62歳、スタート直後に転んで眼鏡が壊れ…屈辱から12年《73歳でリレー世界記録》74歳の現役園長が実践する「衰えない」習慣
予習
この記事のキーワード — タップで意味×12
保育園
ほいくえん
nursery school; day nursery; preschool
×9
世界記録
せかいきろく
world record; establishing a world record (in)
×11
陸上
りくじょう
1. (on) land; ground; shore 2. track-and-field events
×6
怪我
けが
injury (to animate object); hurt
×4
自分のために
じぶんのために
for oneself; for one's own sake; on one's own account
50歳で横浜市役所を辞め、葉山で保育園を自力で建てた松尾真弓さん(前編を参照)。62歳、今度は誰のためでもなく、自分のために陸上を再開する。ところが最初のレースはスタート直後に転倒。
そこから12年。サプリもプロテインも使わず、週2回グラウンドに通い、73歳でリレーの世界記録を更新した。腰も膝も痛む年齢で、なぜそんなことができたのか。
神奈川・葉山で保育園を営む松尾真弓さん(74)は、公務員時代も、保育園業に専念してからも、目の前で困っている人たちのために奔走してきた。そんな彼女が誰かのためではなく、自分のために陸上を再開したのは62歳のときだった。
50歳で横浜市役所を辞め、葉山で保育園を自力で建てた松尾真弓さん(前編を参照)。62歳、今度は誰のためでもなく、自分のために陸上を再開する。ところが最初のレースはスタート直後に転倒。 そこから12年。サプリもプロテインも使わず、週2回グラウンドに通い、73歳でリレーの世界記録を更新した。腰も膝も痛む年齢で、なぜそんなことができたのか。 神奈川・葉山で保育園を営む松尾真弓さん(74)は、公務員時代も、保育園業に専念してからも、目の前で困っている人たちのために奔走してきた。そんな彼女が誰かのためではなく、自分のために陸上を再開したのは62歳のときだった。
■「やってみるか!」62歳の初レース、スタートで転んで眼鏡が壊れた それまでも、保育園の運動会に毎年参加し、クラス別の大人のリレーで走り、10歳以上若いお父さんやお母さんを負かすなど、足の速さは保育園でも有名だった。 卒園後も、松尾さんとかけっこの勝負をしたいと遊びにくる男の子がいて、小学6年生までは負けなかった。それも、自信につながった。 「やってみるか!」と、陸上を本格的に再開しようと思い立ち、2014年、62歳のとき、マスターズ陸上への参加を決意した。
ところが、軽い気持ちで申し込んだという、初めてのマスターズ陸上の大会の日。松尾さんは、まさかのスタートダッシュで転んでしまった。10年以上前に履いたスパイクの、踵のゴム底が剥がれてしまったのだ。 「『よーい、ドン!』の合図で、バタンって倒れちゃって。眼鏡は壊れるし、すごくショックでしたね。もうこれは、雪辱を果たさなくちゃ!」 この日の悔しさが、松尾さんの心に火をつけた。スパイクを買い換え、トレーニングを始めた。といっても、平日の日中は仕事がある。朝と晩、週末の自分の時間を使い、体づくりから始めた。
■朝はラジオ体操、夜10時就寝、サプリは使わない 日々のトレーニングでは、毎朝のラジオ体操を欠かさない。その後に、15分程度の体幹トレーニング。平日の夕方と土日どちらかは、横須賀の不入斗のグラウンドへ走りにいく。 運動だけでなく、食事と睡眠も、健康の秘訣だ。 食事のこだわりは、タンパク質をたくさん摂ることと、からだにいい素材を使うこと。朝ごはんは、卵焼き、パン、牛乳、ソーセージ、果物など。タンパク質を意識しながら、朝からしっかり食べる。
「アスリートは筋肉が大事なので、タンパク質をたくさん摂って、糖質を少し摂るというバランスを心がけています」 一方で、サプリやプロテインには興味がない。 「おいしいものを、つくって食べるようにしています。食はとにかくからだをつくる源なので」 睡眠時間は、夜10時から朝6時まで、8時間が基本。 もともと徹夜はできないタイプで、睡眠はしっかり取るようにしている。運動・食事・睡眠の3つをバランスよく保ち、健康を維持できていることが自信にもつながる。
「グラウンドには週2回いくので、年間52週で、1年で約100回走れる。12年間続けているので、1200回と思うとすごいなぁ! そう思うと、今まで続けられたということが自信になっていますね」 それでも、加齢による不調が出てくることはある。 「腰が痛い。膝が痛い。それは、誰でも避けられないけれど、その原因をクリアすれば、大きくタイムは落ちません。 でも、ある程度はからだに負荷がかかっているので、放っておかずに、ちゃんと修正することが必要。怪我をしなくても、加齢による変化は出てくるので、日頃のメンテナンスが大事だなと思います」
仕事でうまくいかず、悩むこともある。そんなときには、走って汗を流すことが何よりの気分転換だ。 「『心の疲れは、からだの疲れでクリアにできる』とよく言いますが、本当にその通り! どうしようかな、と悩みながらグラウンドに行って、1時間練習して、汗をかいて。ああ、疲れたと思いながら、帰って、お風呂に入ってビールを飲んで、おしまい!」 からだを動かすことで、気分をリセットする。そうすることで、悩みが解決するわけではないが、受け取り方が変わるのだ。
■「怪我をせず長くやれば生き残れる」73歳の世界記録 陸上を再開した頃に出会ったのが、福島大学の陸上部の監督をしていた川本和久氏の「ポンピュン走法」だ。川本氏は、オリンピックの金メダリスト、カール・ルイスのコーチに師事し、多くの日本代表選手を育てた人物。その川本氏が編み出したポンピュン走法とは、地面を押す反発力と前に飛び出す力を使い、だれでも速く走れるという走法である。 松尾さんはこれにヒントを得て、全身を使う走り方へとフォームを進化させていった。福島大学まで川本氏を訪ね、練習を見学させてもらったこともある。
そして、2019年にはW65(マスターズ陸上、65歳以上が出場できる競技)の60m走、2022年には、W70の60m走、2024年にはW70の100m走で、それぞれ日本新を更新。年齢を重ねながら、着実に記録を積み重ねていった。けれど、松尾さんが目指していたのは、記録をどこまでも伸ばすことではなかった。 怪我をしないことと、記録を落とさないこと。 若い頃のように、練習量を増やせばタイムが伸びるわけではない。だからこそ、限界を超えるような努力をするのではなく、年齢に見合った運動量を守り、無理をせず、できるだけ長く走り続ける。
「怪我をせず、とにかく長くやれば、生き残れるよ」 国家資格を持つ、治療の専門家である夫から、そう言われてきた。夫の心身共のメンテナンスなくしては、今の自分はないと松尾さんは感謝を込めて語る。長く走り続けてきた人ほど、無理をして怪我をしてしまい、記録が落ちて引退してしまうこともあるという。 そうして迎えた2025年11月、東日本マスターズ陸上選手権大会。神奈川県チームから4×100mリレーへの出場を誘われた。でも、リレーでの大会出場は初めて。悩んだ末に、出場を決めた。
松尾さんは1走を務め、仲間へバトンをつないだ。チームのタイムは1分00秒09。2015年にドイツのチームが記録した1分00秒31を0秒22上回る、世界記録だった。 走り終えた松尾さんは、世界記録と知らされても、すぐには信じられなかったという。 「まったく想像もしていなかったので、信じられなくて! うれしくて、宙を飛んでいるような気分でした」 子どもの頃から大好きだったかけっこ。62歳で再び走り始め、怪我をせず、長く続けることを大切にしてきた。その先に、73歳で待っていたのが、思いがけない世界記録だった。
■園で始めた「かけっこ教室」、枠がある中の自由を伝える 保育園でも5年ほど前から、年長児と学童向けの「かけっこ教室」を始めた。参加者には、園長の手づくりの小さなパンフレットが配られ、走り方、教室の目的、タイムを記録できる欄がある。 「誰かに勝つことではなくて、自分のからだをつくっていくため、自分の記録を伸ばしていくんだよ、と、子どもたちにはいつも伝えています」 保育園の活動は、職員の理解がなければ続けられない。趣旨に共感してくれる先生が5歳児クラスを担当していた年に声をかけたのがはじまりで、今では毎年の恒例になった。
今年の夏休みは、卒園児や学童の小学生を対象に6回開催。毎回40人が集まり、延べ240人が参加した。基本の走り方を教えると、子どもたちはおもしろいほど上達していくという。 「自由って、すごく大事だと思うんですよね。だけど、枠がある中の自由というのも、生きていくうえで大事だと思うんです。 かけっこって、最小限の枠があるんですよね。たとえば、白線を踏まないとか、合図がないと走っちゃいけないとか、まっすぐ走る、隣のラインを超えないとか。
本当にシンプルなルールがあって、それだけをきちんと守っていればいいよと教えると、それだけ守れるようになる。4月にはじめた子どもたちが、12月には立派にフォームがつくれるのは、本当にすごい進化! それは、すべてに通じると思うんですよね」 ■子どもから大人まで参加できる「にこりんダッシュ」を開催 2024年には、葉山町の100周年を記念して、「にこりんダッシュ50m タイムトライアル」というイベントを開催した。
子どもから大人まで誰でも参加できる、50m走のシンプルなタイムトライアル。夫婦やきょうだい、親子で走り、最後にはみんなでリレーをする。 もともと、川本氏が中心となり、東日本大震災の復興を願って福島で始まり、毎年開催されている陸上イベント「ももりんダッシュ」に共感したことがきっかけだった。このイベントを葉山でもやりたい。そんな思いから、「にこにこ保育園」にちなんで「にこりんダッシュ」と名付けた。 「サッカーのようなチームスポーツは、面白いけどルールや役割があるので、できる人にしかできない。でも、さすがに50mはだいたいの人は走れるんですよね。それに、走ってるときの顔って、いいんですよね。この日のために、わたしは1年間を過ごしているというほど、楽しみになりました」
負けず嫌いだから、子どもにも負けたくない。 外遊び中心の保育だから、どこへ行っても子どもたちは走り出す。73歳で世界記録を出した今も、松尾さんはその後ろを追いかけて走っている。 ■人生のテーマは、何歳からでも続けられる 保育園をつくることも、親子の居場所をつくることも、走ることも、一見すると別々の活動のようにも見える。 改めて、松尾さんを動かしつづけるものは、何なのだろう。 「自分にとってのテーマを実現すること、じゃないでしょうか。何かを思っていて、悩んでいたり、誰かのせいにしても解決しないので、自分の手でどこまでやれるかやってみる、という発想が出てくるんです。そうすると、後悔しないし、そういうふうに生きていきたいと思っています」
そう考えるようになった背景には、母の背中を見つめて育った少女時代がある。 「親が戦争に行った時代ですから、『無念な人生を送ったよ』という母親の言葉が残っていて。父も同じだったと思います。そうじゃない自分がいて、健康なからだをいただいて、こういう仕事に就けていることに感謝しなきゃいけないと思っているので。ほかの人たちとも、その喜びを共有できたらいいなと思っています」 来年、75歳になると、マスターズの出場カテゴリーがあがり、75歳以上(W75)になる。さらに5年後は、80歳以上(W80)に。
今の目標は、それぞれのステージで日本新記録を出すこと。そして、100歳まで走り続けること。 「仕事も、走ることも、リタイアはしません。いろんな人間同士の関わりが、脳トレにもなりますからね。そうやって、ずっと現役でやっていきたいと思っています」 50歳で公務員を辞め、保育の道へ進んだ。 62歳で、再び走り始めた。 73歳で、思いがけなく、世界記録にたどり着いた。 けれど、松尾さんにとって、世界記録がゴールではない。自分で決めて、自分の手でやってみる。その先にある景色を、何歳になっても見にいく。そして、自分にできることを、生涯かけて続けていく。
それが、松尾さんにとっての「生きる」ということなのだ。
50歳で横浜市役所を辞め、葉山で保育園を自力で建てた松尾真弓さん(前編を参照)。62歳、今度は誰のためでもなく、自分のために陸上を再開する。ところが最初のレースはスタート直後に転倒。 そこから12年。サプリもプロテインも使わず、週2回グラウンドに通い、73歳でリレーの世界記録を更新した。腰も膝も痛む年齢で、なぜそんなことができたのか。 神奈川・葉山で保育園を営む松尾真弓さん(74)は、公務員時代も、保育園業に専念してからも、目の前で困っている人たちのために奔走してきた。そんな彼女が誰かのためではなく、自分のために陸上を再開したのは62歳のときだった。
■「やってみるか!」62歳の初レース、スタートで転んで眼鏡が壊れた それまでも、保育園の運動会に毎年参加し、クラス別の大人のリレーで走り、10歳以上若いお父さんやお母さんを負かすなど、足の速さは保育園でも有名だった。 卒園後も、松尾さんとかけっこの勝負をしたいと遊びにくる男の子がいて、小学6年生までは負けなかった。それも、自信につながった。 「やってみるか!」と、陸上を本格的に再開しようと思い立ち、2014年、62歳のとき、マスターズ陸上への参加を決意した。
ところが、軽い気持ちで申し込んだという、初めてのマスターズ陸上の大会の日。松尾さんは、まさかのスタートダッシュで転んでしまった。10年以上前に履いたスパイクの、踵のゴム底が剥がれてしまったのだ。 「『よーい、ドン!』の合図で、バタンって倒れちゃって。眼鏡は壊れるし、すごくショックでしたね。もうこれは、雪辱を果たさなくちゃ!」 この日の悔しさが、松尾さんの心に火をつけた。スパイクを買い換え、トレーニングを始めた。といっても、平日の日中は仕事がある。朝と晩、週末の自分の時間を使い、体づくりから始めた。
■朝はラジオ体操、夜10時就寝、サプリは使わない 日々のトレーニングでは、毎朝のラジオ体操を欠かさない。その後に、15分程度の体幹トレーニング。平日の夕方と土日どちらかは、横須賀の不入斗のグラウンドへ走りにいく。 運動だけでなく、食事と睡眠も、健康の秘訣だ。 食事のこだわりは、タンパク質をたくさん摂ることと、からだにいい素材を使うこと。朝ごはんは、卵焼き、パン、牛乳、ソーセージ、果物など。タンパク質を意識しながら、朝からしっかり食べる。
「アスリートは筋肉が大事なので、タンパク質をたくさん摂って、糖質を少し摂るというバランスを心がけています」 一方で、サプリやプロテインには興味がない。 「おいしいものを、つくって食べるようにしています。食はとにかくからだをつくる源なので」 睡眠時間は、夜10時から朝6時まで、8時間が基本。 もともと徹夜はできないタイプで、睡眠はしっかり取るようにしている。運動・食事・睡眠の3つをバランスよく保ち、健康を維持できていることが自信にもつながる。
「グラウンドには週2回いくので、年間52週で、1年で約100回走れる。12年間続けているので、1200回と思うとすごいなぁ! そう思うと、今まで続けられたということが自信になっていますね」 それでも、加齢による不調が出てくることはある。 「腰が痛い。膝が痛い。それは、誰でも避けられないけれど、その原因をクリアすれば、大きくタイムは落ちません。 でも、ある程度はからだに負荷がかかっているので、放っておかずに、ちゃんと修正することが必要。怪我をしなくても、加齢による変化は出てくるので、日頃のメンテナンスが大事だなと思います」
仕事でうまくいかず、悩むこともある。そんなときには、走って汗を流すことが何よりの気分転換だ。 「『心の疲れは、からだの疲れでクリアにできる』とよく言いますが、本当にその通り! どうしようかな、と悩みながらグラウンドに行って、1時間練習して、汗をかいて。ああ、疲れたと思いながら、帰って、お風呂に入ってビールを飲んで、おしまい!」 からだを動かすことで、気分をリセットする。そうすることで、悩みが解決するわけではないが、受け取り方が変わるのだ。
■「怪我をせず長くやれば生き残れる」73歳の世界記録 陸上を再開した頃に出会ったのが、福島大学の陸上部の監督をしていた川本和久氏の「ポンピュン走法」だ。川本氏は、オリンピックの金メダリスト、カール・ルイスのコーチに師事し、多くの日本代表選手を育てた人物。その川本氏が編み出したポンピュン走法とは、地面を押す反発力と前に飛び出す力を使い、だれでも速く走れるという走法である。 松尾さんはこれにヒントを得て、全身を使う走り方へとフォームを進化させていった。福島大学まで川本氏を訪ね、練習を見学させてもらったこともある。
そして、2019年にはW65(マスターズ陸上、65歳以上が出場できる競技)の60m走、2022年には、W70の60m走、2024年にはW70の100m走で、それぞれ日本新を更新。年齢を重ねながら、着実に記録を積み重ねていった。けれど、松尾さんが目指していたのは、記録をどこまでも伸ばすことではなかった。 怪我をしないことと、記録を落とさないこと。 若い頃のように、練習量を増やせばタイムが伸びるわけではない。だからこそ、限界を超えるような努力をするのではなく、年齢に見合った運動量を守り、無理をせず、できるだけ長く走り続ける。
「怪我をせず、とにかく長くやれば、生き残れるよ」 国家資格を持つ、治療の専門家である夫から、そう言われてきた。夫の心身共のメンテナンスなくしては、今の自分はないと松尾さんは感謝を込めて語る。長く走り続けてきた人ほど、無理をして怪我をしてしまい、記録が落ちて引退してしまうこともあるという。 そうして迎えた2025年11月、東日本マスターズ陸上選手権大会。神奈川県チームから4×100mリレーへの出場を誘われた。でも、リレーでの大会出場は初めて。悩んだ末に、出場を決めた。
松尾さんは1走を務め、仲間へバトンをつないだ。チームのタイムは1分00秒09。2015年にドイツのチームが記録した1分00秒31を0秒22上回る、世界記録だった。 走り終えた松尾さんは、世界記録と知らされても、すぐには信じられなかったという。 「まったく想像もしていなかったので、信じられなくて! うれしくて、宙を飛んでいるような気分でした」 子どもの頃から大好きだったかけっこ。62歳で再び走り始め、怪我をせず、長く続けることを大切にしてきた。その先に、73歳で待っていたのが、思いがけない世界記録だった。
■園で始めた「かけっこ教室」、枠がある中の自由を伝える 保育園でも5年ほど前から、年長児と学童向けの「かけっこ教室」を始めた。参加者には、園長の手づくりの小さなパンフレットが配られ、走り方、教室の目的、タイムを記録できる欄がある。 「誰かに勝つことではなくて、自分のからだをつくっていくため、自分の記録を伸ばしていくんだよ、と、子どもたちにはいつも伝えています」 保育園の活動は、職員の理解がなければ続けられない。趣旨に共感してくれる先生が5歳児クラスを担当していた年に声をかけたのがはじまりで、今では毎年の恒例になった。
今年の夏休みは、卒園児や学童の小学生を対象に6回開催。毎回40人が集まり、延べ240人が参加した。基本の走り方を教えると、子どもたちはおもしろいほど上達していくという。 「自由って、すごく大事だと思うんですよね。だけど、枠がある中の自由というのも、生きていくうえで大事だと思うんです。 かけっこって、最小限の枠があるんですよね。たとえば、白線を踏まないとか、合図がないと走っちゃいけないとか、まっすぐ走る、隣のラインを超えないとか。
本当にシンプルなルールがあって、それだけをきちんと守っていればいいよと教えると、それだけ守れるようになる。4月にはじめた子どもたちが、12月には立派にフォームがつくれるのは、本当にすごい進化! それは、すべてに通じると思うんですよね」 ■子どもから大人まで参加できる「にこりんダッシュ」を開催 2024年には、葉山町の100周年を記念して、「にこりんダッシュ50m タイムトライアル」というイベントを開催した。
子どもから大人まで誰でも参加できる、50m走のシンプルなタイムトライアル。夫婦やきょうだい、親子で走り、最後にはみんなでリレーをする。 もともと、川本氏が中心となり、東日本大震災の復興を願って福島で始まり、毎年開催されている陸上イベント「ももりんダッシュ」に共感したことがきっかけだった。このイベントを葉山でもやりたい。そんな思いから、「にこにこ保育園」にちなんで「にこりんダッシュ」と名付けた。 「サッカーのようなチームスポーツは、面白いけどルールや役割があるので、できる人にしかできない。でも、さすがに50mはだいたいの人は走れるんですよね。それに、走ってるときの顔って、いいんですよね。この日のために、わたしは1年間を過ごしているというほど、楽しみになりました」
負けず嫌いだから、子どもにも負けたくない。 外遊び中心の保育だから、どこへ行っても子どもたちは走り出す。73歳で世界記録を出した今も、松尾さんはその後ろを追いかけて走っている。 ■人生のテーマは、何歳からでも続けられる 保育園をつくることも、親子の居場所をつくることも、走ることも、一見すると別々の活動のようにも見える。 改めて、松尾さんを動かしつづけるものは、何なのだろう。 「自分にとってのテーマを実現すること、じゃないでしょうか。何かを思っていて、悩んでいたり、誰かのせいにしても解決しないので、自分の手でどこまでやれるかやってみる、という発想が出てくるんです。そうすると、後悔しないし、そういうふうに生きていきたいと思っています」
そう考えるようになった背景には、母の背中を見つめて育った少女時代がある。 「親が戦争に行った時代ですから、『無念な人生を送ったよ』という母親の言葉が残っていて。父も同じだったと思います。そうじゃない自分がいて、健康なからだをいただいて、こういう仕事に就けていることに感謝しなきゃいけないと思っているので。ほかの人たちとも、その喜びを共有できたらいいなと思っています」 来年、75歳になると、マスターズの出場カテゴリーがあがり、75歳以上(W75)になる。さらに5年後は、80歳以上(W80)に。
今の目標は、それぞれのステージで日本新記録を出すこと。そして、100歳まで走り続けること。 「仕事も、走ることも、リタイアはしません。いろんな人間同士の関わりが、脳トレにもなりますからね。そうやって、ずっと現役でやっていきたいと思っています」 50歳で公務員を辞め、保育の道へ進んだ。 62歳で、再び走り始めた。 73歳で、思いがけなく、世界記録にたどり着いた。 けれど、松尾さんにとって、世界記録がゴールではない。自分で決めて、自分の手でやってみる。その先にある景色を、何歳になっても見にいく。そして、自分にできることを、生涯かけて続けていく。
それが、松尾さんにとっての「生きる」ということなのだ。
この記事の単語 (253)
×16
松尾
まつお
Matsuo (place; surname)
×12
保育園
ほいくえん
nursery school; day nursery; preschool
×11
陸上
りくじょう
1. (on) land; ground; shore 2. track-and-field events
×9
世界記録
せかいきろく
world record; establishing a world record (in)
×7
記録
きろく
1. record; minutes; document 2. record (e.g. in sports); results; score
×6
再開
さいかい
reopening; resumption; restarting
×6
怪我
けが
injury (to animate object); hurt
×5
葉山
ういるそん
Uiruson (surname)
×5
参加
さんか
participation; joining; entry; adherence
×5
川本
かわもと
Kawamoto (place; surname)
×4
真弓
まゆみ
Japanese spindle tree (Euonymus sieboldianus)
×4
自分のために
じぶんのために
for oneself; for one's own sake; on one's own account
×4
年齢
ねんれい
age; years
×4
って
1. you said; he said; she said; they said 2. if ... then
×4
悩む
なやむ
to be worried; to be troubled
×4
出場
しゅつじょう
1. (stage) appearance; performance 2. participation (e.g. in a tournament)
×4
かけ
1. credit 2. money owed on an account; bill
×4
子供達
こどもたち
children
×4
開催
かいさい
holding (a conference, exhibition, etc.); opening; hosting (e.g. the Olympics)
×3
辞める
やめる
to resign; to retire; to quit; to leave (one's job, etc.)
×3
更新
こうしん
renewal; update; innovation; improvement
×3
腰
こし
1. lower back; waist; hips; lumbar region 2. body (of hair, noodle, paper, etc.); resilience; spring
×3
膝
ひざ
1. knee 2. lap; knee and thigh (while sitting)
×3
自信
じしん
self-confidence; confidence (in oneself)
×3
睡眠
すいみん
sleep
×3
健康
けんこう
1. health 2. healthy; sound; fit; wholesome
×3
蛋白質
タンパクしつ
protein
×3
年間
ねんかん
1. (period of) a year 2. during an era
×3
本当
ほんとう
1. truth; reality; actuality; fact 2. proper; right; correct; official
×3
頃
ころ
1. (approximate) time; around; about; toward 2. suitable time (or condition)
×3
走法
そうほう
running style
×3
守る
まもる
1. to protect; to guard; to defend 2. to keep (i.e. a promise); to abide (by the rules); to observe; to obey; to follow
×3
秒
びょう
1. second (unit of time) 2. arc second
×3
枠
わく
1. frame; framework 2. border; box
×3
にこり
にっこり
sweetly (smiling); broadly (grinning)
×2
横浜市
よこはまし
Yokohama (city) (place)
×2
役所
やくしょ
government office; public office
×2
自力
じりき
1. one's own strength; one's own efforts 2. self-salvation
×2
前編
ぜんぺん
first part; first volume; prequel
×2
参照
さんしょう
reference; bibliographical reference; consultation; browsing (e.g. when selecting a file to upload on a computer); checking out
×2
転倒
てんとう
1. falling down; tumbling; overturning; turning over 2. reversing; inverting; inversion
×2
痛む
いたむ
1. to hurt; to ache; to feel a pain 2. to be injured; to be spoiled (e.g. food); to be damaged
×2
神奈川
かながわ
Kanagawa (prefecture)
×2
営む
いとなむ
1. to run (a business); to operate; to conduct; to practice (law, medicine, etc.) 2. to carry out; to perform; to lead (a life)
×2
専念
せんねん
absorption; giving undivided attention; devoting oneself (to)
×2
奔走
ほんそう
running about; making every effort; being busily engaged (in something); good offices
×2
転ぶ
ころぶ
1. to fall down; to fall over 2. to turn out; to play out
×2
卒園
そつえん
finishing kindergarten; graduating from kindergarten
×2
繋がる
つながる
1. to be tied together; to be connected to; to be linked to 2. to lead to; to be related to
×2
大会
たいかい
1. mass meeting; convention; rally; conference; assembly; gathering 2. tournament; competition; contest; meet
×2
合図
あいず
sign; signal; cue
×2
平日
へいじつ
1. weekday; ordinary days (i.e. non-holiday) 2. kanji radical 73
×2
ラジオ体操
ラジオたいそう
radio calisthenics
×2
程度
ていど
degree; amount; grade; standard; of the order of (following a number); about; approximately
×2
兎に角
とにかく
anyhow; at any rate; anyway; somehow or other; generally speaking; in any case; at least
×2
基本
きほん
basics; fundamentals; basis; foundation
×2
元々
もともと
originally; by nature; from the start
×2
加齢
かれい
aging; ageing; adding to one's years
×2
落ちる
おちる
1. to fall down; to drop; to fall (e.g. rain); to sink (e.g. sun or moon); to fall onto (e.g. light or one's gaze); to be used in a certain place (e.g. money) 2. to be omitted; to be missing
×2
汗
あせ
1. sweat; perspiration 2. moisture; condensation
×2
疲れ
つかれ
tiredness; fatigue
×2
動かす
うごかす
1. to move; to shift; to stir; to budge; to change position 2. to inspire; to rouse; to move (e.g. feeling); to influence
×2
解決
かいけつ
settlement; solution; resolution
×2
生き残る
いきのこる
to survive
×2
福島大学
ふくしまだいがく
Fukushima University (organization)
×2
進化
しんか
evolution; progress
×2
伸ばす
のばす
1. to grow long (e.g. hair, nails) 2. to lengthen; to extend; to stretch
×2
越える
こえる
1. to cross over; to cross; to pass through; to pass over (out of); to go beyond; to go past 2. to exceed; to surpass; to be more (than)
×2
感謝
かんしゃ
thanks; gratitude
×2
信じる
しんじる
to believe; to believe in; to place trust in; to confide in; to have faith in
×2
再び
ふたたび
again; once more; a second time
×2
学童
がくどう
school child; pupil
×2
活動
かつどう
1. activity (of a person, organization, animal, volcano, etc.); action 2. movie (esp. during the silent movie period)
×2
共感
きょうかん
sympathy; empathy; response
×2
親子
おやこ
parent and child
×2
中心
ちゅうしん
1. center; centre; middle; heart; core; focus; pivot; emphasis; balance 2. -centered; -centred; -focused; -oriented; centered on; focused on
×2
保育
ほいく
nursing; nurturing; rearing; lactation; suckling
×2
人生
じんせい
(human) life (i.e. conception to death)
×2
何歳
なんさい
how old?; what age?
×1
初
はつ
first; new
×1
運動会
うんどうかい
athletic meet (esp. at school); sports day
×1
負かす
まかす
to defeat
×1
速さ
はやさ
1. speed; velocity; quickness; rapidity 2. earliness
×1
勝負
しょうぶ
1. victory or defeat 2. match; contest; game; bout
×1
小学
しょうがく
1. elementary school; primary school; grade school 2. school for children over eight years old in ancient China
×1
本格的
ほんかくてき
1. genuine; real; regular; normal; typical; standard; orthodox 2. full-scale; full-blown; all-out
×1
思い立つ
おもいたつ
to set one's mind on doing; to get the idea of doing; to make up one's mind
×1
決意
けつい
decision; determination; resolution
×1
申し込む
もうしこむ
to apply for; to make an application; to propose (marriage); to offer (mediation); to make an overture (of peace); to challenge; to lodge (objections); to request (an interview); to subscribe for; to book; to reserve
×1
まさか
1. by no means; never!; well, I never!; you don't say!; certainly (not) 2. something unexpected; emergency
×1
履く
はく
1. to put on (lower-body clothing, e.g. pants, skirt, footwear); to wear 2. to affix (a sword to one's hip)
×1
踵
かかと
heel (of foot, shoe, stocking, etc.)
×1
剥がれる
はがれる
to come unstuck from; to peel off; to come off
×1
よーい
ready... (as in "ready, go!")
×1
雪辱
せつじょく
vindication of honour; vindication of honor; making up for loss; revenge
×1
悔しい
くやしい
vexing; annoying; frustrating; regrettable; mortifying
×1
買い換える
かいかえる
to buy a replacement; to replace by buying something new
×1
日中
にっちゅう
1. daytime; during the day 2. Japan and China
×1
週末
しゅうまつ
weekend
×1
体作り
からだづくり
physical culture; bodybuilding (body development, not necessarily weightlifting)
×1
就寝
しゅうしん
going to bed; retiring (for the night)
×1
日々
ひび
every day; daily; day after day; days (e.g. good old days)
×1
欠かす
かかす
to miss (doing); to fail (to do)
×1
その後
そのあと
after that; afterwards; thereafter
×1
体幹
たいかん
trunk (of the body); soma
×1
土日
どにち
weekend; Saturday and Sunday
×1
横須賀
よこすか
Yokosuka (place; surname)
×1
不入斗
いりやまず
Iriyamazu (place)
×1
走り
はしり
1. running 2. gliding
×1
秘訣
ひけつ
secret (method, trick, etc.); key (e.g. to success); mysteries (of an art, trade, etc.); recipe; trick
×1
こだわり
1. obsession; fixation; hangup; determination; fastidiousness; pickiness about (trait, style, etc.) 2. complaining; criticizing
×1
素材
そざい
1. ingredient; (raw) material; resource 2. unprocessed timber; raw timber
×1
卵焼き
たまごやき
1. rolled egg; rolled omelette (omelet) 2. fried egg
×1
意識
いしき
1. consciousness 2. becoming aware (of); awareness; sense
×1
筋肉
きんにく
muscle
×1
糖質
とうしつ
sugariness; saccharinity; carbohydrate
×1
心掛ける
こころがける
to keep in mind; to bear in mind; to try; to aim to do; to endeavor; to endeavour
×1
源
みなもと
1. source (of a river); fountainhead 2. source; origin; root
×1
睡眠時間
すいみんじかん
(one's) sleeping hours; hours of sleep
×1
徹夜
てつや
staying up all night
×1
保つ
たもつ
1. to keep; to preserve; to hold; to retain; to maintain; to sustain 2. to last; to endure; to keep well (food); to wear well; to be durable
×1
維持
いじ
maintenance; preservation; improvement
×1
な
1. greens; vegetables 2. rape (Brassica napus); rapeseed
×1
今迄
いままで
until now; so far; up to the present
×1
不調
ふちょう
bad condition; not to work out (i.e. a deal); disagreement; break-off; disorder; slump; out of form
×1
避ける
さける
1. to avoid (physical contact with) 2. to avoid (situation)
×1
負荷
ふか
burden; load (e.g. CPU time, electricity, etc.)
×1
放る
ほうる
1. to throw; to fling; to hurl; to toss 2. to neglect; to abandon; to leave alone; to give up on; to leave undone; to leave unfinished
×1
ちゃんと
1. diligently; seriously; earnestly; reliably; steadily; legitimately 2. perfectly; properly; exactly; orderly; punctually; regularly
×1
修正
しゅうせい
amendment; correction; revision; modification; alteration; retouching; update; fix
×1
変化
へんか
1. change; variation; alteration; mutation; transition; transformation; transfiguration; metamorphosis 2. variety; diversity
×1
日頃
ひごろ
normally; habitually
×1
旨い
うまい
1. skillful; skilful; clever; expert; wise; successful 2. delicious; appetizing; appetising; tasty
×1
流す
ながす
1. to drain; to pour; to spill; to shed (blood, tears) 2. to wash away
×1
気分転換
きぶんてんかん
change of pace; change of mood; (mental) break (e.g. going for a walk); refreshment
×1
通り
とおり
1. avenue; street; way; road 2. coming and going; street traffic
×1
風呂
ふろ
1. bath; bathing; bathtub; bathroom 2. bathhouse; public bath
×1
おしまい
1. the end; closing; being done for 2. that's it; that's enough; that's all
×1
悩み
なやみ
trouble; troubles; worry; distress; sorrows; anguish; agony; problem
×1
出会う
であう
1. to meet (by chance); to come across; to run across; to encounter; to happen upon 2. to meet (e.g. of rivers, highways, etc.)
×1
陸上部
りくじょうぶ
track and field club
×1
監督
かんとく
1. supervision; control; superintendence; direction 2. director; superintendent; supervisor; coach; foreman; manager; overseer; controller; boss
×1
和久
かずじ
Kazuji (unclass)
×1
師事
しじ
studying under; looking up to; apprenticing oneself to
×1
人物
じんぶつ
1. person; character; figure; personage; man; woman 2. one's character; one's personality
×1
編み出す
あみだす
to work out; to think out; to devise; to invent
×1
地面
じめん
ground; earth's surface
×1
反発力
はんぱつりょく
repellent force; resiliency; elasticity
×1
飛び出す
とびだす
1. to jump out; to rush out; to fly out 2. to appear (suddenly)
×1
全身
ぜんしん
1. whole (body); full-length (e.g. portrait) 2. systemic
×1
見学
けんがく
inspection; study by observation; field trip; tour; review
×1
競技
きょうぎ
game; match; contest
×1
重ねる
かさねる
1. to pile up; to heap up; to stack up; to put on top of another 2. to repeat many times over; to go through repeatedly; to accumulate
×1
着実
ちゃくじつ
steady; sound; solid; reliable; trustworthy
×1
積み重ねる
つみかさねる
to pile up; to accumulate
×1
目指す
めざす
1. to aim at (for, to do, to become); to try for; to have an eye on 2. to go toward; to head for
×1
落とす
おとす
1. to drop; to lose; to let fall; to shed (light); to cast (one's gaze); to pour in (liquid); to leave behind 2. to clean off (dirt, makeup, paint, etc.); to remove (e.g. stains or facial hair); to lose; to spend money at a certain place; to omit; to leave out; to secretly let escape
×1
増やす
ふやす
to increase; to add to; to augment
×1
伸びる
のびる
1. to stretch; to extend; to lengthen; to grow (of hair, height, grass, etc.) 2. to straighten out; to be flattened; to become smooth
×1
こそ
1. it is ... that ...; precisely; in particular; definitely; for sure; only (when, after, because, etc.) 2. although; while; it is the case that ... but
×1
限界
げんかい
limit; bound
×1
努力
どりょく
effort; exertion; endeavour; endeavor; hard work; striving
×1
見合う
みあう
1. to exchange glances 2. to correspond; to counterbalance
×1
運動量
うんどうりょう
1. momentum 2. amount of exercise
×1
国家資格
こっかしかく
national certification; national qualification; government certification
×1
治療
ちりょう
(medical) treatment; care; therapy; cure; remedy
×1
専門家
せんもんか
specialist; expert; professional; authority; pundit
×1
心身
しんしん
mind and body
×1
共
とも
1. together with 2. same
×1
込める
こめる
1. to load (a gun, etc.); to charge 2. to put into (e.g. emotion, effort)
×1
語る
かたる
1. to talk about; to speak of; to tell; to narrate 2. to recite; to chant
×1
引退
いんたい
retirement
×1
東日本
ひがしにほん
eastern Japan; Japan east of the Itoigawa-Shizuoka Tectonic Line, i.e. east of the Chūbu region
×1
選手権
せんしゅけん
championship; title (of champion)
×1
神奈川県
かながわけん
Kanagawa prefecture (Kanto area)
×1
誘う
さそう
1. to invite; to ask (someone to do); to call (for); to take (someone) along 2. to tempt; to lure; to entice; to seduce
×1
末
すえ
1. end; tip; top 2. end (of the year, month, etc.); close
×1
務める
つとめる
1. to work (for); to be employed (at); to serve (in) 2. to serve (as); to act (as); to fill (the position of); to play the role (of)
×1
仲間
なかま
1. company; fellow; colleague; associate; comrade; mate; group; circle of friends; partner 2. member of the same category
×1
繋ぐ
つなぐ
1. to connect; to link together 2. to tie; to fasten; to restrain
×1
上回る
うわまわる
to exceed (esp. figures: profits, unemployment rate, etc.); to surpass; to be more than; to be better than
×1
知らす
しらす
1. to inform; to notify 2. to know
×1
全く
まったく
1. really; truly; entirely; completely; wholly; perfectly 2. indeed
×1
想像
そうぞう
imagination; guess
×1
嬉しい
うれしい
1. happy; glad; pleased; delighted; overjoyed 2. joyful; delightful; gratifying; pleasant
×1
宙
ちゅう
1. space; air; midair 2. (from) memory; (by) heart
×1
年長
ねんちょう
senior; older
×1
参加者
さんかしゃ
participant; entrant
×1
園長
えんちょう
head of a garden; kindergarten principal; nursery school principal; park director; zoo director; head of a plantation
×1
手作り
てづくり
handmade; homegrown; hand-crafted; homemade
×1
配る
くばる
1. to distribute; to hand out; to deliver; to deal out; to serve out 2. to allot; to allocate; to place (staff, soldiers, etc.); to station
×1
目的
もくてき
purpose; goal; aim; objective; intention
×1
欄
らん
1. section (e.g. in a newspaper); column; page 2. field (in a form, web page, etc.); blank
×1
職員
しょくいん
staff member; personnel
×1
理解
りかい
understanding; comprehension; appreciation; sympathy
×1
趣旨
しゅし
1. meaning; point (e.g. of a statement); gist; effect 2. goal; intent; object; aim; point
×1
担当
たんとう
being in charge (of an area of responsibility); being responsible (for a work role, etc.)
×1
恒例
こうれい
established practice; custom
×1
小学生
しょうがくせい
elementary school student; primary school student; grade school student
×1
対象
たいしょう
target; object (of worship, study, etc.); subject (of taxation, etc.)
×1
毎回
まいかい
every time; each round
×1
集まる
あつまる
to gather; to collect; to assemble
×1
延べ
のべ
1. futures 2. credit (buying)
×1
上達
じょうたつ
1. improvement (e.g. in skill, ability); advance; progress 2. communication of opinions of the general populace to those of high rank
×1
最小限
さいしょうげん
minimum; lowest; minimal; least
×1
白線
はくせん
1. white line 2. linea alba (anot.)
×1
きちんと
1. properly; accurately; exactly; precisely; regularly 2. neatly; tidily; orderly
×1
立派
りっぱ
1. splendid; fine; handsome; elegant; imposing; prominent 2. praiseworthy; creditable; worthy
×1
通じる
つうじる
1. to be open (to traffic); to lead to; to communicate (with) 2. to flow (liquid, current); to pass; to get through to
×1
葉山町
はやまちょう
Hayamachō (place)
×1
周年
しゅうねん
1. whole year; entire year 2. n-th year anniversary
×1
記念
きねん
commemoration; celebration; honoring the memory of something; turning something into a memento; memory
×1
夫婦
ふうふ
1. married couple; husband and wife; man and wife 2. his and hers; pair of objects, one larger (for man), one smaller (for woman)
×1
東日本大震災
ひがしにほんだいしんさい
Great East Japan earthquake (March 11, 2011); Tōhoku earthquake; Tohoku earthquake; Sendai earthquake
×1
復興
ふっこう
revival; reconstruction; restoration; rebuilding; recovery; renaissance
×1
福島
ふくしま
Fukushima (city, prefecture)
×1
ももり
Momori (fem)
×1
切っ掛け
きっかけ
chance; start; cue; excuse; motive; impetus; occasion
×1
思い
おもい
1. thought 2. imagination; mind; heart
×1
にこにこ
ニコニコ
with a friendly grin; smilingly
×1
因む
ちなむ
to be associated (with); to be connected (with)
×1
名付ける
なづける
to name; to call; to christen; to term
×1
面白い
おもしろい
1. interesting; fascinating; intriguing; enthralling 2. amusing; funny; comical
×1
役割
やくわり
part; assigning (allotment of) parts; role; duties
×1
流石
さすが
1. as one would expect; just as you'd expect (from); just like (someone) 2. still; all the same; after all
×1
過ごす
すごす
1. to pass (time); to spend 2. to overdo (esp. of one's alcohol consumption); to drink (alcohol)
×1
外遊び
そとあそび
playing outside
×1
追い掛ける
おいかける
to chase; to run after; to pursue
×1
居場所
いばしょ
1. whereabouts; place; location 2. place where one belongs; where one fits in; place where one can be oneself
×1
一見
いっけん
1. look; glimpse; glance 2. apparently; seemingly
×1
別々
べつべつ
separate; respective
×1
改めて
あらためて
1. another time; again; over again; once again; anew 2. formally; especially; intentionally; deliberately
×1
実現
じつげん
implementation (e.g. of a system); materialization; materialisation; realization; realisation; actualization; actualisation
×1
発想
はっそう
1. idea; conception; way of thinking 2. expression
×1
後悔
こうかい
regret; repentance; remorse
×1
背景
はいけい
1. background; scenery; backdrop; setting 2. background (of an incident, situation, etc.); circumstances; context
×1
見詰める
みつめる
to stare at; to gaze at; to look hard at; to watch intently; to fix one's eyes on
×1
育つ
そだつ
to be raised (e.g. child); to be brought up; to grow (up)
×1
少女
しょうじょ
1. little girl; maiden; young lady; female usually between 7 and 18 years old 2. female between 17 and 20 years old (ritsuryo period)
×1
無念
むねん
1. regret; chagrin; mortification 2. freedom from obstructive thoughts
×1
母親
ははおや
mother
×1
喜び
よろこび
joy; delight; rapture; pleasure; gratification; rejoicing; congratulations; felicitations
×1
共有
きょうゆう
1. joint ownership; co-ownership; sharing (e.g. a viewpoint) 2. sharing (files, devices on a network, posts on social media, etc.)
×1
目標
もくひょう
1. goal; target; aim; objective 2. mark; sign; landmark
×1
新記録
しんきろく
new record (in sports, etc.)
×1
色んな
いろんな
various
×1
人間
にんげん
1. human being; human; person; man; mankind; humankind 2. character (of a person)
×1
関わり
かかわり
relation; connection
×1
脳トレ
のうトレ
brain training; brain workout
×1
ずっと
1. continuously in some state (for a long time, distance); throughout; all along; the whole time; all the way 2. much (better, etc.); by far; far and away
×1
現役
げんえき
1. active duty; active service 2. student taking (university) entrance exams while still enrolled in school; student who passed their university entrance exams on the first try
×1
辿り着く
たどりつく
to arrive at (after a struggle); to finally reach; to find one's way to; to finally hit on (e.g. an idea)
×1
生涯
しょうがい
1. life; lifetime; career 2. for life; all one's life; throughout one's life; as long as one lives