたそうですね。それはいつからなのでしょう。 カメントツ 父の仕事の都合で、小学2年生の初めからアメリカのミシガン州に引っ越しました。小学6年生の初めに日本に帰ってきたので、あちらにいたのはちょうど4年間ですね。 先に父が引っ越して、半年から1年くらいかけて住環境を整えてくれていたんですが、その間に、普段の勉強に加えて英語の勉強がプラスされたのですごく大変でした。 ――日本を離れることになった当時、どのような心境でしたか。 カメントツ 僕は結構馬鹿だったというか、子どもらしく能天気な部分もあったので、新天地に行けることにすごくワクワクしていましたね。 当時の『コロコロコミック』とかを読んでいると、「ミニ四駆がアメリカでも大ヒット」というようなことが書いてあって、「アメリカってどんなところなんだろう」という思いもありましたし。 撮影=杉山秀樹/文藝春秋 「おにぎりを『臭い』と言われ…」「パンチや蹴りでボコボコにされた」アメリカでの差別とイジメで“心身の限界”…人気漫画家・カメントツを救った“日本のオモチャ” へ続く
マスク(仮面)を付けて活動し、SNSでたびたび“バズる”漫画家として知られているカメントツさん。『こぐまのケーキ屋さん』『カメントツの漫画ならず道』『こわいやさん』などの漫画がネットを中心に大きな話題を呼んだ。 子どもの頃は教育熱心な家庭で育ったカメントツさんだが、その裏では両親から“暴力”を振るわれ、大きなケガをしたこともあったという。いったいどんな家庭で育ち、どのような暴力を受けていたのか。カメントツさんに話を聞いた。(全4回の1回目/ 2回目につづく ) ◆◆◆
――カメントツさんは今、おいくつでしょうか。また、出身はどちらですか。 カメントツさん(以下、カメントツ) 1986年生まれで、今年40歳になります。愛知県の刈谷市出身です。 ――生まれ育った家庭はどんな環境でしたか? カメントツ 父、母、僕、4歳下の妹、10歳下の弟の、5人家族です。父親はまったく家事をしないタイプと言いますか、仕事に情熱を注ぐタイプだったので、朝の7時には家を出て、夜は8時か9時くらいに帰ってくるような生活をしていました。 父は家にいる時、基本的にテレビばかり見ていたように思います。子どもの頃に遊んでもらった記憶もあるんですけど、僕より体が大きくてゴツいのでずっと怖かったですし、九州出身ということもあって、いまだにちょっと怖いですね。
――お母さんはどんな方ですか。 カメントツ 母は父のことがすごく好きなんです。父も母が好きで夫婦仲はとても良かったですし、ケンカも一度か二度くらいしか見たことがないんですが、父が亭主関白で、母はそれに付き従う人だったんですね。 だから母をこんこんと説教している姿をよく見ていたんですけど、そういう時、母はいつも泣いていました。 基本的に夫婦仲は良いのですが、僕ら子どもにはさほど興味がないというか、あまり一緒に話したり遊んだりした経験はないですね。 ――ご両親とカメントツさんはどのような関係性でしたか。 カメントツ 両親共に、体罰に物を使うタイプだったので、すごく怖かったんですよね。父親は絶対グーか何かしらの棒で殴るんですけど、母はそのへんにあるあらゆるもので殴るので、個人的に「龍が如くシステム」と呼んでいます。
――どういう時に殴られるのですか。 カメントツ 2、3歳の頃にはもう引っ叩かれていた記憶があって、大体は母の虫の居所が悪かったとか、悲しいことや嫌なことがあった時が多かったですね。 父の場合は「絶対的に母の味方をする」という一貫した方針があったので、母の限界を超えた時に父が出てくるようなイメージです。 例えば、アルミ缶を廃品回収に出す時、ビニール袋にギチギチに詰めてまとめていたんです。一度、僕がコップに水を残していたのを見つけた母が、「もったいないでしょ」と言いながらそれを手にとって、つい僕を殴ってしまったことがあって。 要は、簡易的なモーニングスター(鉄球の武器)ですよね。 ――大丈夫だったんですか。 カメントツ 骨折しましたね。あとは、マグカップで後頭部を殴られたこともあったんですけど、マグカップの方がバラバラになってしまって、そのことでまた怒られたことがあったんです。 それで、大人になってからたまたま脳の検査をした時に「頭蓋骨を骨折していた跡がある」と言われてしまって、「ああ、マグカップの時の怪我か」と。
――お母さんは、どうしてカメントツさんに暴力を振るっていたのでしょう。 カメントツ 大人になってから検査をしてわかったのですが、僕には発達障害があるんですね。ADHD(注意欠陥多動性障害)の性質が強くて、おそらく他の子と明らかに違う部分があったので、母もうまく子育てとの折り合いを付けられなかったんじゃないかと思います。 あとは、母も暴力の中で育ったという話を聞いたことがあるので、そういうコミュニケーションしか取れなかったのかもしれませんね。 母からは「なんでこれが暗記できないの」「なんでテストの点数が悪いの」というような教育的な難癖を付けられることもあったんですけど、子どもの頃はその質問にどう答えるのが正解なのかわからなくて。 ――どういう風に答えていたのですか。 カメントツ 「はい、僕が馬鹿だからです」みたいな返事をすると母はすごく納得していたんですけど、さすがに父親が「やばい」と思ったのか、慌てて止めに入ったりするわけです。 だから子どもの頃は、ずっと「僕は間違った答えを言っているんだろうな」と思っていたり、自分が常に何かに失敗しているような気になってしまっていたんですね。 でも、中高生くらいになってようやく「あ、正解はなかったんだ」と気付くようになりました。そのあたりでやっと物心がついたのかもしれませんけれど。
――子どもの頃に暴力を受けていたことで、今でもトラウマになっていることなどはありますか。 カメントツ 「いつ母が怒るか」とビクビクして暮らしていたので、いまだに母の怒気のこもった足音が聞こえる夢を見たりしますね。 あとは、母にお説教をされている最中に電話が鳴ると、そこでお説教が終わるので当時の僕にとってはボーナスタイムだったんですね。それでホッとして救われた気持ちになる夢も見ます。40歳になっても続いているということは、多分一生こうなんだろうなとは思いますね。 『シン・エヴァンゲリオン劇場版:
』の中で、アスカがシンジ君に馬乗りになって怒鳴ったり食べ物を口に詰め込むシーンがあるんです。 そのシーンを見た時に、女性の怒気がこもった声を聞いたことでトラウマが蘇ってしまって、しばらくフリーズしたこともありました。やっぱり、特に女性の怒鳴り声が苦手だったりしますね。 ――現在は、ご両親との関係はどうですか。 カメントツ 僕は今も両親が苦手なんですけど、当時、父も母も20代で未熟な部分もあったと思うので、最近は「親もかわいそうだよな」と思うこともあるんです。 だから、こうして両親のことを語るのも「今になってそれを引き合いに出すのもどうなのか」と考え始めている部分があって、とはいえ僕が忖度してしゃべらないというのも変だし……難しいですね。 ――ご両親の気持ちがわかるところも出てきた、ということですよね。 カメントツ 自分が大人になったからというのはありますよね。僕も20代の時はそこそこ変なやつでしたから、やっぱり。
――現在は、ご両親との距離感はどのような感じなのでしょうか。 カメントツ 向こうは多分、僕と仲良しだと思っていると思います。僕からすると「デリカシーがないな」と思う部分もありますし、嫌な思いをすることもあるので、何かしらのきっかけがないと「実家に帰ろう」と思うことはないですね。 ただ、僕の妻がすごくコミュニケーション能力が高い人なので、両親と連絡を取り合ったりなどしてくれて、本当にありがたいです。 ――「デリカシーがない」というのは、どういったところで感じますか。 カメントツ 会うたびに、僕やきょうだいの体型の話をするんですよ。時代的なものもあるのかもしれませんが、「幸せ太りだね」とか「誰々はまた太った」みたいな話をすごく面白そうにしていて。 会話の中にそういった無意識なマウンティングのようなものが小刻みに入ってくるので、その都度強めに「そういうのやめようよ」と注意するんですけど、本当に伝わらないんですよね。 第三者に言われると伝わることでも、親と子どもという関係性だからこそ伝わらなくなるというのは、結構あるあるなんじゃないかと思っています。
――カメントツさんの子ども時代、ご両親はどのような教育方針だったのでしょうか。 カメントツ 母は「勉強とは記憶である」という方針だったので、小学校に入る前に九九を覚えさせようとしたり、名短歌集の上の句と下の句を暗記させようとしたりしていました。間違えるたびに「なんで覚えられないの」と言って頭を叩かれたりした記憶があります。 母には突然方針を変える性質もあって。「パジャマは実は健康に悪い」とテレビか何かで言っているのを見ると、すぐに「じゃあ裸で寝なさい」と僕に言うんですけど、僕が裸で寝ていたら「なんで服を着ないの」と言い出したり。「ミキプルーンが身体に良い」と言ってミキプルーンばかり食べさせられたこともありました。 ――教育熱心というか、「こうしなくちゃ」と強く思う部分もあったのかもしれませんね。 カメントツ そうですね。知育玩具はたくさんあったんですけど、僕にとってはピンとくるおもちゃがなくて。それが原因の1つだったと思うんですが、すごくたくさん絵を描くようになったんです。ほしい物を描いたり、戦隊やウルトラマンの絵をいっぱい描いていて、それが今の仕事に繋がっていると思います。
――カメントツさんは子どもの頃、アメリカに住んでいたそうですね。それはいつからなのでしょう。 カメントツ 父の仕事の都合で、小学2年生の初めからアメリカのミシガン州に引っ越しました。小学6年生の初めに日本に帰ってきたので、あちらにいたのはちょうど4年間ですね。 先に父が引っ越して、半年から1年くらいかけて住環境を整えてくれていたんですが、その間に、普段の勉強に加えて英語の勉強がプラスされたのですごく大変でした。 ――日本を離れることになった当時、どのような心境でしたか。 カメントツ 僕は結構馬鹿だったというか、子どもらしく能天気な部分もあったので、新天地に行けることにすごくワクワクしていましたね。 当時の『コロコロコミック』とかを読んでいると、「ミニ四駆がアメリカでも大ヒット」というようなことが書いてあって、「アメリカってどんなところなんだろう」という思いもありましたし。 撮影=杉山秀樹/文藝春秋 「おにぎりを『臭い』と言われ…」「パンチや蹴りでボコボコにされた」アメリカでの差別とイジメで“心身の限界”…人気漫画家・カメントツを救った“日本のオモチャ” へ続く
この記事の単語 (196)
×8
頃
ころ
1. (approximate) time; around; about; toward 2. suitable time (or condition)
×7
暴力
ぼうりょく
violence; mayhem
×6
部分
ぶぶん
portion; section; part
×5
育つ
そだつ
to be raised (e.g. child); to be brought up; to grow (up)
×5
殴る
なぐる
to strike; to hit; to beat; to punch
×4
記憶
きおく
1. memory; recollection; remembrance 2. storage
×4
知れる
しれる
1. to become known; to come to light; to be discovered 2. to be known; to be understood
×4
当時
とうじ
at that time; in those days
×3
漫画家
まんがか
cartoonist; comic book artist; manga artist; manga author; mangaka
×3
熱心
ねっしん
zealous; enthusiastic; ardent; fervent; keen; eager
×3
振るう
ふるう
1. to swing; to wield (physically); to exert 2. to exercise (e.g. power, ability); to exhibit; to display; to wield (metaphorically)
×3
出身
しゅっしん
person's origin (e.g. city, country, parentage, school)
×3
父親
ちちおや
father
×3
説教
せっきょう
1. sermon; preaching 2. remonstration; scolding; lecturing
×3
方針
ほうしん
1. policy; course; plan (of action); principle 2. magnetic needle
×3
伝わる
つたわる
to be handed down; to be introduced; to be transmitted; to be circulated; to go along; to walk along
×3
描く
えがく
1. to draw; to paint; to sketch 2. to depict; to describe
×2
仮面
かめん
1. mask 2. disguise; guise; mask
×2
活動
かつどう
1. activity (of a person, organization, animal, volcano, etc.); action 2. movie (esp. during the silent movie period)
×2
度々
たびたび
often; again and again; over and over again; repeatedly; frequently
×2
バズる
to go viral; to make a buzz (on the Internet)
×2
小熊
こぐま
small bear; bear cub
×2
中心
ちゅうしん
1. center; centre; middle; heart; core; focus; pivot; emphasis; balance 2. -centered; -centred; -focused; -oriented; centered on; focused on
×2
話題
わだい
topic; subject
×2
一体
いったい
1. (what) the heck; (why) in the world; (who) on earth 2. one object; one body; unity
×2
全
ぜん
1. all; whole; entire; complete; total; pan- 2. complete (set); in total
×2
基本的
きほんてき
fundamental; basic
×2
ずっと
1. continuously in some state (for a long time, distance); throughout; all along; the whole time; all the way 2. much (better, etc.); by far; far and away
×2
未だ
まだ
1. still; as yet; only 2. (not) yet
×2
夫婦仲
ふうふなか
conjugal relations; conjugal affection
×2
関係性
かんけいせい
relationship; relation
×2
かしら
1. I wonder 2. some kind; some stage; somehow; somewhere
×2
どういう
somehow; how; in what way; why; what kind of
×2
限界
げんかい
limit; bound
×2
骨折
こっせつ
bone fracture
×2
検査
けんさ
inspection (e.g. customs, factory); examination; scan (e.g. MRI, PET, etc.)
×2
性質
せいしつ
nature; property; disposition
×2
暗記
あんき
memorization; memorisation; learning by heart
×2
正解
せいかい
correct; right; correct interpretation (answer, solution)
×2
馬鹿
ばか
1. idiot; moron; fool 2. trivial matter; folly; absurdity
×2
みたい
-like; sort of; similar to; resembling
×2
怒気
どき
anger; wrath
×2
籠もる
こもる
1. to shut oneself in (e.g. one's room); to be confined in; to seclude oneself; to hide away; to stay inside (one's shell) 2. to be filled with (emotion, enthusiasm, etc.)
×2
救う
すくう
to rescue from; to help out of; to save
×2
多分
たぶん
1. perhaps; probably 2. generous; many; much; great
×2
苦手
にがて
1. poor (at); weak (in); not very good (at) 2. not one's cup of tea; not one's favorite
×2
現在
げんざい
now; current; present; present time; as of
×2
思い
おもい
1. thought 2. imagination; mind; heart
×2
本当
ほんとう
1. truth; reality; actuality; fact 2. proper; right; correct; official
×2
裸
はだか
1. nakedness; nudity 2. bareness; nakedness; baldness; being uncovered
×2
小学
しょうがく
1. elementary school; primary school; grade school 2. school for children over eight years old in ancient China
×1
生まれ
うまれ
1. birth; birthplace 2. born in (country, month, imperial era, zodiac year, etc.)
×1
愛知県
あいちけん
Aichi prefecture (Chūbu area)
×1
刈谷市
かりやし
Kariya (city) (place)
×1
生まれ育つ
うまれそだつ
to be born and raised (in one particular place)
×1
環境
かんきょう
environment; circumstance
×1
年下
としした
younger; junior
×1
全く
まったく
1. really; truly; entirely; completely; wholly; perfectly 2. indeed
×1
家事
かじ
1. housework; domestic chores 2. family affairs; household matters
×1
情熱
じょうねつ
passion; enthusiasm; zeal
×1
注ぐ
そそぐ
1. to pour (into) 2. to sprinkle on (from above); to water (e.g. plants); to pour onto; to spray
×1
ごつい
1. large and rough; big and tough; rugged (hands, features, etc.); hard; sturdy; chunky; burly 2. unrefined; rustic; boorish
×1
九州
きゅうしゅう
Kyūshū (southernmost of the four main islands of Japan)
×1
亭主関白
ていしゅかんぱく
domineering husband; hectoring husband; husband who rules the roost
×1
付き従う
つきしたがう
to follow; to accompany; to cleave to; to join up with; to obey implicitly; to flatter
×1
こんこん
コンコン
1. tap-tap; knock-knock; bang-bang 2. cough-cough
×1
姿
すがた
1. figure; form; shape 2. appearance; dress; guise
×1
然程
さほど
(not) so; (not) particularly; (not) very; (not) that much
×1
共
とも
1. together with 2. same
×1
体罰
たいばつ
corporal punishment
×1
絶対
ぜったい
1. definitely; absolutely; unconditionally 2. absolute; unconditional; unmistakable
×1
棒
ぼう
1. pole; rod; stick; baton 2. line; dash
×1
あらゆる
all; every
×1
個人的
こじんてき
personal; individual; private
×1
引っ叩く
ひっぱたく
to slap; to strike; to spank
×1
居所
いどころ
1. whereabouts; address 2. place of temporary residence
×1
絶対的
ぜったいてき
absolute
×1
味方
みかた
1. friend; ally; supporter 2. taking sides with; supporting; standing by; backing up
×1
一貫
いっかん
1. consistency; coherence; integration 2. one kan (approx. 3.75 kg, 8.3 lb)
×1
越える
こえる
1. to cross over; to cross; to pass through; to pass over (out of); to go beyond; to go past 2. to exceed; to surpass; to be more (than)
×1
アルミ缶
アルミかん
aluminium can; aluminum can
×1
袋
ふくろ
1. bag; sack; pouch 2. skin of an orange (and other like fruits)
×1
詰める
つめる
1. to stuff into; to jam; to cram; to pack; to fill; to plug; to stop up 2. to shorten; to move closer together
×1
纏める
まとめる
1. to collect; to put (it all) together; to integrate; to consolidate; to unify 2. to summarize; to aggregate
×1
残す
のこす
1. to leave (behind) 2. to leave (undone); to not finish
×1
勿体
もったい
1. superior airs; air of importance 2. overemphasis
×1
要
よう
1. cornerstone; main point; keystone 2. requirement; need
×1
簡易
かんい
simplicity; convenience; easiness; quasi-
×1
鉄球
てっきゅう
iron ball
×1
武器
ぶき
1. weapon; arms; ordnance 2. weapon (something used to gain an advantage); asset
×1
後頭部
こうとうぶ
back of head
×1
偶々
たまたま
1. occasionally; once in a while; seldom 2. casually; unexpectedly; accidentally; by chance
×1
脳
のう
1. brain 2. brains; mind
×1
頭蓋骨
ずがいこつ
skull; cranium
×1
跡
あと
1. trace; tracks; mark; sign 2. site; remains; ruins
×1
怪我
けが
injury (to animate object); hurt
×1
発達障害
はったつしょうがい
developmental disorder
×1
欠陥
けっかん
defect; fault; flaw; deformity; deficiency; shortage; gap
×1
多動
たどう
hyperactivity (of a child)
×1
障害
しょうがい
1. obstacle; impediment; hindrance; difficulty; barrier 2. handicap; impairment; disability; disorder; malfunction
×1
恐らく
おそらく
perhaps; likely; probably; I dare say
×1
他
ほか
1. other (place, thing, person); the rest 2. outside; beyond
×1
明らか
あきらか
1. clear; obvious; evident; plain; definite 2. bright; light
×1
旨い
うまい
1. skillful; skilful; clever; expert; wise; successful 2. delicious; appetizing; appetising; tasty
×1
子育て
こそだて
child rearing; child raising; raising children; parenting
×1
折り合い
おりあい
1. agreement (e.g. business, dispute); understanding; compromise; settlement 2. mutual relations (between family members, coworkers, etc.)
×1
取れる
とれる
1. to come off; to be removed 2. to disappear (of pain, a fever, etc.)
×1
点数
てんすう
1. marks; points; score; grade; runs (baseball) 2. number of items; number of articles
×1
難癖
なんくせ
fault
×1
納得
なっとく
1. consent; assent; agreement 2. understanding; comprehension; grasp
×1
流石
さすが
1. as one would expect; just as you'd expect (from); just like (someone) 2. still; all the same; after all
×1
やばい
1. dangerous; risky 2. awful; terrible; crap
×1
慌てる
あわてる
1. to become confused (disconcerted, disorganized, disorganised); to be flustered; to panic 2. to hurry; to rush; to hasten
×1
答え
こたえ
answer; reply; response; solution
×1
常
つね
usual state of things
×1
中高生
ちゅうこうせい
middle and high-school students
×1
漸く
ようやく
1. finally; at last 2. barely; narrowly; hardly; only just
×1
あっ
1. ah; oh 2. hey!
×1
気付く
きづく
to notice; to recognize; to recognise; to become aware of; to perceive; to realize; to realise
×1
辺り
あたり
1. (in the) neighbourhood; neighborhood; vicinity; nearby; surroundings 2. around; about; or thereabouts
×1
物心
ものごころ
awareness of things around one; ability to understand what is going on around oneself; judgment; judgement; discretion
×1
暮らす
くらす
1. to live; to get along 2. to spend (time)
×1
足音
あしおと
1. sound of footsteps 2. sense or sign that something is approaching
×1
最中
さいちゅう
(in) the middle of; (in) the midst of; (in) the course of; (at) the height of
×1
ほっと
1. with a feeling of relief; with a sigh of relief 2. deeply (sigh)
×1
一生
いっしょう
1. whole life; a lifetime; all through life; one existence; a generation; an age; the whole world; the era 2. (the only, the greatest, etc.) of one's life
×1
劇場版
げきじょうばん
movie version (based on TV series, anime, etc.); the movie
×1
馬乗り
うまのり
1. horseback riding 2. sitting astride; straddling
×1
怒鳴る
どなる
to shout (in anger); to yell
×1
詰め込む
つめこむ
to cram; to stuff; to jam; to squeeze; to compress; to pack; to crowd
×1
蘇る
よみがえる
1. to be resurrected; to be resuscitated; to be rehabilitated; to be revived; to be refreshed; to be restored 2. to be recalled (e.g. memories); to be brought back
×1
どなり声
どなりごえ
angry voice; one's voice when shouting with anger
×1
未熟
みじゅく
1. unripe; green 2. inexperienced; immature; unskilled
×1
可哀想
かわいそう
poor; pitiable; pathetic; pitiful
×1
語る
かたる
1. to talk about; to speak of; to tell; to narrate 2. to recite; to chant
×1
引き合い
ひきあい
1. reference; example; instance 2. inquiry (about a product, business deal, etc.); enquiry
×1
忖度
そんたく
surmise (about somebody's feelings); guess; conjecture
×1
喋る
しゃべる
to talk; to chat; to chatter
×1
そこそこ
1. reasonably; fairly; all right; moderate 2. hurriedly; in a rush; having barely finished
×1
奴
やつ
1. fellow; guy; chap 2. thing; object
×1
距離感
きょりかん
sense of distance (physical or emotional); feeling of distance
×1
感じ
かんじ
feeling; sense; impression
×1
仲良し
なかよし
intimate friend; close friend; bosom buddy; chum
×1
切っ掛け
きっかけ
chance; start; cue; excuse; motive; impetus; occasion
×1
実家
じっか
(one's parents') home
×1
唯
ただ
1. ordinary; common; usual 2. free of charge
×1
コミュニケーション能力
コミュニケーションのうりょく
communication skills; communication ability
×1
取り合う
とりあう
1. to join (hands); to take (each other's hands) 2. to scramble for; to struggle for; to fight for
×1
有り難い
ありがたい
grateful; thankful; welcome; appreciated; evoking gratitude
×1
感じる
かんじる
to feel; to sense; to experience
×1
体型
たいけい
1. figure; body shape; build; physique; form 2. somatotype; biotype; habitus; (type of) physique
×1
幸せ
しあわせ
happiness; good fortune; luck; blessing
×1
誰々
だれだれ
1. so-and-so 2. who?; which people?
×1
面白い
おもしろい
1. interesting; fascinating; intriguing; enthralling 2. amusing; funny; comical
×1
無意識
むいしき
1. unconsciousness 2. unconscious; involuntary; automatic; mechanical; unintentional; spontaneous
×1
のよ
Noyo (unclass)
×1
うな
eel (esp. the Japanese eel, Anguilla japonica)
×1
小刻み
こきざみ
1. mincing; chopping finely 2. short and repeated (movements) (e.g. trembling, stepping quickly)
×1
都度
つど
each (every) time; whenever
×1
第三者
だいさんしゃ
third party; third person; outsider; disinterested person
×1
こそ
1. it is ... that ...; precisely; in particular; definitely; for sure; only (when, after, because, etc.) 2. although; while; it is the case that ... but
×1
九九
くく
multiplication table; times table
×1
短歌
たんか
tanka; 31-mora Japanese poem
×1
上の句
かみのく
the first part of a poem or verse
×1
下の句
しものく
the last part of a poem or Bible verse
×1
叩く
たたく
1. to strike; to clap; to knock; to beat; to tap; to pat 2. to play drums
×1
突然
とつぜん
abrupt; sudden; unexpected
×1
実
じつ
1. truth; reality 2. sincerity; honesty; fidelity
×1
健康
けんこう
1. health 2. healthy; sound; fit; wholesome
×1
身体
からだ
1. body 2. torso; trunk
×1
知育
ちいく
intellectual training
×1
玩具
おもちゃ
toy; plaything
×1
戦隊
せんたい
squadron
×1
繋がる
つながる
1. to be tied together; to be connected to; to be linked to 2. to lead to; to be related to
×1
年間
ねんかん
1. (period of) a year 2. during an era
×1
半年
はんとし
half a year; six months
×1
住環境
じゅうかんきょう
living environment; habitat
×1
整える
ととのえる
1. to put in order; to arrange; to tidy up; to straighten; to adjust; to fix 2. to get ready; to prepare; to arrange; to supply; to assemble; to buy
×1
普段
ふだん
1. usual; normal; everyday; habitual; ordinary 2. usually; normally; generally; habitually; always
×1
大変
たいへん
1. very; greatly; terribly; awfully 2. immense; enormous; great
×1
離れる
はなれる
1. to be separated; to be apart; to be distant 2. to leave; to go away
×1
心境
しんきょう
state of mind; mental state; mental attitude
×1
能天気
のうてんき
laid-back; carefree; easygoing; thoughtless; happy-go-lucky
×1
新天地
しんてんち
new land; new world; new sphere of activity
×1
大ヒット
だいヒット
big hit; smash hit; popular item (e.g. movie, music)
×1
って
1. you said; he said; she said; they said 2. if ... then
×1
撮影
さつえい
photography (still or motion); photographing; filming; shooting; (video) recording
×1
杉山
すきやま
Sukiyama (unclass)
×1
秀樹
ひでき
Hideki (masc)
×1
文芸
ぶんげい
1. literature 2. the arts; art and literature; liberal arts
×1
春秋
しゅんじゅう
1. spring and autumn; spring and fall 2. years; age
×1
御握り
おにぎり
onigiri; rice ball (often triangular, sometimes with a filling and wrapped in nori)
×1
蹴り
けり
kick
×1
差別
さべつ
1. distinction; differentiation; discrimination 2. discrimination (against people)
×1
心身
しんしん
mind and body
×1
人気
にんき
1. popularity; public favor 2. condition (e.g. market); tone; character; nature