全国で34万人を超える不登校の子どもたち。
国は支援策の1つとして、授業時間を減らすこと、柔軟にカリキュラムを組むことなどができる特例校「学びの多様化学校」を全国に300校設置することを目指しています。
しかし、この特例校、今後の設置計画を含めても目標の2割にとどまることがNHKの取材で分かりました。
「学びの多様化学校」の設置はなぜ進まないのでしょうか。不登校支援で自治体はどんな取り組みをしているのでしょうか。
「学びの多様化学校」とは
「学びの多様化学校」は、もともとは「不登校特例校」として2004年に初めて設置され、2023年、名称が変更されました。
公立と私立の小学校や中学校、高校があります。
学校教育法施行規則に基づいて設置されていることから、一般の学校と同じく卒業資格を得ることができます。
対象となるのは、不登校の状態やその傾向にある子どもたちです。不登校の子どもたちが通いやすいよう各学校で工夫がなされています。
学校によって異なりますが、
▽年間の授業時間数は、通常の学校よりも1割から2割ほど少ないほか
▽登校時間も1時間程度遅く、子どもたちのペースで通うことができます。
また
▽授業時間は午前3時間、午後2時間など、1日のスケジュールにゆとりを持たせていたり
▽一人ひとりの学びの状況を把握するために学習支援計画を策定したりします。
このほか
▽学び直しの時間や
▽コミュニケーション能力を養成するための時間など
独自の教科を設定している学校もあります。
「学びの多様化学校」の現場は
この学びの多様化学校の1つを取材しました。
宮城県白石市が設置した学びの多様化学校「白石南小学校・白石南中学校」です。
公立の小中一貫校で、2023年に開校しました。
通っている児童と生徒は、あわせて32人。
朝起きることが難しいといった症状が現れる「起立性調節障害」の疑いがあったり、集団生活になじめず、不登校となっていたりした子どもたちです。
登校時間は午前9時20分。
公立のほかの学校より1時間遅く、子どもたちは市内の全域からスクールバスなどで登校します。
柔軟な独自のカリキュラムも特徴です。
1日の授業は午前3時間と午後2時間で負担を軽くしています。
年間の授業時間も標準的な授業時間よりも1割以上少なくなっています。
さらに、週に3時間程度、学び直しのための「白石タイム」と呼ばれる授業を設けています。
苦手な分野や不登校で学べなかったところを一人ひとりが先生と相談して学習します。
校舎内の中央には、子どもたちが自由に休める畳のスペース。
本棚には小説のほか、漫画も置かれています。
授業中も自由に利用できます。
授業を受け続けることが難しい子どもたちの大事な居場所にもなっています。
最大の特徴は、手厚い教職員の体制です。
子どもの数とほぼ同数の教職員29人が子どもたちの指導やサポートにあたっています。
市教育委員会によりますと、開校以降「学びの多様化学校」が設置されていない自治体に住む保護者から、転校を希望する相談が増えているということです。
中学2年の女子生徒
「人と会うのが苦手で家で過ごしていましたが、勉強もちゃんとできず、高校にいけるか怖かったです。学校に行っていなかった時期の勉強も教えてもらえてありがたいです」
仙台市の民間のフリースクールに通っていた中学1年の男子生徒
「休憩しながら勉強ができて、将来についての不安も少しなくなりました」
男子生徒の母親
「不登校になって面倒を見るために仕事を短くしなければならず、経済的に大変でした。公立の学校に通うことができ息子にとっても、経済的にもよかったです」
学校には、まだ特例校を設置していない自治体からの視察も相次いでいるといいます。
学校自体の視察に加えて、どのように設置費用や教職員を確保しているのか学ぶためです。
白石市の学校では、統廃合で廃校となった校舎を利用し、およそ3500万円の改修費用に抑えました。
また、企業版ふるさと納税を使って市内外の企業から寄付を募るなどして資金を確保。
元民生委員や教員経験のある人などを学校の支援員に雇うための人件費にも活用しているといいます。
我妻聡美校長
「これまでの『学校はこうあるべき』という考えは、子どもに圧迫感を感じさせていたと思う。教員が子どもたちにさせたいことと、子どもたちがしたいことをマッチングさせてやる気を伸ばすことが大切だ。進学など次のステップへの橋渡しの役割を果たしていきたい」
注目
国は全国300校の設置目指すが計画含めても2割・57校にとどまる
こうした「学びの多様化学校」、国は不登校の子どもたちの受け皿として全国で300校の設置を目指しています。
しかし、今後の設置計画を含めても目標の2割にとどまることが、NHKの取材で分かりました。
「学びの多様化学校」は現在、23の自治体に35校設置されていますが、NHKが全国67の都道府県と政令指定都市の教育委員会に対し、11月末時点で特例校の設置予定があるか、聞き取りました。
その結果、今後、設置が予定されているのは22校で、すでに開校した学校とあわせても57校にとどまることがわかりました。
これは、国の設置目標、300校の19%にとどまっています。
課題は予算面や教員の確保 地域的な格差も浮き彫りに
自治体からは予算面や教員の確保が課題だという声があがり、地域的な格差も浮き彫りとなりました。
国は、3年後の2027年までにすべての都道府県と政令市に設置したいとしていますが、67の自治体の4割余り、30自治体では「設置予定がない」と回答しました。
各教育委員会からは、建物や設置場所の選定、それに予算面などが課題だという声が多かったほか、深刻な教員不足を背景に「必要な人材を確保できるか不透明だ」という意見も聞かれました。
文部科学省は、設置する際の予算の補助を行っているほか、手続きの簡易化や開校した学校の事例を共有するなどしていて、今後、さらなる設置を促しています。
東京都 既存の学校に不登校特例校の仕組みを導入
課題がある中、独自の形で不登校支援に取り組む自治体もあります。
これまでに公立では5つの「学びの多様化学校」を設置した東京都。
不登校の子どもが増え続ける中、新たな特例校を設置するには、土地や建物の確保が難しく、課題となっていました。
このため都がことし4月から始めたのが、既存の学校の中に不登校特例校の仕組みを導入する独自の制度です。
同じ校舎に通常の学校と特例校の2つがあるイメージです。
都内の10校で始まったこの取り組み。
このうち、中野区立中野中学校では、通常の学級と同じフロアに「N組」と名付けた「チャレンジクラス」が設けられ、区内の7人の生徒が通っています。
「チャレンジクラス」の生徒の多くは午前9時半ごろまでに登校し、もっと遅く自分のペースで登校する生徒もいます。
「チャレンジクラス」の授業のカリキュラムの時間は通常の7割程度で、担任を含む6人の教員が授業を担当します。
通常の学級を担当する教員も授業に入って学習指導を行います。
同じ校舎内なので、不登校だった「チャレンジクラス」の生徒が通常の学級の生徒とはなるべくあわないよう導線を分けるなど配慮されているということです。
「チャレンジクラス」に通う中学2年の女子生徒
「不登校から抜け出したいという思いで来ました。授業の量は前の学校よりも少ないですが、少人数でわかりやすく友達もできてよかったです」
竹之内勝校長
「子ども自身が『こういう形であれば学校に通える』という、社会へ出る一歩への様々な選択肢があることが大切だ。通常の学校の中にあることで、多くの教員と関わることができ、様々な人生モデルと出会える良さもあると思う」
専門家「各都道府県 政令市に1校は『学びの多様化学校』設置を」
不登校やいじめの問題に詳しい上越教育大学いじめ・生徒指導研究センターの高橋知己センター長は「校内に学びの場を設ける自治体もあるが、そこに通えない子のセーフティーネットとして、各都道府県・政令市に1校は『学びの多様化学校』を設置するのが望ましい」と指摘しています。
一方で、教員の数や志願者が減る中、学びの多様化学校に従事する教職員の確保は難しい課題となっているとして、「箱物を作る財政的な負担もあり、『コスパ』を考えて二の足を踏む自治体もあるかもしれない」と分析しています。
こうした課題に加えて地方ほど、通学距離や通学手段が大きな課題となるため、設置が苦しいという状況になり得るとして、「都市部と地方での支援の格差も出てきており、対応を検討しなければいけない」と指摘します。
高橋センター長は「『学びの多様化学校』の教員のうち3割程度については一定の研修を受けることで教員免許状を持っていなくてもよいといった、弾力的な制度の運用を考えてもいいのではないか」としたうえで、「現存の学校も不登校の子を出さないような新しい学びの形についてもっと探究していく必要がある」と話しています。
# | 言葉 | 意味 |
---|---|---|
26 | 設置 | せっち (設置) : 1. establishment; institution 2. installation (of a machine or equipment) |
18 | 学び | まなび (学び) : learning; study |
17 | 不登校 | ふとうこう (不登校) : truancy; school non-attendance |
15 | 多様化 | たようか (多様化) : diversification |
12 | 子どもたち | こどもたち (子供たち) : children |
10 | 自治体 | じちたい (自治体) : municipality; local government; self-governing body; autonomous body |
10 | 教員 | きょういん (教員) : teacher; instructor; teaching staff; faculty member |
9 | 特例 | とくれい (特例) : special case; exception |
9 | 割 | わり (割り) : 1. rate; ratio; proportion; percentage 2. profit |
8 | 課題 | かだい (課題) : 1. subject; theme; issue; matter 2. homework; assignment |
7 | 通常 | つうじょう (通常) : usual; ordinary; normal; regular; general; common |
7 | 確保 | かくほ (確保) : 1. securing; obtaining; ensuring; guarantee; maintaining 2. belay; belaying |
5 | 全国 | ぜんこく (全国) : the whole country |
5 | とどまる | とどまる (止まる) : 1. to remain; to abide; to stay (in the one place) 2. to be limited to; to be confined to; to only account for |
5 | 支援 | しえん (支援) : support; backing; aid; assistance |
5 | 公立 | こうりつ (公立) : public (institution) |
5 | 登校 | とうこう (登校) : attendance (at school); going to school |
4 | 今後 | こんご (今後) : from now on; hereafter |
4 | 通う | かよう (通う) : 1. to go to and from (a place); to go back and forth between; to run between (e.g. bus, train, etc.); to ply between 2. to go to (school, work, etc.); to attend; to commute; to frequent |
4 | 各 | かく (各) : each; every; all |
4 | 程度 | ていど (程度) : degree; amount; grade; standard; of the order of (following a number); about; approximately |
4 | たり | たり : 1. -ing and -ing (e.g. "coming and going") 2. doing such things as... |
4 | 独自 | どくじ (独自) : 1. original; unique; distinctive; characteristic; peculiar 2. independent; one's own; personal |
4 | 白石 | しろいし (白石) : 1. white stone 2. white (go pieces) |
4 | 開校 | かいこう (開校) : opening a school |
4 | 校舎 | こうしゃ (校舎) : school building; schoolhouse |
4 | 教職員 | きょうしょくいん (教職員) : teaching staff; faculty |
4 | 子ども | こども (子供) : child |
4 | 都道府県 | とどうふけん (都道府県) : prefectures (of Japan); largest administrative divisions of Japan: Tokyo-to, Osaka-fu, Kyoto-fu, Hokkaido and the remaining prefectures |
4 | 予算 | よさん (予算) : estimate; budget |
4 | 的 | てき (的) : 1. -ical; -ive; -al; -ic; -y 2. -like; -ish; -sort of; -kind of |
3 | 目指す | めざす (目指す) : 1. to aim at (for, to do, to become); to try for; to have an eye on 2. to go toward; to head for |
3 | 含める | ふくめる (含める) : 1. to include (in a group or scope) 2. to instruct; to make one understand |
3 | 目標 | めじるし (目印) : 1. mark (for quick identification or recognition); sign 2. landmark; guide |
3 | 取材 | しゅざい (取材) : 1. news coverage; collecting data (e.g. for an article); covering (something for media) 2. interview |
3 | 遅く | おそく (遅く) : 1. late 2. slowly |
3 | 内 | うち (内) : 1. inside; within 2. while (e.g. one is young); during; within (e.g. a day); in the course of |
3 | 設ける | もうける (設ける) : 1. to prepare; to provide 2. to set up; to establish; to organize; to lay down (rules); to make (an excuse) |
3 | 教育委員会 | きょういくいいんかい (教育委員会) : Board of Education |
3 | 中学 | ちゅうがく (中学) : junior high school; middle school; lower secondary school |
3 | 面 | おもて (面) : 1. face 2. surface |
3 | 格差 | かくさ (格差) : qualitative difference; disparity; gap |
3 | 学級 | がっきゅう (学級) : (school) class |
2 | 柔軟 | じゅうなん (柔軟) : flexible; lithe; soft; pliable |
2 | 分かる | わかる (分かる) : 1. to understand; to comprehend; to grasp; to see; to get; to follow 2. to become clear; to be known; to be discovered; to be realized; to be realised; to be found out |
2 | 取り組み | とりくみ (取り組み) : 1. bout (in sports, etc.); match 2. effort; initiative; dealing with; grappling with; wrestling with |
2 | 年間 | ねんかん (年間) : 1. (period of) a year 2. during an era |
2 | 持つ | もつ (持つ) : 1. to hold (in one's hand); to take; to carry 2. to possess; to have; to own |
2 | 一人ひとり | ひとりひとり (一人一人) : each (person); individually; one by one; one at a time; in turn |
2 | 状況 | じょうきょう (状況) : state of affairs (around you); situation; circumstances |
2 | 学習 | がくしゅう (学習) : study; learning; tutorial |
2 | 学び直す | まなびなおす (学び直す) : to relearn; to brush up |
2 | あわせる | あわせる (会わせる) : 1. to make (someone) to meet; to let (someone) meet 2. to expose to; to subject to |
2 | いう | ゆう (結う) : 1. to do up (hair); to dress; to arrange 2. to tie; to bind; to fasten; to make (a fence) |
2 | 特徴 | とくちょう (特徴) : feature; trait; characteristic; peculiarity; distinction |
2 | 負担 | ふたん (負担) : 1. burden; load; responsibility 2. bearing (a cost, responsibility, etc.); shouldering |
2 | 苦手 | にがて (苦手) : 1. poor (at); weak (in); not very good (at) 2. not one's cup of tea; not one's favorite |
2 | 数 | しばしば (屡々) : often; again and again; frequently; repeatedly |
2 | 増える | ふえる (増える) : to increase; to multiply |
2 | 女子生徒 | じょしせいと (女子生徒) : schoolgirl; female student |
2 | 男子生徒 | だんしせいと (男子生徒) : schoolboy; male student |
2 | 経済的 | けいざいてき (経済的) : economic; economical; financial |
2 | 視察 | しさつ (視察) : inspection; observation |
2 | 加える | くわえる (加える) : 1. to add; to add up; to sum up; to append; to annex 2. to increase; to gather (e.g. speed); to pick up |
2 | 費用 | ひよう (費用) : cost; expense |
2 | 企業 | きぎょう (企業) : enterprise; business; company; corporation |
2 | わかる | わかる (分かる) : 1. to understand; to comprehend; to grasp; to see; to get; to follow 2. to become clear; to be known; to be discovered; to be realized; to be realised; to be found out |
2 | 地域 | ちいき (地域) : area; region |
2 | 浮き彫り | うきぼり (浮き彫り) : 1. relief; embossed carving 2. bringing to the fore; throwing something into relief |
2 | 行う | おこなう (行う) : to perform; to do; to conduct oneself; to carry out |
2 | 東京都 | とうきょうと (東京都) : Tokyo Metropolis (prefecture); Tokyo metropolitan area |
2 | 既存 | きそん (既存) : existing |
2 | 仕組み | しくみ (仕組み) : 1. structure; construction; arrangement; contrivance; mechanism; workings 2. plan; plot; contrivance |
2 | 導入 | どうにゅう (導入) : introduction; bringing in; leading in; installation |
2 | 制度 | せいど (制度) : system; institution; organization; organisation |
2 | 多く | おおく (多く) : 1. many; much; plenty; a lot 2. majority (of); greater part (of) |
2 | 担当 | たんとう (担当) : being in charge (of an area of responsibility); being responsible (for a work role, etc.) |
2 | 様々 | さまざま (様々) : various; varied; diverse; all sorts of |
2 | いじめ | いじめ (虐め) : bullying; teasing |
2 | 指摘 | してき (指摘) : pointing out; identification |
2 | 考える | かんがえる (考える) : 1. to think (about, of); to think over; to ponder; to contemplate; to reflect (on); to meditate (on) 2. to consider; to bear in mind; to allow for; to take into consideration |
2 | 地方 | ちほう (地方) : 1. district; region; area; locality 2. the country; countryside; the provinces; rural area |
2 | 通学 | つうがく (通学) : commuting to school; school commute |
1 | 超える | こえる (越える) : 1. to cross over; to cross; to pass through; to pass over (out of); to go beyond; to go past 2. to exceed; to surpass; to be more (than) |
1 | 支援策 | しえんさく (支援策) : support measures; assistance measures; support plan |
1 | 減らす | へらす (減らす) : to abate; to decrease; to diminish; to shorten |
1 | 組む | くむ (組む) : 1. to cross (legs or arms); to link (arms) 2. to put together; to construct; to assemble; to produce (e.g. TV program) |
1 | 進む | すすむ (進む) : 1. to advance; to go forward 2. to precede; to go ahead (of) |
1 | もともと | もともと (元々) : originally; by nature; from the start |
1 | 名称 | めいしょう (名称) : name; title |
1 | 変更 | へんこう (変更) : change; modification; alteration; revision; amendment |
1 | 私立 | しりつ (私立) : private (establishment) |
1 | 学校教育法 | がっこうきょういくほう (学校教育法) : School Education Law |
1 | 施行規則 | しこうきそく (施行規則) : enforcement regulations; regulations relative to the application of a law |
1 | 基づく | もとづく (基づく) : to be grounded on; to be based on; to be due to; to originate from |
1 | 一般 | いっぱん (一般) : 1. general; universal 2. ordinary; average; common; non-celebrity |
1 | 同じく | おなじく (同じく) : similarly; same (idea); same (name) |
1 | 資格 | しかく (資格) : qualifications; requirements; capabilities |
1 | 対象 | たいしょう (対象) : target; object (of worship, study, etc.); subject (of taxation, etc.) |
1 | 状態 | じょうたい (状態) : state; condition; situation; appearance; circumstances |
1 | 傾向 | けいこう (傾向) : tendency; trend; inclination |
1 | 工夫 | くふう (工夫) : 1. devising (a way); contriving; figuring out; coming up with; working out; inventing 2. device; design; idea; plan; invention |
1 | なす | なす (為す) : 1. to build up; to establish 2. to form; to become (a state) |
1 | よる | よる (因る) : 1. to be due to; to be caused by 2. to depend on; to turn on |
1 | 異なる | ことなる (異なる) : to differ; to vary; to disagree |
1 | ゆとり | ゆとり : elbowroom; leeway; room; reserve; margin; allowance; latitude; time (to spare) |
1 | 把握 | はあく (把握) : grasp; catch; understanding |
1 | 策定 | さくてい (策定) : formulation (of a plan, policy, etc.); decision; settling on |
1 | コミュニケーション能力 | コミュニケーションのうりょく (コミュニケーション能力) : communication skills; communication ability |
1 | 養成 | ようせい (養成) : training; education; development; cultivation |
1 | 教科 | きょうか (教科) : subject; curriculum |
1 | 設定 | せってい (設定) : 1. establishment; creation; posing (a problem); setting (movie, novel, etc.); scene 2. options setting; preference settings; configuration; setup |
1 | 現場 | げんば (現場) : 1. actual spot; scene; scene of the crime; site; location; setting 2. shop floor; factory floor; (on) site |
1 | 宮城県 | みやぎけん (宮城県) : Miyagi prefecture (Tōhoku area) |
1 | 児童 | じどう (児童) : children; juvenile |
1 | 症状 | しょうじょう (症状) : symptoms; condition (of a patient) |
1 | 現れる | あらわれる (現れる) : 1. to appear; to come in sight; to become visible; to come out; to embody; to materialize; to materialise 2. to be expressed (e.g. emotions); to become apparent (e.g. trends, effects) |
1 | 起立性調節障害 | きりつせいちょうせつしょうがい (起立性調節障害) : orthostatic intolerance; orthostatic dysregulation; orthostatic disturbance |
1 | 疑い | うたがい (疑い) : doubt; question; uncertainty; skepticism; scepticism; suspicion; distrust |
1 | 集団生活 | しゅうだんせいかつ (集団生活) : living in a group; communal living; community life |
1 | 全域 | ぜんいき (全域) : the whole area |
1 | 標準的 | ひょうじゅんてき (標準的) : standard; standardized; average; normal; ordinary |
1 | さらに | さらに (更に) : furthermore; again; after all; more and more; moreover; even more |
1 | 呼ぶ | よぶ (呼ぶ) : 1. to call out (to); to call; to invoke 2. to summon (a doctor, etc.) |
1 | 分野 | ぶんや (分野) : field; sphere; realm; division; branch |
1 | 中央 | ちゅうおう (中央) : 1. centre; center; middle; heart 2. metropolis; capital city; central government |
1 | 休める | やすめる (休める) : to rest; to suspend; to give relief |
1 | 受ける | うける (受ける) : 1. to receive; to get 2. to catch (e.g. a ball) |
1 | 居場所 | いばしょ (居場所) : 1. whereabouts; place; location 2. place where one belongs; where one fits in; place where one can be oneself |
1 | 最大 | さいだい (最大) : biggest; greatest; largest; maximum |
1 | 手厚い | てあつい (手厚い) : warm (treatment, reception, etc.); kind; cordial; hospitable; courteous; respectful |
1 | 体制 | たいせい (体制) : order; system; structure; set-up; organization; organisation |
1 | ほぼ | ほぼ (略) : almost; roughly; approximately |
1 | 同数 | どうすう (同数) : same number |
1 | 指導 | しどう (指導) : 1. guidance; leadership; instruction; direction; coaching 2. shido (disciplinary action for a minor infringement of the rules of judo) |
1 | あたる | あたる (当たる) : 1. to be hit; to strike 2. to touch; to be in contact; to be affixed |
1 | 以降 | いこう (以降) : on and after; as from; hereafter; thereafter; since |
1 | 保護者 | ほごしゃ (保護者) : guardian; protector; patron; parent |
1 | 転校 | てんこう (転校) : changing schools |
1 | 希望 | きぼう (希望) : hope; wish; aspiration |
1 | 過ごす | すごす (過ごす) : 1. to pass (time); to spend 2. to overdo (esp. of one's alcohol consumption); to drink (alcohol) |
1 | ちゃんと | ちゃんと : 1. diligently; seriously; earnestly; reliably; steadily; legitimately 2. perfectly; properly; exactly; orderly; punctually; regularly |
1 | 時期 | じき (時期) : time; season; period; phase; stage |
1 | 教える | おしえる (教える) : 1. to teach; to instruct 2. to tell; to inform |
1 | ありがたい | ありがたい (有難い) : grateful; thankful; welcome; appreciated; evoking gratitude |
1 | 仙台市 | せんだいし (仙台市) : Sendai (city) (place) |
1 | 民間 | みんかん (民間) : 1. private; non-governmental; non-official; civilian; civil 2. folk; popular |
1 | 休憩 | きゅうけい (休憩) : rest; break; recess; intermission |
1 | 不安 | ふあん (不安) : anxiety; uneasiness; worry; apprehension; fear; insecurity; suspense |
1 | なくなる | なくなる (亡くなる) : to die |
1 | 母親 | ははおや (母親) : mother |
1 | 面倒 | めんどう (面倒) : 1. trouble; bother 2. trouble; difficulty |
1 | 大変 | たいへん (大変) : 1. very; greatly; terribly; awfully 2. immense; enormous; great |
1 | とる | とる (撮る) : 1. to take (a photo) 2. to record (video, audio, etc.); to make (a film) |
1 | 相 | さが (性) : 1. one's nature; one's destiny 2. custom; tradition; habit; convention |
1 | 次ぐ | つぐ (次ぐ) : to rank next to; to come after |
1 | 自体 | じたい (自体) : 1. itself 2. one's own body; oneself |
1 | 学ぶ | まなぶ (学ぶ) : to study (in depth); to learn; to take lessons in |
1 | 白石市 | しろいしし (白石市) : Shiroishi (city) (place) |
1 | 統廃合 | とうはいごう (統廃合) : reorganization (e.g. of a company); reorganisation; consolidation; scrap-and-build |
1 | 廃校 | はいこう (廃校) : closing of a school; closed school |
1 | およそ | およそ (凡そ) : 1. about; roughly; approximately 2. generally; on the whole; as a rule |
1 | 改修 | かいしゅう (改修) : repair; improvement |
1 | 抑える | おさえる (抑える) : 1. to keep within limits (e.g. spending); to restrain (e.g. emotions); to control; to curb; to hold in check 2. to hold back (e.g. an enemy); to check; to curb; to contain; to quell; to subdue; to suppress; to repress |
1 | 版 | はん (版) : 1. edition; version; printing; impression; implementation (e.g. software) 2. plate; block; cast |
1 | ふるさと納税 | ふるさとのうぜい (ふるさと納税) : hometown tax; system in which taxpayers can choose to divert part of their residential tax to a specified local government |
1 | 使う | つかう (使う) : 1. to use (a thing, method, etc.); to make use of; to put to use 2. to use (a person, animal, puppet, etc.); to employ; to handle; to manage; to manipulate |
1 | 寄付 | きふ (寄付) : contribution; donation |
1 | 募る | つのる (募る) : 1. to become stronger; to grow in intensity; to grow violent; to become worse 2. to invite contributions, etc.; to solicit help, participation, etc.; to recruit (e.g. soldiers) |
1 | 資金 | しきん (資金) : funds; capital |
1 | 民生委員 | みんせいいいん (民生委員) : district welfare officer |
1 | 雇う | やとう (雇う) : 1. to employ 2. to hire; to charter |
1 | 人件費 | じんけんひ (人件費) : 1. personnel expenses; labor cost; labour cost 2. indirect labour costs; indirect labor costs |
1 | 活用 | かつよう (活用) : 1. practical use; application 2. conjugation; inflection |
1 | 我妻 | あがつま (我妻) : Agatsuma (surname) |
1 | 聡美 | あきみ (聡美) : Akimi (fem) |
1 | 考え | かんがえ (考え) : 1. thinking; thought; view; opinion; concept 2. idea; notion; imagination |
1 | 圧迫 | あっぱく (圧迫) : 1. pressure 2. oppression; suppression |
1 | 感 | かん (感) : 1. feeling; sensation; emotion; admiration; impression 2. interjection |
1 | 感ずる | かんずる (感ずる) : to feel; to sense |
1 | やる気 | やるき (やる気) : willingness (e.g. to do something); eagerness; motivation; inspiration; determination; high aspirations |
1 | 伸ばす | のばす (伸ばす) : 1. to grow long (e.g. hair, nails) 2. to lengthen; to extend; to stretch |
1 | 進学 | しんがく (進学) : entering a higher-level school, esp. going on to university |
1 | 橋渡し | はしわたし (橋渡し) : bridge building; mediation; go-between; intermediary; (through the) good offices (of someone) |
1 | 役割 | やくわり (役割) : part; assigning (allotment of) parts; role; duties |
1 | 注目 | ちゅうもく (注目) : notice; attention; observation |
1 | 受け皿 | うけざら (受け皿) : 1. saucer 2. person (group, institution, etc.) to take over a position or matter; receptacle (e.g. of funds); receiver |
1 | 現在 | げんざい (現在) : now; current; present; present time; as of |
1 | 政令指定都市 | せいれいしていとし (政令指定都市) : ordinance-designated city |
1 | 対する | たいする (対する) : 1. to face (each other); to be facing 2. to be directed toward (the future, etc.); to be in response to; to be related to |
1 | 末 | うら (末) : top end; tip |
1 | 時点 | じてん (時点) : point in time; occasion |
1 | 聞き取る | ききとる (聞き取る) : 1. to catch (someone's words); to make out; to follow; to understand 2. to ask about (a situation, circumstances, etc.); to inquire |
1 | 結果 | けっか (結果) : 1. result; consequence; outcome; effect 2. coming to fruition; bearing fruit |
1 | すでに | すでに (既に) : already; too late |
1 | あがる | あがる (上がる) : 1. to rise; to go up; to come up; to ascend; to be raised 2. to enter (esp. from outdoors); to come in; to go in |
1 | すべて | すべて (全て) : 1. everything; all; the whole 2. entirely; completely; wholly; all |
1 | 余り | あまり (余り) : 1. remainder; remnant; rest; balance; surplus; remains (of a meal); leftovers 2. (not) very; (not) much |
1 | 回答 | かいとう (回答) : reply; answer |
1 | 場所 | ばしょ (場所) : 1. place; location; spot; position 2. room; space |
1 | 選定 | せんてい (選定) : selection |
1 | 深刻 | しんこく (深刻) : serious; severe; grave; acute |
1 | 不足 | ふそく (不足) : 1. insufficiency; deficiency; shortage; lack; scarcity; deficit 2. dissatisfaction; discontent; complaint |
1 | 背景 | はいけい (背景) : 1. background; scenery; backdrop; setting 2. background (of an incident, situation, etc.); circumstances; context |
1 | 人材 | じんざい (人材) : 1. capable person; talented person 2. human resources; personnel |
1 | 不透明 | ふとうめい (不透明) : 1. opaque; obscure; murky; turbid 2. opacity; obscurity |
1 | 聞く | きく (聞く) : 1. to hear 2. to listen (e.g. to music) |
1 | 文部科学省 | もんぶかがくしょう (文部科学省) : Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology; MEXT |
1 | 際 | きわ (際) : 1. edge; brink; verge; side 2. time; moment of |
1 | 補助 | ほじょ (補助) : 1. assistance; support; aid; help 2. subsidy; supplement; subvention; grant-in-aid |
1 | 手続き | てつづき (手続き) : procedure; process; proceedings; formalities |
1 | 簡易 | かんい (簡易) : simplicity; convenience; easiness; quasi- |
1 | 化 | か (化) : action of making something; -ification |
1 | 事例 | じれい (事例) : example; precedent; case |
1 | 共有 | きょうゆう (共有) : 1. joint ownership; co-ownership; sharing (e.g. a viewpoint) 2. sharing (files, devices on a network, posts on social media, etc.) |
1 | さらなる | さらなる (更なる) : even more; still more; further |
1 | 促す | うながす (促す) : 1. to urge; to encourage; to press; to prompt; to draw (attention to) 2. to stimulate (e.g. growth); to hasten (e.g. development); to quicken; to accelerate; to promote |
1 | 取り組む | とりくむ (取り組む) : 1. to grapple with; to wrestle with; to engage in a bout; to be matched against 2. to tackle (e.g. a problem); to come to grips with; to work hard on |
1 | 新た | あらた (新た) : new; fresh; novel |
1 | 土地 | とち (土地) : 1. plot of land; lot; soil 2. locality; region; place |
1 | 都内 | とない (都内) : (within) the (Tokyo) metropolitan area |
1 | 始まる | はじまる (始まる) : 1. to begin; to start; to commence 2. to happen (again); to begin (anew) |
1 | 中野 | なかの (中野) : Nakano (place; surname) |
1 | 区立 | くりつ (区立) : established by the ward |
1 | 中野中 | なかのなか (中野中) : Nakanonaka (place) |
1 | 組 | くみ (組) : 1. set (of items) 2. group (of people); class (of students); company (esp. construction); family (i.e. mafia); team |
1 | 名付ける | なづける (名付ける) : to name; to call; to christen; to term |
1 | 区内 | くない (区内) : in the ward or borough |
1 | 時半 | じはん (時半) : half past (the hour) |
1 | 担任 | たんにん (担任) : 1. being in charge of (esp. a class or subject); taking charge of 2. class teacher; homeroom teacher; form teacher |
1 | 含む | ふくむ (含む) : 1. to contain; to comprise; to have; to hold; to include; to embrace 2. to hold in the mouth |
1 | 入る | いる (入る) : to get in; to go in; to come in; to flow into; to set; to set in |
1 | 学習指導 | がくしゅうしどう (学習指導) : educational guidance |
1 | 導線 | どうせん (導線) : conducting wire |
1 | 分ける | わける (分ける) : 1. to divide (into); to split (into); to part; to separate; to divide up; to classify; to sort out; to divide out 2. to share; to distribute; to deal out; to dish out |
1 | 配慮 | はいりょ (配慮) : consideration; concern; attention; thoughtfulness; making arrangements; care; trouble |
1 | 抜け出す | ぬけだす (抜け出す) : 1. to slip out; to sneak away; to break free; to get through (a difficult situation) 2. to break into the lead; to get ahead |
1 | 思い | おもい (思い) : 1. thought 2. imagination; mind; heart |
1 | 量 | りょう (量) : 1. quantity; amount; volume; capacity; portion (of food) 2. generosity; magnanimity; tolerance |
1 | 少人数 | しょうにんずう (少人数) : small number of people |
1 | やすく | やすく (安く) : inexpensively |
1 | 竹之内 | たけうち (竹之内) : Takeuchi (surname) |
1 | 自身 | じしん (自身) : (one's) self; oneself |
1 | 一歩 | いっぽ (一歩) : 1. (a) step; one step 2. level; stage; step |
1 | 選択肢 | せんたくし (選択肢) : choices; alternatives; options |
1 | 関わる | かかわる (関わる) : 1. to be affected; to be influenced 2. to be concerned with; to have to do with |
1 | 人生 | じんせい (人生) : (human) life (i.e. conception to death) |
1 | 専門家 | せんもんか (専門家) : specialist; expert; professional; authority; pundit |
1 | 詳しい | くわしい (詳しい) : 1. detailed; full; minute 2. knowing very well; knowledgeable (about); well-acquainted (with); well-informed (about); familiar (with) |
1 | 上越教育大学 | じょうえつきょういくだいがく (上越教育大学) : Jouetsu University of Education (organization) |
1 | 生徒指導 | せいとしどう (生徒指導) : student guidance; student counseling |
1 | 高橋知己 | たかはしともみ (高橋知己) : Takahashi Tomomi (person) |
1 | 校内 | こうない (校内) : within a school |
1 | 望ましい | のぞましい (望ましい) : desirable; hoped for; preferable; advisable |
1 | 一方 | いっぽう (一方) : 1. one (esp. of two); the other; one way; the other way; one direction; the other direction; one side; the other side; one party; the other party 2. on the one hand; on the other hand |
1 | 志願者 | しがんしゃ (志願者) : applicant; candidate |
1 | 減る | へる (減る) : to decrease (in size or number); to diminish; to abate |
1 | 従事 | じゅうじ (従事) : engaging in (work); pursuing (e.g. studies); following (a profession); being involved in |
1 | 箱物 | はこもの (箱物) : 1. public building; community building 2. box-shaped item of furniture (e.g. chest of drawers, bookcase) |
1 | 財政 | ざいせい (財政) : 1. public finance 2. financial affairs; financial situation |
1 | 二の足を踏む | にのあしをふむ (二の足を踏む) : to hesitate; to think twice; to flinch; to get cold feet |
1 | しれる | しれる (知れる) : 1. to become known; to come to light; to be discovered 2. to be known; to be understood |
1 | 分析 | ぶんせき (分析) : analysis |
1 | 距離 | きょり (距離) : distance; range |
1 | 手段 | しゅだん (手段) : means; way; measure |
1 | 苦しい | くるしい (苦しい) : 1. painful; difficult; tough; hard 2. distressing; (psychologically) difficult; stressful; awkward (e.g. position) |
1 | 都市部 | としぶ (都市部) : urban area; urban district |
1 | 対応 | たいおう (対応) : 1. correspondence (to); equivalence 2. suitability; coordination; matching; being appropriate (for) |
1 | 検討 | けんとう (検討) : consideration; examination; investigation; study; scrutiny; discussion; analysis; review |
1 | 高橋 | かかはし (高橋) : Kakahashi (surname) |
1 | 一定 | いってい (一定) : fixed; settled; constant; definite; uniform; regularized; regularised; defined; standardized; standardised; certain; prescribed |
1 | 研修 | けんしゅう (研修) : training (esp. in-service); induction course |
1 | 弾力 | だんりょく (弾力) : elasticity; flexibility |
1 | 運用 | うんよう (運用) : 1. making use of; application; practical use; effective management (e.g. of funds) 2. operation; handling; steering (esp. a boat) |
1 | 現存 | げんぞん (現存) : existing; living; extant |
1 | 探究 | たんきゅう (探究) : research; investigation; enquiry; inquiry; study |
1 | 話す | はなす (話す) : 1. to talk; to speak; to converse; to chat 2. to tell; to explain; to narrate; to mention; to describe; to discuss |