Published: 2025-06-30 21:30

【べらぼう】「ついにこの日がやってきた」風間俊介が語る、鶴屋と蔦重の和解にSNS称賛「素晴らしいシーン」「今まで嫌ってごめんなさい」

NHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』の公式アカウントは、6月29日にInstagramを更新。鶴屋喜右衛門を演じる風間俊介さんのインタビューを公開しました。

▼【動画】「ついにこの日がやってきた」風間俊介が語る、鶴屋と蔦重の和解シーン

※以下、ネタバレが含まれます。 　 同日放送の第25回『灰の雨降る日本橋』で、日本橋の丸屋を買い取ることになった蔦重こと蔦屋重三郎（横浜流星さん）。 　 そんな中、浅間山が大噴火し、江戸の町に大量の灰が降り注ぎます。 　 蔦重がいち早く丸屋の屋根に灰が積もらないよう、着物を敷き詰めると、町の人達もそれに倣います。 　 また町中に降り積もった灰を片付ける際、賞金で競争心をあおり、「遊び」にすることを提案。町に活気をもたらした蔦重は一気に町の人達の心を掴みました。 　 あの手この手で蔦重の活躍を妨害してきた鶴屋も、今回の一件で蔦重の思いに絆されます。 　 蔦重とてい（橋本愛さん）の婚礼の日、鶴屋は真新しい暖簾を祝いの品とし、蔦重の日本橋進出を快く受け入れることを伝えたのでした。 　 公式アカウントは 　 「蔦重を受け入れた鶴屋の心境について、風間俊介さんにうかがいました」 　 「動画の【ラスト2秒】に風間さんのべらぼう愛が詰まっています！ぜひ最後までご覧ください！」 　 とコメントし、第25回のダイジェストに乗せて風間さんのインタビューを公開しました。 　 風間さんは、蔦重と鶴屋の和解シーンについて思いを明かします。 　 「ついにこの日がやってきたかと。吉原との雪解けでもありますし、とても大事な二人の門出のシーンでもあったので、暖簾を贈るっていう粋な対応で参加できたことがうれしかったですね」 　 「感慨深かったですね、あの二人が並んでいるのは」 　 「鶴屋さんとして感慨深かったかどうかはわからないですけど、『べらぼう』ファンとしてはやっぱり胸を打つものがありながら、全てがまとまったというか、報われたのかな、なんて思ってましたね」 　 と婚礼のシーンを回想。 　 立場や背負うものの大きさの違いが蔦重との確執の原因ではないかと振り返ります。 　 「蔦重の軽やかでしなやかな活気がある感じというのは“ベンチャー企業”だからこそできることであって、歴史がある看板の重みを知っている者としては、そう動けないからこそ羨ましくもあり、腹立たしくもあったのかなとは思いますよね」 　 「見てくださる（視聴者の）人たちが鶴屋さんに向かって、いろんな憎しみの言葉だったりとか、それを目にするたびに本当にこの『べらぼう』においての鶴屋という役をみんな愛してくれているなって思って、その声を聞きながら、ちゃんと（蔦重に）立ちはだかる相手でいたいなと思いながらやってたつもりです」 　 また、一人の『べらぼう』ファンとしての今後の見どころについては、 　 「ここから皆さんが、それが“蔦重”だ“鶴屋”だと知らずに目にしてきた作品が、実際に生み出される物語になっていくと思うんですよ」 　 「後に世界中の画家たちに影響を与える浮世絵がどう生まれていくのか」 　 「物語の中で慣れ親しんだキャラクターたちが生み出していくことは『これ…え、この人たちが！？』っていうたまらない時間になるんじゃないかなと思います」 　 と語り、ラスト2秒で「めっちゃ面白くない？ このドラマ」とべらぼう愛の詰まったコメントで、インタビューを締めました。 　 スタートから半年を迎えた『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』。時代の風雲児・蔦屋重三郎の新たな挑戦に期待が膨らみますね！

ファンからは 　 「粋で温かい、素晴らしいシーンでしたねー」 「今まで嫌ってごめんなさい」 「鶴屋さんの存在が『べらぼう』を数倍面白くしていると思います」 「まさか鶴屋さんに泣かされる日が来るとは」 「今後はお互い切磋琢磨しながら日本橋の本屋業界を盛り上げていくのでしょう」 　 などの声が寄せられています。