「AIによるAI開発」へ加速 ELYZAがRSI(再帰的自己改善)に向け新体制
予習
この記事のキーワード — タップで意味×66
開発
かいはつ
development; exploitation
N1×30
改善
かいぜん
1. betterment; improvement 2. kaizen (Japanese business philosophy of continuous improvement)
×16
自律
じりつ
1. autonomy (philosophy) 2. self-control
×20
基盤
きばん
1. foundation; basis; base; footing; infrastructure 2. bedrock
N2×12
研究開発
けんきゅうかいはつ
research and development; R&D
AI開発において「RSI」が注目されている。
「RSI」は、Recursive Self-Improvement(再帰的自己改善)の略語で、AIが自身の能力や開発プロセスを反復的に改善し、その成果を次の開発に活用するという仕組み。2026年の前半から、AIの開発・改善の一部をAIが担うようになっており、結果としてAnthropicやOpenAIなどのフロンティアモデル開発も加速している。RSIが実現されれば、AIが自分自身を改善するループが加わり、AIが主導的に開発を行なう体制が構築されると見られる。
KDDIグループで、大規模言語モデル(LLM)開発やAIサービスを展開するELYZA(イライザ)は2日、RSIに関連する研究開発を推進する組織「ELYZA RSI Research」を設立するとともに、AIによるAI開発の研究を加速する。あわせて、研究を通じて構築した「自律研究基盤」を活用し、バーティカルAI事業展開につなげていく。
■ 「AIによるAI開発」が加速 「ループ」の主体もAIに
ELYZAは、生成AIの中核技術となるLLM開発に強みを持つほか、研究開発や社会実装の取り組みを進めている。KDDIのほか、三井住友カード、東京海上日動、明治安田生命など、50社以上にAIを活用したソリューションを提供。また、AIを活用した法人向けの業務ツール「ELYZA Works」なども展開している。
一方、現在のフロンティアモデル開発では、AI開発・改善プロセスの一部をAI自身が担う「AIによるAI開発」が進んでおり、結果として研究開発の効率化や開発サイクルの高速化に繋がっている。さらに、RSIが実現されるとこの流れは加速し、開発が高速化するが、リスクの拡大も見込まれる。そのため開発の加速とともに、安全性に配慮した研究開発も必要となる。
こうした課題の解決に向け、ELYZAでは専門組織であるELYZA RSI Researchを立ち上げる。
ELYZAの曽根岡 侑也代表取締役は、LLM開発はシンプルなタスクにおいては、2024年時点で差がつかない状態になっているとする。2026年9月時点のAI研究の主戦場は、創薬・材料・数学などの科学研究にAIを活用し、新たな知識や候補の発見を加速する「AI for Science」や、人間なら数時間から数日かかる複雑な工程のタスクをAIが完遂する能力を扱う「Long Horizonタスク」などに移っている。
高度な推論や、数学・論理、コーディング、実務、信頼性など多くのベンチマークにおいて改善が見られており、主要モデルでは博士レベルの思考力や実務での自律的な完遂力が主な論点となっている。例えば、高難易度の専門的な問題を対象としたベンチマーク「Humanity's Last Exam」のスコアは、1年前は30%台が最高だったが、26年9月時点では68.4%(Claude Opus 5.5)など大きな進歩を見せている。
また、OpenAIが約90年未解決だった数学の難問を解決したことも報告されているが、ここにも10,000以上のAIエージェントの大規模な自律的・並行探索、Leanを用いた証明の厳密な検証などが行なわれ、AI for ScienceとLong Horizonタスクの代表的な事例となっている。
9月に登場したGPT-6 Astraも推論能力の向上とともにPC操作など「仕事を進める」能力を強化している。
一方開発の現場では、「AIによるAI開発」が本格化している。
AIエージェント開発においては、「基盤モデル」、それを統合し管理・稼働する「ハーネス」、そして「評価機構」の3つの要素が必要で、これまでは人間のAIリサーチャーが統括し、「改善ループ」を回してきた。
しかし、2026年初頭からは、リサーチャーの役割をAIエージェントが補完・代替するケースが増えており、これが結果としてOpenAIやAnthropicなどのフロンティアモデル開発の高速化とリリース頻度向上に繋がっている。25年までは3カ月毎のリリースだったが、いまでは毎月モデルが更新されるなど進化が加速している。
AIの進化の速度に、社会システム等の対応が追いつかず、「サイバー防御」や「安全性」への議論が高まっているのも、こうした開発速度の加速も一因となっている。ただし、それでも現在はまだ「AIによるAI開発」の段階となっている。
RSIが実現されると、人間のAIリサーチャーが「自律改善エージェント」に置き換わり、改善成果を自身に反映させ、自己改善する「ループ」が生まれる。ループ自体を回す主体が、人間からAIに移行することで、さらに性能向上の加速が見込まれるという。
今後もAIモデルの開発加速が見込まれる中、曽根岡氏は今後起きうるリスクとして、「最新のフロンティアモデルが一般公開されなくなる」と指摘する。すでにClaude Mythosで起きたことだが、高すぎる能力ゆえのリスク管理や規制の動きにより一般利用が制限され、それらが日本国内でのAI研究・開発の障害となる可能性がある。
日本において、AIによるAI開発の研究を、安全性に配慮しながら推進する体制を構築していくことが必要で、その一端を担うものが「ELYZA RSI Research」とする。
■ RSI(再帰的自己改善)へのアプローチ
AIによるAI開発についてELYZAにおける位置づけは、人間を前提とした「Step 1」、人間が目的・方針を決め改善案を決める「Human in the loop」がStep 2、人間は変更などは確認しないが成果物を確認する「Step 3」、そして人間が介在しないClosed Loopが「Step 4」となり、RSIはこのStep 4に該当する。
ELYZAでは現状、LLM、ハーネス、評価機構の3点において、開発をすすめているが、基盤モデルにおいてはStep 1、ハーネスは全自動でStep 3、評価機構は半自動のStep 2となっている。これをより進んだステップにつなげていくのが「ELYZA RSI Research」の取り組みといえる。
LLM開発においては、国立情報学研究所(LLM-jp)のモデル「LLM-jp-4」に、ELYZAが整備したLLM学習基盤を適用したところ、大幅な性能向上を確認。人間が介在する作業を1~2人日の工数に抑えながらMid-training、Post-trainingから評価までの一連のプロセスを実行し、高い成果に繋がったという。
評価機構の例では、問い合わせ応答ベンチマークを半自動で作成。音声対話/テキストの双方に対応したカスタマーセンターの問い合わせ対応を「適切な業務手順を選んだか」「業務手順通りの振る舞いか」「ツール利用は正しいか」「最終状態は正しいか」の4つの中間工程ごとに能力を測れるベンチマークを半自動で構築した。このベンチマークは、「ELYZA Agent Tasks: Customer Service」として公開する。
また、独自の自律改善エージェントを用いたハーネスの自動改善では、開発系ベンチマークにおいてAIエージェントの性能が大幅に向上。精度改善と推論コスト削減を実現できたという。
ELYZAでは、これらの成果を元に、基盤モデル・ハーネス・評価機構の自律改善の研究成果を統合した「自律研究基盤」を整備していく。
■ 領域AIエージェント
構築した自律研究基盤や各領域の知見を元に評価機構を構築。ELYZAでは、各業界・業務に適したAIソリューションを提供しているが、領域特有の課題や知見を自律研究基盤と連携し、領域特化AIエージェントを開発する。
第1弾として音声対話AIエージェント「ELYZA Voice Agent」を開発し、一部パートナーに提供する。
これまでELYZAがコンタクトセンター向けに提供してきたAIエージェントは、サポートの会話までを担ってきた。新エージェントではその先の業務や手続きも支援。予約の変更や契約更新、申請の受付など、実際の業務システムと連携した手続きやその処理結果の確認までを一貫して支援するよう設計している。
これらは、同社のコンタクトセンター業務におけるシステム開発・導入知見を活かしたもので、すでに一部のパートナーと協力しながら、業務システムとの連携などを確認している。今後は医療・製造業などパートナーとともに対応できる領域を拡大していき、領域特化エージェントの開発・展開を目指す。
また、AIによるAI開発は、デジタル空間だけでなく「物理空間」へ拡張可能とし、フィジカルAI展開でも、RSIの成果となる自律研究基盤が有効であると説明。KDDIと連携し、小売・物流向けロボット基盤モデルの研究開発も進めていく。
現時点で、ELYZA自身がRSIを実現したわけではないが、そこを見据えた研究開発体制を構築するとともに、社会実装に向けた準備を進める。一方で、「安全性も重要な研究課題のひとつ」(曽根岡氏)とし、研究成果や取り組みについての適切な情報公開も行なっていくとした。
AI開発において「RSI」が注目されている。 「RSI」は、Recursive Self-Improvement(再帰的自己改善)の略語で、AIが自身の能力や開発プロセスを反復的に改善し、その成果を次の開発に活用するという仕組み。2026年の前半から、AIの開発・改善の一部をAIが担うようになっており、結果としてAnthropicやOpenAIなどのフロンティアモデル開発も加速している。RSIが実現されれば、AIが自分自身を改善するループが加わり、AIが主導的に開発を行なう体制が構築されると見られる。 KDDIグループで、大規模言語モデル(LLM)開発やAIサービスを展開するELYZA(イライザ)は2日、RSIに関連する研究開発を推進する組織「ELYZA RSI Research」を設立するとともに、AIによるAI開発の研究を加速する。あわせて、研究を通じて構築した「自律研究基盤」を活用し、バーティカルAI事業展開につなげていく。 ■ 「AIによるAI開発」が加速 「ループ」の主体もAIに ELYZAは、生成AIの中核技術となるLLM開発に強みを持つほか、研究開発や社会実装の取り組みを進めている。KDDIのほか、三井住友カード、東京海上日動、明治安田生命など、50社以上にAIを活用したソリューションを提供。また、AIを活用した法人向けの業務ツール「ELYZA Works」なども展開している。 一方、現在のフロンティアモデル開発では、AI開発・改善プロセスの一部をAI自身が担う「AIによるAI開発」が進んでおり、結果として研究開発の効率化や開発サイクルの高速化に繋がっている。さらに、RSIが実現されるとこの流れは加速し、開発が高速化するが、リスクの拡大も見込まれる。そのため開発の加速とともに、安全性に配慮した研究開発も必要となる。 こうした課題の解決に向け、ELYZAでは専門組織であるELYZA RSI Researchを立ち上げる。 ELYZAの曽根岡 侑也代表取締役は、LLM開発はシンプルなタスクにおいては、2024年時点で差がつかない状態になっているとする。2026年9月時点のAI研究の主戦場は、創薬・材料・数学などの科学研究にAIを活用し、新たな知識や候補の発見を加速する「AI for Science」や、人間なら数時間から数日かかる複雑な工程のタスクをAIが完遂する能力を扱う「Long Horizonタスク」などに移っている。 高度な推論や、数学・論理、コーディング、実務、信頼性など多くのベンチマークにおいて改善が見られており、主要モデルでは博士レベルの思考力や実務での自律的な完遂力が主な論点となっている。例えば、高難易度の専門的な問題を対象としたベンチマーク「Humanity's Last Exam」のスコアは、1年前は30%台が最高だったが、26年9月時点では68.4%(Claude Opus 5.5)など大きな進歩を見せている。 また、OpenAIが約90年未解決だった数学の難問を解決したことも報告されているが、ここにも10,000以上のAIエージェントの大規模な自律的・並行探索、Leanを用いた証明の厳密な検証などが行なわれ、AI for ScienceとLong Horizonタスクの代表的な事例となっている。 9月に登場したGPT-6 Astraも推論能力の向上とともにPC操作など「仕事を進める」能力を強化している。 一方開発の現場では、「AIによるAI開発」が本格化している。 AIエージェント開発においては、「基盤モデル」、それを統合し管理・稼働する「ハーネス」、そして「評価機構」の3つの要素が必要で、これまでは人間のAIリサーチャーが統括し、「改善ループ」を回してきた。 しかし、2026年初頭からは、リサーチャーの役割をAIエージェントが補完・代替するケースが増えており、これが結果としてOpenAIやAnthropicなどのフロンティアモデル開発の高速化とリリース頻度向上に繋がっている。25年までは3カ月毎のリリースだったが、いまでは毎月モデルが更新されるなど進化が加速している。 AIの進化の速度に、社会システム等の対応が追いつかず、「サイバー防御」や「安全性」への議論が高まっているのも、こうした開発速度の加速も一因となっている。ただし、それでも現在はまだ「AIによるAI開発」の段階となっている。 RSIが実現されると、人間のAIリサーチャーが「自律改善エージェント」に置き換わり、改善成果を自身に反映させ、自己改善する「ループ」が生まれる。ループ自体を回す主体が、人間からAIに移行することで、さらに性能向上の加速が見込まれるという。 今後もAIモデルの開発加速が見込まれる中、曽根岡氏は今後起きうるリスクとして、「最新のフロンティアモデルが一般公開されなくなる」と指摘する。すでにClaude Mythosで起きたことだが、高すぎる能力ゆえのリスク管理や規制の動きにより一般利用が制限され、それらが日本国内でのAI研究・開発の障害となる可能性がある。 日本において、AIによるAI開発の研究を、安全性に配慮しながら推進する体制を構築していくことが必要で、その一端を担うものが「ELYZA RSI Research」とする。 ■ RSI(再帰的自己改善)へのアプローチ AIによるAI開発についてELYZAにおける位置づけは、人間を前提とした「Step 1」、人間が目的・方針を決め改善案を決める「Human in the loop」がStep 2、人間は変更などは確認しないが成果物を確認する「Step 3」、そして人間が介在しないClosed Loopが「Step 4」となり、RSIはこのStep 4に該当する。 ELYZAでは現状、LLM、ハーネス、評価機構の3点において、開発をすすめているが、基盤モデルにおいてはStep 1、ハーネスは全自動でStep 3、評価機構は半自動のStep 2となっている。これをより進んだステップにつなげていくのが「ELYZA RSI Research」の取り組みといえる。 LLM開発においては、国立情報学研究所(LLM-jp)のモデル「LLM-jp-4」に、ELYZAが整備したLLM学習基盤を適用したところ、大幅な性能向上を確認。人間が介在する作業を1~2人日の工数に抑えながらMid-training、Post-trainingから評価までの一連のプロセスを実行し、高い成果に繋がったという。 評価機構の例では、問い合わせ応答ベンチマークを半自動で作成。音声対話/テキストの双方に対応したカスタマーセンターの問い合わせ対応を「適切な業務手順を選んだか」「業務手順通りの振る舞いか」「ツール利用は正しいか」「最終状態は正しいか」の4つの中間工程ごとに能力を測れるベンチマークを半自動で構築した。このベンチマークは、「ELYZA Agent Tasks: Customer Service」として公開する。 また、独自の自律改善エージェントを用いたハーネスの自動改善では、開発系ベンチマークにおいてAIエージェントの性能が大幅に向上。精度改善と推論コスト削減を実現できたという。 ELYZAでは、これらの成果を元に、基盤モデル・ハーネス・評価機構の自律改善の研究成果を統合した「自律研究基盤」を整備していく。 ■ 領域AIエージェント 構築した自律研究基盤や各領域の知見を元に評価機構を構築。ELYZAでは、各業界・業務に適したAIソリューションを提供しているが、領域特有の課題や知見を自律研究基盤と連携し、領域特化AIエージェントを開発する。 第1弾として音声対話AIエージェント「ELYZA Voice Agent」を開発し、一部パートナーに提供する。 これまでELYZAがコンタクトセンター向けに提供してきたAIエージェントは、サポートの会話までを担ってきた。新エージェントではその先の業務や手続きも支援。予約の変更や契約更新、申請の受付など、実際の業務システムと連携した手続きやその処理結果の確認までを一貫して支援するよう設計している。 これらは、同社のコンタクトセンター業務におけるシステム開発・導入知見を活かしたもので、すでに一部のパートナーと協力しながら、業務システムとの連携などを確認している。今後は医療・製造業などパートナーとともに対応できる領域を拡大していき、領域特化エージェントの開発・展開を目指す。 また、AIによるAI開発は、デジタル空間だけでなく「物理空間」へ拡張可能とし、フィジカルAI展開でも、RSIの成果となる自律研究基盤が有効であると説明。KDDIと連携し、小売・物流向けロボット基盤モデルの研究開発も進めていく。 現時点で、ELYZA自身がRSIを実現したわけではないが、そこを見据えた研究開発体制を構築するとともに、社会実装に向けた準備を進める。一方で、「安全性も重要な研究課題のひとつ」(曽根岡氏)とし、研究成果や取り組みについての適切な情報公開も行なっていくとした。
AI開発において「RSI」が注目されている。 「RSI」は、Recursive Self-Improvement(再帰的自己改善)の略語で、AIが自身の能力や開発プロセスを反復的に改善し、その成果を次の開発に活用するという仕組み。2026年の前半から、AIの開発・改善の一部をAIが担うようになっており、結果としてAnthropicやOpenAIなどのフロンティアモデル開発も加速している。RSIが実現されれば、AIが自分自身を改善するループが加わり、AIが主導的に開発を行なう体制が構築されると見られる。 KDDIグループで、大規模言語モデル(LLM)開発やAIサービスを展開するELYZA(イライザ)は2日、RSIに関連する研究開発を推進する組織「ELYZA RSI Research」を設立するとともに、AIによるAI開発の研究を加速する。あわせて、研究を通じて構築した「自律研究基盤」を活用し、バーティカルAI事業展開につなげていく。 ■ 「AIによるAI開発」が加速 「ループ」の主体もAIに ELYZAは、生成AIの中核技術となるLLM開発に強みを持つほか、研究開発や社会実装の取り組みを進めている。KDDIのほか、三井住友カード、東京海上日動、明治安田生命など、50社以上にAIを活用したソリューションを提供。また、AIを活用した法人向けの業務ツール「ELYZA Works」なども展開している。 一方、現在のフロンティアモデル開発では、AI開発・改善プロセスの一部をAI自身が担う「AIによるAI開発」が進んでおり、結果として研究開発の効率化や開発サイクルの高速化に繋がっている。さらに、RSIが実現されるとこの流れは加速し、開発が高速化するが、リスクの拡大も見込まれる。そのため開発の加速とともに、安全性に配慮した研究開発も必要となる。 こうした課題の解決に向け、ELYZAでは専門組織であるELYZA RSI Researchを立ち上げる。 ELYZAの曽根岡 侑也代表取締役は、LLM開発はシンプルなタスクにおいては、2024年時点で差がつかない状態になっているとする。2026年9月時点のAI研究の主戦場は、創薬・材料・数学などの科学研究にAIを活用し、新たな知識や候補の発見を加速する「AI for Science」や、人間なら数時間から数日かかる複雑な工程のタスクをAIが完遂する能力を扱う「Long Horizonタスク」などに移っている。 高度な推論や、数学・論理、コーディング、実務、信頼性など多くのベンチマークにおいて改善が見られており、主要モデルでは博士レベルの思考力や実務での自律的な完遂力が主な論点となっている。例えば、高難易度の専門的な問題を対象としたベンチマーク「Humanity's Last Exam」のスコアは、1年前は30%台が最高だったが、26年9月時点では68.4%(Claude Opus 5.5)など大きな進歩を見せている。 また、OpenAIが約90年未解決だった数学の難問を解決したことも報告されているが、ここにも10,000以上のAIエージェントの大規模な自律的・並行探索、Leanを用いた証明の厳密な検証などが行なわれ、AI for ScienceとLong Horizonタスクの代表的な事例となっている。 9月に登場したGPT-6 Astraも推論能力の向上とともにPC操作など「仕事を進める」能力を強化している。 一方開発の現場では、「AIによるAI開発」が本格化している。 AIエージェント開発においては、「基盤モデル」、それを統合し管理・稼働する「ハーネス」、そして「評価機構」の3つの要素が必要で、これまでは人間のAIリサーチャーが統括し、「改善ループ」を回してきた。 しかし、2026年初頭からは、リサーチャーの役割をAIエージェントが補完・代替するケースが増えており、これが結果としてOpenAIやAnthropicなどのフロンティアモデル開発の高速化とリリース頻度向上に繋がっている。25年までは3カ月毎のリリースだったが、いまでは毎月モデルが更新されるなど進化が加速している。 AIの進化の速度に、社会システム等の対応が追いつかず、「サイバー防御」や「安全性」への議論が高まっているのも、こうした開発速度の加速も一因となっている。ただし、それでも現在はまだ「AIによるAI開発」の段階となっている。 RSIが実現されると、人間のAIリサーチャーが「自律改善エージェント」に置き換わり、改善成果を自身に反映させ、自己改善する「ループ」が生まれる。ループ自体を回す主体が、人間からAIに移行することで、さらに性能向上の加速が見込まれるという。 今後もAIモデルの開発加速が見込まれる中、曽根岡氏は今後起きうるリスクとして、「最新のフロンティアモデルが一般公開されなくなる」と指摘する。すでにClaude Mythosで起きたことだが、高すぎる能力ゆえのリスク管理や規制の動きにより一般利用が制限され、それらが日本国内でのAI研究・開発の障害となる可能性がある。 日本において、AIによるAI開発の研究を、安全性に配慮しながら推進する体制を構築していくことが必要で、その一端を担うものが「ELYZA RSI Research」とする。 ■ RSI(再帰的自己改善)へのアプローチ AIによるAI開発についてELYZAにおける位置づけは、人間を前提とした「Step 1」、人間が目的・方針を決め改善案を決める「Human in the loop」がStep 2、人間は変更などは確認しないが成果物を確認する「Step 3」、そして人間が介在しないClosed Loopが「Step 4」となり、RSIはこのStep 4に該当する。 ELYZAでは現状、LLM、ハーネス、評価機構の3点において、開発をすすめているが、基盤モデルにおいてはStep 1、ハーネスは全自動でStep 3、評価機構は半自動のStep 2となっている。これをより進んだステップにつなげていくのが「ELYZA RSI Research」の取り組みといえる。 LLM開発においては、国立情報学研究所(LLM-jp)のモデル「LLM-jp-4」に、ELYZAが整備したLLM学習基盤を適用したところ、大幅な性能向上を確認。人間が介在する作業を1~2人日の工数に抑えながらMid-training、Post-trainingから評価までの一連のプロセスを実行し、高い成果に繋がったという。 評価機構の例では、問い合わせ応答ベンチマークを半自動で作成。音声対話/テキストの双方に対応したカスタマーセンターの問い合わせ対応を「適切な業務手順を選んだか」「業務手順通りの振る舞いか」「ツール利用は正しいか」「最終状態は正しいか」の4つの中間工程ごとに能力を測れるベンチマークを半自動で構築した。このベンチマークは、「ELYZA Agent Tasks: Customer Service」として公開する。 また、独自の自律改善エージェントを用いたハーネスの自動改善では、開発系ベンチマークにおいてAIエージェントの性能が大幅に向上。精度改善と推論コスト削減を実現できたという。 ELYZAでは、これらの成果を元に、基盤モデル・ハーネス・評価機構の自律改善の研究成果を統合した「自律研究基盤」を整備していく。 ■ 領域AIエージェント 構築した自律研究基盤や各領域の知見を元に評価機構を構築。ELYZAでは、各業界・業務に適したAIソリューションを提供しているが、領域特有の課題や知見を自律研究基盤と連携し、領域特化AIエージェントを開発する。 第1弾として音声対話AIエージェント「ELYZA Voice Agent」を開発し、一部パートナーに提供する。 これまでELYZAがコンタクトセンター向けに提供してきたAIエージェントは、サポートの会話までを担ってきた。新エージェントではその先の業務や手続きも支援。予約の変更や契約更新、申請の受付など、実際の業務システムと連携した手続きやその処理結果の確認までを一貫して支援するよう設計している。 これらは、同社のコンタクトセンター業務におけるシステム開発・導入知見を活かしたもので、すでに一部のパートナーと協力しながら、業務システムとの連携などを確認している。今後は医療・製造業などパートナーとともに対応できる領域を拡大していき、領域特化エージェントの開発・展開を目指す。 また、AIによるAI開発は、デジタル空間だけでなく「物理空間」へ拡張可能とし、フィジカルAI展開でも、RSIの成果となる自律研究基盤が有効であると説明。KDDIと連携し、小売・物流向けロボット基盤モデルの研究開発も進めていく。 現時点で、ELYZA自身がRSIを実現したわけではないが、そこを見据えた研究開発体制を構築するとともに、社会実装に向けた準備を進める。一方で、「安全性も重要な研究課題のひとつ」(曽根岡氏)とし、研究成果や取り組みについての適切な情報公開も行なっていくとした。
この記事の単語 (240)
×66
開発
かいはつ
development; exploitation
×30
改善
かいぜん
1. betterment; improvement 2. kaizen (Japanese business philosophy of continuous improvement)
×20
加速
かそく
acceleration; speeding up
×20
基盤
きばん
1. foundation; basis; base; footing; infrastructure 2. bedrock
×18
人間
にんげん
1. human being; human; person; man; mankind; humankind 2. character (of a person)
×16
自律
じりつ
1. autonomy (philosophy) 2. self-control
×16
業務
ぎょうむ
business; affairs; duties; work; procedure; task; action; function; (business) operations; operational
×14
成果
せいか
(good) result; outcome; fruits (of one's labors); product; accomplishment
×14
構築
こうちく
construction; building; putting up; erecting; creation; formulation; architecture (systems, agreement, etc.)
×14
評価
ひょうか
1. valuation; appraisal; evaluation; assessment; estimation; rating; judging 2. appreciation; recognition; acknowledgement; rating highly; praising
×12
能力
のうりょく
ability; faculty
×12
研究開発
けんきゅうかいはつ
research and development; R&D
×12
機構
きこう
mechanism; organization; organisation
×12
領域
りょういき
area; domain; territory; field; range; region; regime
×10
活用
かつよう
1. practical use; application 2. conjugation; inflection
×10
実現
じつげん
implementation (e.g. of a system); materialization; materialisation; realization; realisation; actualization; actualisation
×10
向上
こうじょう
elevation; rise; improvement; advancement; progress
×10
確認
かくにん
confirmation; verification; validation; review; check; affirmation; identification
×8
自身
じしん
(one's) self; oneself
×8
一部
いちぶ
1. one part; one portion; one section; some 2. one copy (e.g. of a document)
×8
担う
になう
1. to carry on one's shoulder; to shoulder; to bear 2. to bear (burden, responsibility, etc.); to take upon oneself
×8
結果
けっか
1. result; consequence; outcome; effect 2. coming to fruition; bearing fruit
×8
展開
てんかい
1. development; evolution; progression; unfolding; (plot) twist 2. expansion; spreading out; extending; deployment; building up
×8
進める
すすめる
1. to advance; to move forward; to put (a clock, watch) forward 2. to carry forward (plans, work, etc.); to proceed with; to make progress in; to further; to advance; to hasten; to speed up
×8
提供
ていきょう
1. offer; tender; providing; supplying; making available; donating (blood, organs, etc.) 2. sponsoring (a TV program)
×8
安全性
あんぜんせい
safety; security
×8
対応
たいおう
1. correspondence (to); equivalence 2. suitability; coordination; matching; being appropriate (for)
×8
連携
れんけい
cooperation; coordination; link
×6
自己
じこ
self; oneself
×6
体制
たいせい
order; system; structure; set-up; organization; organisation
×6
取り組み
とりくみ
1. bout (in sports, etc.); match 2. effort; initiative; dealing with; grappling with; wrestling with
×6
高速化
こうそくか
increase in speed, acceleration
×6
繋がる
つながる
1. to be tied together; to be connected to; to be linked to 2. to lead to; to be related to
×6
見込む
みこむ
1. to anticipate; to expect; to estimate; to count on; to allow for; to take into account 2. to place confidence in; to put trust in; to trust
×6
課題
かだい
1. subject; theme; issue; matter 2. homework; assignment
×6
曽根岡
そねおか
Soneoka (surname)
×6
時点
じてん
point in time; occasion
×6
推論
すいろん
inference; deduction; induction; reasoning
×6
性能
せいのう
ability; performance; efficiency
×6
今後
こんご
from now on; hereafter
×6
半自動
はんじどう
semi-automatic
×6
知見
ちけん
expertise; experience; knowledge
×4
再帰
さいき
1. recurrence; recursion 2. reflective
×4
推進
すいしん
1. propulsion; drive 2. promotion (e.g. of a government policy); furtherance; implementation
×4
組織
そしき
1. organization; organisation; formation 2. structure; construction; setup; constitution
×4
繋げる
つなげる
1. to connect 2. to tie; to fasten
×4
主体
しゅたい
1. main constituent; core; nucleus 2. subject (philosophical); protagonist
×4
実装
じっそう
implementation (e.g. of a feature); installation (of equipment); mounting; packaging
×4
現在
げんざい
now; current; present; present time; as of
×4
拡大
かくだい
magnification; enlargement; expansion; amplification
×4
配慮
はいりょ
consideration; concern; attention; thoughtfulness; making arrangements; care; trouble
×4
解決
かいけつ
settlement; solution; resolution
×4
状態
じょうたい
state; condition; situation; appearance; circumstances
×4
工程
こうてい
process; operation; stage of a process; progress of work
×4
完遂
かんすい
successful execution; accomplishment; completion; fulfillment; carrying through
×4
実務
じつむ
practical business; practical work experience; practicum; practice
×4
自律的
じりつてき
autonomous; autonomic; self-sustaining; self-directed
×4
用いる
もちいる
to use; to make use of; to utilize; to utilise
×4
統合
とうごう
integration; unification; unity; combination; consolidation; synthesis
×4
回す
まわす
1. to turn; to rotate; to spin; to twist; to gyrate 2. to pass around; to send around; to hand around; to circulate
×4
進化
しんか
evolution; progress
×4
速度
そくど
1. speed; velocity; pace; rate 2. velocity
×4
既に
すでに
already; too late
×4
変更
へんこう
change; modification; alteration; revision; amendment
×4
介在
かいざい
existing (between); interposition; intervention; involvement
×4
整備
せいび
1. maintenance; servicing 2. putting in place; establishment; development; preparation; provision; outfitting
×4
大幅
おおはば
1. big; large; drastic; substantial 2. full-width cloth (approx. 72 cm wide for traditional Japanese clothing; approx. 140 cm wide for Western clothing)
×4
問い合わせ
といあわせ
enquiry; inquiry; query; interrogation; ENQ
×4
音声
おんせい
1. voice; speech; sound of a voice 2. sound (e.g. of a TV)
×4
対話
たいわ
dialogue; discussion; conversation; interaction
×4
適切
てきせつ
appropriate; suitable; fitting; apt; proper; right; pertinent; relevant
×4
手順
てじゅん
process; procedure; sequence; protocol; instruction
×4
各
かく
each; every; all
×4
特化
とっか
specialization; specialisation
×4
手続き
てつづき
procedure; process; proceedings; formalities
×4
支援
しえん
support; backing; aid; assistance
×4
空間
くうかん
space; room; airspace
×2
注目
ちゅうもく
notice; attention; observation
×2
略語
りゃくご
abbreviation; acronym
×2
開発プロセス
かいはつプロセス
development process
×2
反復
はんぷく
repetition; iteration; recursion; recurrence; recapitulation
×2
仕組み
しくみ
1. structure; construction; arrangement; contrivance; mechanism; workings 2. plan; plot; contrivance
×2
前半
ぜんはん
first half
×2
自分自身
じぶんじしん
oneself; myself
×2
加わる
くわわる
1. to be added to; to be appended 2. to join in (e.g. a group of friends); to participate
×2
主導
しゅどう
leadership; initiative; spearhead
×2
関連
かんれん
relation; connection; relevance
×2
設立
せつりつ
1. establishment; founding 2. incorporation (of a business)
×2
合わせる
あわせる
1. to match (rhythm, speed, etc.) 2. to join together; to unite; to combine; to add up
×2
通じる
つうじる
1. to be open (to traffic); to lead to; to communicate (with) 2. to flow (liquid, current); to pass; to get through to
×2
中核
ちゅうかく
kernel; core; nucleus; center; centre
×2
強み
つよみ
forte; strong point
×2
三井住友
みついすみとも
Mitsui Sumitomo; Sumitomo Mitsui (company)
×2
東京海上日動
とうきょうかいじょうにちどう
Tokio Marine & Nichido Fire Insurance (company)
×2
明治
めいじ
Meiji era (1868.9.8-1912.7.30)
×2
安田
あだ
Ada (place; surname)
×2
生命
せいめい
1. life; existence 2. (one's) working life; career
×2
法人
ほうじん
corporate body; corporation; (legal) person; (juridical) person
×2
向ける
むける
to turn towards; to point
×2
効率化
こうりつか
making efficient; optimization
×2
流れ
ながれ
1. flow (of a fluid or gas); stream; current 2. flow (of people, things); passage (of time); tide; passing; (changing) trends; tendency
×2
専門
せんもん
speciality; specialty; subject of study; expert; area of expertise
×2
立ち上げる
たちあげる
to start (something); to start up; to boot (a computer); to launch (a business)
×2
侑也
ゆうや
Yuuya (unclass)
×2
代表取締役
だいひょうとりしまりやく
representative director; managing director; president; someone chosen by the board of directors from among the directors to actually represent the company in its dealings with the outside world
×2
差
さ
1. difference; variation 2. difference
×2
主戦場
しゅせんじょう
main theater of war; principal battlefield
×2
創薬
そうやく
drug discovery; drug design; development of new drugs
×2
材料
ざいりょう
1. ingredients; material 2. material (for a novel, experiment, etc.); subject matter; data
×2
新た
あらた
new; fresh; novel
×2
知識
ちしき
knowledge; information
×2
候補
こうほ
1. candidate; contender; prospect; pick; choice; list 2. candidacy; candidature; nomination
×2
発見
はっけん
discovery; detection; finding
×2
数時間
すうじかん
a few hours
×2
扱う
あつかう
1. to deal with (a person); to treat; to handle; to take care of; to entertain 2. to deal with (a problem); to handle; to manage
×2
高度
こうど
1. altitude; height; elevation 2. high-degree; high-grade; advanced; sophisticated; strong
×2
論理
ろんり
1. logic 2. logical
×2
信頼性
しんらいせい
credibility; authenticity; confidence; reliability
×2
主要
しゅよう
chief; main; principal; major
×2
博士
はかせ
1. expert; learned person 2. doctor; PhD; Dr.
×2
思考力
しこうりょく
ability to think
×2
主な
おもな
chief; main; principal; important
×2
論点
ろんてん
point in question (at issue)
×2
難易度
なんいど
degree of difficulty; difficulty level
×2
専門的
せんもんてき
technical (e.g. discussion); exclusive; professional
×2
対象
たいしょう
target; object (of worship, study, etc.); subject (of taxation, etc.)
×2
最高
さいこう
1. most; highest; maximum; uppermost; supreme 2. best; wonderful; finest
×2
進歩
しんぽ
progress; advance; improvement; development
×2
未解決
みかいけつ
unsettled; pending; unresolved
×2
難問
なんもん
perplexity; difficult question; difficult problem
×2
報告
ほうこく
report; information
×2
大規模
だいきぼ
large-scale
×2
並行
へいこう
1. going side-by-side; going abreast 2. running concurrently; occurring at the same time; keeping pace with
×2
探索
たんさく
search; lookup; hunt; (item of) research; exploration; investigation
×2
証明
しょうめい
proof; testimony; demonstration; verification; certification
×2
厳密
げんみつ
strict; close; precise; scrupulous
×2
検証
けんしょう
verification; inspection
×2
代表的
だいひょうてき
representative; exemplary; model
×2
事例
じれい
example; precedent; case
×2
登場
とうじょう
1. entry (on stage); appearance (on screen) 2. entrance; introduction (into a market)
×2
操作
そうさ
1. operation; management; handling 2. manipulating (to one's benefit); manipulation; influencing
×2
強化
きょうか
strengthening; intensifying; reinforcement; enhancement; solidification
×2
現場
げんば
1. actual spot; scene; scene of the crime; site; location; setting 2. shop floor; factory floor; (on) site
×2
本格化
ほんかくか
regularization; regularisation; getting up speed; proceeding at full tilt
×2
管理
かんり
control; management (e.g. of a business)
×2
稼働
かどう
operation (of machine); operating; running; working
×2
要素
ようそ
1. component; factor; item (e.g. in list) 2. element (e.g. in array); member (e.g. data structure)
×2
統括
とうかつ
1. unification; bringing together; generalization 2. control; supervision
×2
初頭
しょとう
beginning (of a century, etc.)
×2
役割
やくわり
part; assigning (allotment of) parts; role; duties
×2
補完
ほかん
complementation; supplementation; completion
×2
代替
だいたい
1. substitution; alternation 2. alternative; substitute
×2
頻度
ひんど
frequency (of occurrence)
×2
箇月
かげつ
months (period of)
×2
更新
こうしん
renewal; update; innovation; improvement
×2
社会システム
しゃかいシステム
social system
×2
追い付く
おいつく
1. to catch up (with); to draw level; to pull even; to reach 2. to be compensated; to make up for one's losses
×2
防御
ぼうぎょ
defense; defence; safeguard; protection
×2
議論
ぎろん
argument; discussion; dispute; controversy
×2
高まる
たかまる
to rise; to swell; to be promoted
×2
一因
いちいん
one cause; one reason; one factor
×2
但し
ただし
but; however; provided that
×2
段階
だんかい
grade; level; stage; class; phase; steps; order; gradation
×2
置き換わる
おきかわる
to be rearranged or transposed
×2
反映
はんえい
1. reflection (light, image, situation, attitude, etc.); reflecting 2. influence; application (e.g. of an update)
×2
自体
じたい
1. itself 2. one's own body; oneself
×2
移行
いこう
switching over to; migration; transition
×2
最新
さいしん
latest; newest; late-breaking (news)
×2
一般公開
いっぱんこうかい
1. opening to the public (e.g. garden, etc.) 2. read permission: anybody
×2
指摘
してき
pointing out; identification
×2
故
ゆえ
reason; cause; circumstances
×2
規制
きせい
regulation; (traffic) policing; control; restriction
×2
動き
うごき
1. movement; move; motion 2. trend; development; change; fluctuation
×2
一般
いっぱん
1. general; universal 2. ordinary; average; common; non-celebrity
×2
制限
せいげん
restriction; restraint; limitation; limit
×2
日本国内
にほんこくない
Japanese domestic
×2
障害
しょうがい
1. obstacle; impediment; hindrance; difficulty; barrier 2. handicap; impairment; disability; disorder; malfunction
×2
可能性
かのうせい
potentiality; likelihood; possibility; availability
×2
一端
いったん
1. one end; an end 2. part; fragment
×2
位置付け
いちづけ
placement; fixed position; mapping out; location
×2
前提
ぜんてい
1. condition; assumption; prerequisite; hypothesis 2. intention; intent; aim; goal
×2
目的
もくてき
purpose; goal; aim; objective; intention
×2
方針
ほうしん
1. policy; course; plan (of action); principle 2. magnetic needle
×2
成果物
せいかぶつ
deliverables
×2
該当
がいとう
corresponding to; being applicable to; being relevant to; coming under; falling under; fulfilling (requirements); meeting (conditions); qualifying for
×2
現状
げんじょう
present condition; existing state; status quo; current state
×2
すすめる
1. to advance; to move forward; to put (a clock, watch) forward 2. to carry forward (plans, work, etc.); to proceed with; to make progress in; to further; to advance; to hasten; to speed up
×2
全自動
ぜんじどう
totally automatic
×2
いえる
1. to be possible to say; to be able to say 2. said; have said
×2
国立
こくりつ
national
×2
情報学
じょうほうがく
informatics
×2
研究所
けんきゅうしょ
research establishment; research institute; laboratory
×2
学習
がくしゅう
study; learning; tutorial
×2
適用
てきよう
applying (e.g. a technology); adoption
×2
作業
さぎょう
work; operation; manufacturing; fatigue duty
×2
工数
こうすう
workload; man-hour
×2
押さえる
おさえる
1. to pin down; to hold down; to press down 2. to cover (esp. a part of one's body with one's hand); to clutch (a body part in pain); to press (a body part)
×2
一連
いちれん
1. series; chain; sequence 2. two reams (i.e. 1000 sheets of paper)
×2
実行
じっこう
execution (e.g. of a plan); carrying out; practice; action; implementation; fulfillment; realization
×2
例
れい
1. custom; practice; habit; usual 2. said; aforementioned
×2
応答
おうとう
reply; answer; response
×2
作成
さくせい
drawing up (e.g. legal document, contract, will, etc.); preparing; writing; framing; making; producing; creating; creation
×2
双方
そうほう
both parties; both sides
×2
通り
とおり
1. avenue; street; way; road 2. coming and going; street traffic
×2
振る舞い
ふるまい
1. behavior; behaviour; conduct 2. entertainment; treat; feast; banquet
×2
最終
さいしゅう
last; final; closing
×2
中間
ちゅうかん
1. middle; midway; halfway; centre; center 2. middle position; moderate position; neutral position; middle-of-the-road position
×2
測る
はかる
1. to measure; to weigh; to survey; to time (sound, gauge, estimate) 2. to conjecture; to infer; to surmise
×2
公開
こうかい
opening to the public; making available to the public; putting on display; exhibiting; showing (play, movie, etc.); holding (interview, etc.); open; public
×2
独自
どくじ
1. original; unique; distinctive; characteristic; peculiar 2. independent; one's own; personal
×2
自動
じどう
1. automatic 2. intransitive verb
×2
精度
せいど
precision; accuracy
×2
コスト削減
コストさくげん
cost reduction; cost saving
×2
業界
ぎょうかい
business world; business circles; (the) industry
×2
適する
てきする
to fit; to suit
×2
特有
とくゆう
characteristic (of); peculiar (to)
×2
第
だい
prefix for forming ordinal numbers
×2
申請
しんせい
application; request; petition
×2
実際
じっさい
1. reality; actuality; truth; fact; actual conditions 2. practice (as opposed to theory)
×2
処理
しょり
processing; dealing with; treatment; disposition; disposal
×2
一貫
いっかん
1. consistency; coherence; integration 2. one kan (approx. 3.75 kg, 8.3 lb)
×2
設計
せっけい
plan; design; layout
×2
同社
どうしゃ
the same firm
×2
システム開発
システムかいはつ
system development
×2
導入
どうにゅう
introduction; bringing in; leading in; installation
×2
生かす
いかす
1. to make (the best) use of; to put to good use; to leverage (skills, attributes, experience, etc.); to capitalise on (experience, etc.) 2. to let live; to keep alive
×2
協力
きょうりょく
cooperation; collaboration
×2
医療
いりょう
medical care; medical treatment
×2
製造業
せいぞうぎょう
manufacturing industry
×2
目指す
めざす
1. to aim at (for, to do, to become); to try for; to have an eye on 2. to go toward; to head for
×2
物理
ぶつり
physics; law of nature
×2
拡張
かくちょう
1. expansion; extension; enlargement 2. escape; ESC
×2
可能
かのう
possible; potential; practicable; feasible
×2
有効
ゆうこう
1. valid; effective 2. yuko (judo)
×2
小売り
こうり
retail
×2
物流
ぶつりゅう
physical distribution; distribution of goods; logistics
×2
現時点
げんじてん
present point (i.e. in history); at the present time
×2
見据える
みすえる
1. to stare fixedly at; to fix one's gaze on 2. to make sure of; to set one's eyes on (e.g. the future); to focus on
×2
重要
じゅうよう
important; momentous; essential; principal; major
×2
情報公開
じょうほうこうかい
freedom of information; access to information; disclosure of information (e.g. by the government)