Published: 2025-07-14 16:43

スペリーが日本だけの特別なジャパンメイドシリーズを発表──GQ新着スニーカー

創立90周年を迎えるアメリカ発のライフスタイルブランド、スペリー（SPERRY）が、日本限定の新コレクション「ジャパンメイド」シリーズを発表。7月31日（木）より公式ECサイト、伊勢丹新宿店メンズ館、ミント神戸などでも順次展開される。本シリーズは、スペリーの原点であり、アメリカ海軍の公式シューズとしても知られる「クラシックCVO」をベースに、日本の技術と素材で再構築したモデル。アジア人の足型に合わせたフィット感に加え、素材や構造のディテールにおいても、日本ならではのクラフツマンシップが随所に息づいている。

【写真を見る】90周年を記念した特別モデルが7月31日（木）より発売。

通常の「スペリートップサイダー」ロゴに、日本の象徴・富士山を組み合わせた本シリーズ限定のロゴをデザイン。ベロネーム、ヒールパッチ、インソール、パッケージボックスにまでこのロゴがあしらわれており、特別感を高めている。アッパーには、日本製の高品質コットンキャンバスを使用。1948年創業の老舗帆布メーカー「富士金梅」による生地で、しっかりとした風合いと品のあるマットな質感が特徴だ。また、スウェード素材には日本製の牛革を用い、水の染み込みを抑える撥水性を持たせている。つま先は0.5cm長く設計されており、クラシックCVOの雰囲気を踏襲しながらもシャープで上品な印象に仕上げられている。

注目すべきは、スペリーとして初めて採用されたアウトソール「RUBEAR NRソール」だ。波型の溝を配したクラシックなグリップパターンはそのままに、国産の天然ラバーを丁寧に成形することで、従来の課題だった耐摩耗性を大きく向上。また、しなやかな弾力性と透明感のある色味によって、機能性と美しさを兼ね備えた足元を実現している。さらに、インソールには発泡ラテックス素材（天然ゴム）を採用し、足裏に吸い付くようなクッション性で長時間の着用にも対応。日本の街中から自然の中まで、あらゆるシーンで快適な履き心地をサポートする。 海辺やデッキでのリラックススタイルはもちろん、都会的な日常にも溶け込むスペリーの「ジャパンメイド」シリーズ。90年の歴史と日本のものづくりが融合した一足に仕上がっている。