「わーい、おひさまいろのりんごだー!」
当時5歳の少女が、発したことばです。
そのりんごは“きれいでおひさまのようにかがやいて”見えたといいます。
みなさんは、りんごがかがやいて見えたことがありますか?
30年前の1月23日。りんごを通じて感じた、支え合うことの大切さ。
その思いは絵本となり、いまも語り継がれています。
(大阪放送局 映像制作 竹内杏莉)
30年前の実話が絵本に
堀口さん家族 (1999年) 左から2番目が有希さん
当時5歳の少女だった堀口有希さん(35)。神戸市で生まれ育ち、現在は関東に住んでいます。結婚し、2人子どもを持つ母親となりました。
30年前に有希さんが経験した阪神・淡路大震災。地震により、家は半壊しましたが、家族全員無事でした。しかし、近所に住んでいた友達は地震で亡くなってしまいました。
堀口有希さん
「当時のことは断片的にしか覚えていません。私は両親が作ってくれた絵本を読むことで、自分がこんな経験をしてきたんだと捉えてきました」
有希さんの父親は、当時5歳の娘の無邪気なことばに感動しました。
そして、絵本「おひさまいろのりんご~有希の阪神大震災~」を震災のおよそ半年後に完成させました。実話を元に、人の思いやりや、助け合うことの大切さを、当時5歳の有希さんの視点で描いています。
キラキラして、まるでおひさまのようだった
「ゴォー、ド・ドーン、ドーン!!」
「じしんよ!おきなさい。おにいちゃん!ゆき!だいじょうぶ?」
有希さん家族は神戸市灘区で被災。
水も電気もガスもない半壊した自宅での避難生活を余儀なくされました。
「りんごをたべさせてやりたい」
震災から6日後。
高熱を出した兄(7)のために、父親はりんごを探しに出かけました。
避難所を7か所まわりましたが、見つけることは出来ませんでした。
それでもあきらめず、地震の際に骨折したろっ骨の痛みに耐えながらも、倒壊した町を歩き続けました。
4時間後、ようやくたどりついた施設で、ボランティアの人たちが、支援物資の中からおおきなりんごを探し出し、分けてくれました。
父親は丁寧にお礼を言って、帰りを急ぎました。
すると、後ろからさっきのボランティアの人が走って追いかけて来ました。
やはり返さないといけないのかと思い、振り返ると。
「これも、こどもさんにのませてあげて!」
さらに、りんごジュースの瓶を差し出してくれました。
父親は、思わず涙がこぼれそうになりました。
何度も何度もおじぎをして、その人の後ろ姿を見送りました。
「わーい、おひさまいろのりんごだー!」
自宅で父親からりんごを受けとった有希さん。
そのりんごは、ほんとうにきれいで、おひさまのようにキラキラかがやいてみえました。
兄はその後、少しずつ熱が下がって、元気になりました。
広がる“支え合い“の記憶
絵本を描いた有希さんの父親・堀口清志さん(76)母親・久子さん(71)です。
現在は神戸市で兄の亮さんと3人暮らし。関東に住む有希さんとは離れて過ごしています。
「あのときの体験をひとりでも多くの人に伝えたい」
30年前、この思いを胸に堀口さん夫婦は絵本を自費出版することにしました。
ストーリーは清志さんが、イラストは久子さんが担当しました。被災後、物資が不足するなか、久子さんは有希さんの画材用具を借りて、記憶や写真をたよりに描きました。
そして震災からおよそ半年後、絵本「おひさまのいろのりんご」が完成しました。清志さんは娘のことばが心に残り、絵本のタイトルにしました。
堀口清志さん
「足が棒になりながら家に帰った時、娘の第一声が何よりうれしかった。子どもの存在、ことば、動き、喜ぶ顔が私を励ましてくれた」
清志さんは中学校教師や大学の教員などをつとめながら、29年間この絵本を使って有希さんをはじめ、子どもたちに“りんごに込められた心のつながり”を伝えてきました。
教師を目指す学生からは、
「私、先生になったら絶対“おひさまいろのりんご”で震災を語り伝えていくからね」と言われたこともあったといいます。
1月17日には、神戸市で久子さんとともに、絵本の原画展を行っています。会場には被災した人々なども訪れ、原画を見ながら思いやりや優しさで支え合った日々について語り合いました。
堀口清志さん
「記憶をつないでいくことはどれほど大変で大切か。バトンをつないでいくことが大事ではないかなと。これからも頑張ってやっていけたら、命尽きるまで」
母親の久子さんは、有希さんの母校である神戸市立福住小学校で、毎年絵本の読み聞かせを行っています。有希さんが被災したときと同じ年頃の小学1年生に、被災時の学校の状況も交えながら自分事として捉えてもらえるように伝えました。ことしも1月17日に読み聞かせを行いました。これまでに2000人以上の子どもたちに語り継いできたといいます。
絵本を聞いた小学1年生
「ボランティアの人の気持ちが優しくていい心だと思った。人の気持ちを考えてみんなで一緒に命を守っていきたい」
小学1年生の子を持つ母親
「震災の怖さを知っているが人と人が助け合うあたたかさも経験してきた。それを思い出して、今の生活でもそういった優しさをもって人と接することが大切だなと改めて思った」
有希さんが神戸の街を離れたあとも語り継がれた“りんごの記憶”。
現在、4歳と1歳の子育てをする有希さん。当時のことをふだんの生活で思い返すことはあまりありませんが、1月17日が近づくと神戸に思いをはせることがあるといいます。
親となった今、絵本を読み返すと、子どもを思い必死にりんごを探し回り、暗く寒い極限の日々の中で、わが子の喜ぶ姿に心揺さぶられた父親の気持ちがよく分かるといいます。
堀口有希さん
「絵本を読むと、どれだけ両親が自分たちを守ってくれていたのか、周りのひとたちが支えてくれていたのかを感じられます。自分の子どもが絵本を理解できるような年齢になったら読ませてあげたいです」
(1月27日「ほっと関西」で放送予定)
# | 言葉 | 意味 |
---|---|---|
18 | 有希 | あいさ (有希) : Aisa (fem) |
17 | りんご | りんご (林檎) : 1. apple (fruit) 2. apple tree (Malus pumila) |
15 | 絵本 | えほん (絵本) : picture book |
8 | さま | さま (様) : 1. Mr.; Mrs.; Miss; Ms. 2. makes a word more polite (usu. in fixed expressions) |
8 | 堀口 | ほっく (堀口) : Hokku (surname) |
7 | 父親 | ちちおや (父親) : father |
6 | 当時 | とうじ (当時) : at that time; in those days |
6 | 清志 | きょし (清志) : Kyoshi (unclass) |
5 | 震災 | しんさい (震災) : 1. earthquake disaster 2. Great Kanto Earthquake (1923) |
5 | 被災 | ひさい (被災) : being a victim of (some disaster); suffering from |
5 | 思う | おもう (思う) : 1. to think; to consider; to believe; to reckon 2. to think (of doing); to plan (to do) |
5 | 久子 | くこ (久子) : Kuko (fem) |
4 | 神戸市 | こうべし (神戸市) : Kōbe (city) (place) |
4 | 子ども | こども (子供) : child |
4 | 母親 | ははおや (母親) : mother |
4 | 記憶 | きおく (記憶) : 1. memory; recollection; remembrance 2. storage |
3 | かがやく | かがやく (輝く) : to shine; to glitter; to sparkle |
3 | 思い | おもい (思い) : 1. thought 2. imagination; mind; heart |
3 | 語り継ぐ | かたりつぐ (語り継ぐ) : to transmit; to hand down |
3 | 現在 | げんざい (現在) : now; current; present; present time; as of |
3 | 描く | えがく (描く) : 1. to draw; to paint; to sketch 2. to depict; to describe |
3 | 伝える | つたえる (伝える) : to convey; to report; to transmit; to communicate; to tell; to impart; to propagate; to teach; to bequeath |
3 | 行う | おこなう (行う) : to perform; to do; to conduct oneself; to carry out |
3 | 小学 | しょうがく (小学) : 1. elementary school; primary school; grade school 2. school for children over eight years old in ancient China |
3 | 年生 | ねんせい (年生) : pupil in ... year; student in ... year |
2 | 少女 | しょうじょ (少女) : 1. little girl; maiden; young lady; female usually between 7 and 18 years old 2. female between 17 and 20 years old (ritsuryo period) |
2 | 見える | みえる (見える) : 1. to be seen; to be in sight 2. to look; to seem; to appear |
2 | 感ずる | かんずる (感ずる) : to feel; to sense |
2 | 支え合う | ささえあう (支え合う) : to support each other; to support one another |
2 | 実話 | じつわ (実話) : true story |
2 | 関東 | かんとう (関東) : 1. Kanto; region consisting of Tokyo and surrounding prefectures 2. Kanto; north-eastern half of Japan (during the feudal era) |
2 | 住む | すむ (住む) : to live (of humans); to reside; to inhabit; to dwell; to abide |
2 | 半壊 | はんかい (半壊) : partial destruction |
2 | 捉える | とらえる (捉える) : 1. to catch; to capture; to seize; to arrest; to grab; to catch hold of 2. to grasp (e.g. meaning); to perceive; to capture (e.g. features) |
2 | およそ | およそ (凡そ) : 1. about; roughly; approximately 2. generally; on the whole; as a rule |
2 | 半年 | はんとし (半年) : half a year; six months |
2 | 完成 | かんせい (完成) : 1. complete; completion 2. perfection; accomplishment |
2 | 思いやり | おもいやり (思いやり) : consideration; thoughtfulness; sympathy; compassion; feeling; kindness; understanding; regard; kindheartedness |
2 | 助け合う | たすけあう (助け合う) : to help each other; to cooperate |
2 | 自宅 | じたく (自宅) : one's home; one's house |
2 | 避難 | ひなん (避難) : taking refuge; finding shelter; evacuation; escape; seeking safe haven |
2 | 物資 | ぶっし (物資) : goods; materials; commodities; resources; supplies |
2 | 言う | いう (言う) : 1. to say; to utter; to declare 2. to name; to call |
2 | 何度 | なんど (何度) : 1. how many times 2. how many degrees (temperature, angle, etc.) |
2 | 離れる | はなれる (離れる) : 1. to be separated; to be apart; to be distant 2. to leave; to go away |
2 | 教師 | きょうし (教師) : teacher (classroom) |
2 | 子どもたち | こどもたち (子供たち) : children |
2 | 原画 | げんが (原画) : 1. original picture 2. key frame; key animation |
2 | 日々 | ひび (日々) : every day; daily; day after day; days (e.g. good old days) |
2 | つなぐ | つなぐ (繋ぐ) : 1. to connect; to link together 2. to tie; to fasten; to restrain |
2 | 命 | いのち (命) : 1. life; life force 2. lifetime; lifespan |
2 | 守る | まもる (守る) : 1. to protect; to guard; to defend 2. to keep (i.e. a promise); to abide (by the rules); to observe; to obey; to follow |
2 | 神戸 | こうべ (神戸) : Kobe (city) |
1 | 発する | はっする (発する) : 1. to let out; to utter; to produce; to emit; to give forth; to discharge 2. to issue; to send; to give |
1 | 通ずる | つうずる (通ずる) : 1. to be open (to traffic); to lead to; to communicate (with) 2. to flow (liquid, current); to pass; to get through to |
1 | 大阪 | おおさか (大阪) : 1. Osaka (city, prefecture) 2. large hill |
1 | 放送局 | ほうそうきょく (放送局) : broadcasting station; broadcaster |
1 | 映像 | えいぞう (映像) : 1. image (on a screen); picture (e.g. on a TV) 2. video; film; footage |
1 | 制作 | せいさく (制作) : 1. work (film, book) 2. production; creation; turning (something) out; development |
1 | 竹内 | たけうち (竹内) : Takeuchi (place; surname) |
1 | 杏莉 | あんり (杏莉) : Anri (fem) |
1 | 番目 | ばんめ (番目) : 1. indicates position in a sequence 2. divisions of a kabuki performance |
1 | 生まれ育つ | うまれそだつ (生まれ育つ) : to be born and raised (in one particular place) |
1 | 阪神 | はんしん (阪神) : 1. Osaka-Kobe 2. Hanshin (company name: railway, dept. store, baseball team, etc.) |
1 | 淡路 | あわじ (淡路) : 1. Awaji (former province located on Awaji Island in present-day Hyōgo Prefecture) 2. Awaji (island) |
1 | 大震災 | だいしんさい (大震災) : 1. great earthquake (disaster) 2. Great Kanto earthquake of 1923 |
1 | 全員 | ぜんいん (全員) : all members; all hands; everyone; everybody; whole crew |
1 | 無事 | ぶじ (無事) : 1. safety; security; peace; quiet 2. safely; without incident; successfully |
1 | 亡くなる | なくなる (亡くなる) : to die |
1 | 断片的 | だんぺんてき (断片的) : fragmentary |
1 | 覚える | おぼえる (覚える) : 1. to memorize; to memorise; to commit to memory; to learn by heart; to bear in mind; to remember 2. to learn; to pick up; to acquire |
1 | 作る | つくる (作る) : 1. to make; to produce; to manufacture; to build; to construct 2. to prepare (food); to brew (alcohol) |
1 | 無邪気 | むじゃき (無邪気) : innocent; simple-minded |
1 | 感動 | かんどう (感動) : being deeply moved emotionally; excitement; passion; inspiration; deep emotion; strong impression |
1 | 阪神大震災 | はんしんだいしんさい (阪神大震災) : the Great Hanshin Earthquake (January 17, 1995) |
1 | 視点 | してん (視点) : opinion; point of view; visual point |
1 | まるで | まるで (丸で) : 1. quite; entirely; completely; at all 2. as if; as though; just like |
1 | おにいちゃん | おにいちゃん (お兄ちゃん) : 1. (one's) older brother 2. lad; sonny |
1 | 神戸市灘区 | こうべしなだく (神戸市灘区) : Koubeshinadaku (place) |
1 | 余儀 | よぎ (余儀) : another method; another problem |
1 | たべる | たべる (食べる) : 1. to eat 2. to live on (e.g. a salary); to live off; to subsist on |
1 | 高熱 | こうねつ (高熱) : 1. high fever 2. pyro- |
1 | 探す | さがす (探す) : 1. to search for; to look for; to hunt for; to seek 2. to search (a house, pocket, etc.); to search through; to rummage in (e.g. a drawer); to fish around |
1 | 出かける | でかける (出かける) : 1. to go out (e.g. on an excursion or outing); to leave; to depart; to start; to set out 2. to be about to leave; to be just going out |
1 | か所 | かしょ (箇所) : 1. place; point; part; spot; area; passage; portion 2. counter for places, parts, passages, etc. |
1 | あきらめる | あきらめる (諦める) : to give up; to abandon (hope, plans); to resign oneself (to) |
1 | 際 | きわ (際) : 1. edge; brink; verge; side 2. time; moment of |
1 | 骨折 | こっせつ (骨折) : bone fracture |
1 | ろっ骨 | あばらぼね (肋骨) : 1. rib 2. frame (of a ship) |
1 | 痛み | いたみ (痛み) : 1. pain; ache; soreness; grief; distress 2. damage; injury; wear; bruise; break |
1 | 耐える | たえる (耐える) : 1. to bear; to stand; to endure; to put up with 2. to support; to withstand; to resist; to brave |
1 | 倒壊 | とうかい (倒壊) : destruction; collapse; crumbling |
1 | 歩く | あるく (歩く) : to walk |
1 | ようやく | ようやく (漸く) : 1. finally; at last 2. barely; narrowly; hardly; only just |
1 | たどりつく | たどりつく (たどり着く) : to arrive at (after a struggle); to finally reach; to find one's way to; to finally hit on (e.g. an idea) |
1 | 施設 | しせつ (施設) : 1. institution; establishment; facility 2. home (for elderly, orphans, etc.) |
1 | 支援 | しえん (支援) : support; backing; aid; assistance |
1 | 探し出す | さがしだす (探し出す) : to track down; to locate; to find out; to smoke out; to ferret out; to chase up; to discover |
1 | 分ける | わける (分ける) : 1. to divide (into); to split (into); to part; to separate; to divide up; to classify; to sort out; to divide out 2. to share; to distribute; to deal out; to dish out |
1 | 急ぐ | いそぐ (急ぐ) : to hurry; to rush; to hasten; to make something happen sooner |
1 | 走る | はしる (走る) : 1. to run 2. to run (of a vehicle); to drive; to travel; to move; to sail |
1 | 追いかける | おいかける (追いかける) : to chase; to run after; to pursue |
1 | 返す | かえす (返す) : 1. to return (something); to restore; to put back 2. to turn over; to turn upside down; to overturn |
1 | 振り返る | ふりかえる (振り返る) : 1. to turn one's head; to look over one's shoulder; to turn around; to look back 2. to think back (on); to reminisce; to look back (on); to reflect (on) |
1 | のむ | のむ (飲む) : 1. to drink; to gulp; to swallow; to take (medicine) 2. to smoke (tobacco) |
1 | さらに | さらに (更に) : furthermore; again; after all; more and more; moreover; even more |
1 | 瓶 | かめ (甕) : earthenware pot |
1 | 差し出す | さしだす (差し出す) : to present; to submit; to tender; to hold out |
1 | 涙 | なみだ (涙) : 1. tear; tears; lachrymal secretion 2. sympathy |
1 | こぼれる | こぼれる (零れる) : 1. to spill; to fall out of; to overflow 2. to peek through; to become visible (although normally not) |
1 | おじぎ | おじぎ (お辞儀) : bow; bowing |
1 | 後ろ姿 | うしろすがた (後ろ姿) : retreating figure; appearance from behind |
1 | 見送る | みおくる (見送る) : 1. to see someone off (at a station, an airport, etc.); to escort (e.g. home) 2. to follow something with one's eyes until it is out of sight |
1 | 受けとる | うけとる (受け取る) : 1. to receive; to get; to accept 2. to take; to interpret; to understand |
1 | ほんとうに | ほんとうに (本当に) : really; truly |
1 | みえる | みえる (見える) : 1. to be seen; to be in sight 2. to look; to seem; to appear |
1 | 下がる | さがる (下がる) : 1. to come down; to go down; to fall; to drop; to sink; to get lower 2. to hang; to dangle |
1 | 広がる | ひろがる (広がる) : to spread (out); to extend; to stretch; to reach to; to get around; to fill (e.g. a space) |
1 | 暮らし | くらし (暮らし) : life; living; livelihood; life circumstances |
1 | 過ごす | すごす (過ごす) : 1. to pass (time); to spend 2. to overdo (esp. of one's alcohol consumption); to drink (alcohol) |
1 | 体験 | たいけん (体験) : (practical) experience; personal experience; hands-on experience; first-hand experience |
1 | 多く | おおく (多く) : 1. many; much; plenty; a lot 2. majority (of); greater part (of) |
1 | 胸 | むね (胸) : 1. chest; breast 2. breasts; bosom; bust |
1 | 夫婦 | ふうふ (夫婦) : 1. married couple; husband and wife; man and wife 2. his and hers; pair of objects, one larger (for man), one smaller (for woman) |
1 | 自費出版 | じひしゅっぱん (自費出版) : self-publishing; publishing at one's own expense |
1 | 担当 | たんとう (担当) : being in charge (of an area of responsibility); being responsible (for a work role, etc.) |
1 | 不足 | ふそく (不足) : 1. insufficiency; deficiency; shortage; lack; scarcity; deficit 2. dissatisfaction; discontent; complaint |
1 | 画材 | がざい (画材) : 1. subject matter of a painting 2. art supplies; art materials |
1 | 具 | ぐ (具) : 1. tool; means 2. ingredients (added to soup, rice, etc.) |
1 | 借りる | かりる (借りる) : 1. to borrow; to have a loan 2. to rent; to hire |
1 | たより | たより (便り) : news; tidings; information; correspondence; letter |
1 | 残る | のこる (残る) : to remain; to be left |
1 | 棒 | ぼう (棒) : 1. pole; rod; stick; baton 2. line; dash |
1 | 帰る | かえる (帰る) : 1. to return; to come home; to go home; to go back 2. to leave |
1 | 第 | だい (第) : prefix for forming ordinal numbers |
1 | 存在 | そんざい (存在) : existence; being |
1 | 動く | うごく (動く) : 1. to move; to stir; to shift; to shake; to swing 2. to operate; to run; to go; to work |
1 | 励ます | はげます (励ます) : to encourage; to cheer; to raise (the voice) |
1 | 教員 | きょういん (教員) : teacher; instructor; teaching staff; faculty member |
1 | つとめる | つとめる (努める) : to endeavor (endeavour); to try; to strive; to make an effort; to exert oneself; to be diligent; to be committed (to doing something) |
1 | 年間 | ねんかん (年間) : 1. (period of) a year 2. during an era |
1 | 使う | つかう (使う) : 1. to use (a thing, method, etc.); to make use of; to put to use 2. to use (a person, animal, puppet, etc.); to employ; to handle; to manage; to manipulate |
1 | 込める | こめる (込める) : 1. to load (a gun, etc.); to charge 2. to put into (e.g. emotion, effort) |
1 | つながり | つながり (繋がり) : connection; link; relationship |
1 | 目指す | めざす (目指す) : 1. to aim at (for, to do, to become); to try for; to have an eye on 2. to go toward; to head for |
1 | 絶対 | ぜったい (絶対) : 1. definitely; absolutely; unconditionally 2. absolute; unconditional; unmistakable |
1 | 語り伝える | かたりつたえる (語り伝える) : to hand down; to pass on (story or tradition) |
1 | とも | とも (供) : companion; follower; attendant; retinue |
1 | 展 | てん (展) : exhibition; exhibit |
1 | 人々 | ひとびと (人々) : 1. people; men and women 2. each person; everybody |
1 | 訪れる | おとずれる (訪れる) : 1. to visit; to call on 2. to arrive (season, time, situation, etc.); to come; to appear |
1 | 語り合う | かたりあう (語り合う) : to talk together |
1 | どれほど | どれほど (どれ程) : how much (long, far) |
1 | 大変 | たいへん (大変) : 1. very; greatly; terribly; awfully 2. immense; enormous; great |
1 | 頑張る | がんばる (頑張る) : 1. to persevere; to persist; to keep at it; to hang on; to hold out; to do one's best 2. to insist that; to stick to (one's opinion) |
1 | 尽きる | つきる (尽きる) : to be used up; to be run out; to be exhausted; to be consumed; to come to an end |
1 | 母校 | ぼこう (母校) : alma mater |
1 | 福住 | ふきずみ (福住) : Fukizumi (surname) |
1 | 年頃 | としごろ (年頃) : 1. approximate age; apparent age 2. marriageable age (esp. of a woman); age of maturity; age of adulthood |
1 | 状況 | じょうきょう (状況) : state of affairs (around you); situation; circumstances |
1 | 交える | まじえる (交える) : 1. to mix; to combine; to include 2. to exchange (words, fire, etc.) |
1 | 自分事 | じぶんごと (自分事) : one's own problem; one's own issues |
1 | しも | しも (霜) : 1. frost 2. white hair; grey hair; gray hair |
1 | 聞く | きく (聞く) : 1. to hear 2. to listen (e.g. to music) |
1 | 考える | かんがえる (考える) : 1. to think (about, of); to think over; to ponder; to contemplate; to reflect (on); to meditate (on) 2. to consider; to bear in mind; to allow for; to take into consideration |
1 | 怖 | こわ (怖) : frightening; terrifying |
1 | 知る | しる (知る) : 1. to be aware of; to know; to be conscious of; to cognize; to cognise 2. to notice; to feel |
1 | あたたかさ | あたたかさ (暖かさ) : warmth |
1 | 思い出す | おもいだす (思い出す) : to recall; to remember; to recollect |
1 | いう | ゆう (結う) : 1. to do up (hair); to dress; to arrange 2. to tie; to bind; to fasten; to make (a fence) |
1 | もつ | もつ (持つ) : 1. to hold (in one's hand); to take; to carry 2. to possess; to have; to own |
1 | 接する | せっする (接する) : 1. to touch; to come in contact with; to border on; to adjoin; to be adjacent; to be close 2. to receive (e.g. visitor); to attend to; to serve; to take care of; to look after; to act towards; to deal with; to see |
1 | 改めて | あらためて (改めて) : 1. another time; again; over again; once again; anew 2. formally; especially; intentionally; deliberately |
1 | 街 | がい (街) : ... street; ... quarter; ... district |
1 | 子育て | こそだて (子育て) : child rearing; child raising; raising children; parenting |
1 | ふだん | ふだん (不断) : 1. constant; persistent; unremitting; ceaseless 2. indecisiveness |
1 | 思い返す | おもいかえす (思い返す) : to re-think; to think back upon; to change one's mind |
1 | 近づく | ちかづく (近づく) : 1. to approach; to draw near; to get close 2. to get acquainted with; to get closer to; to get to know |
1 | はせる | はせる (馳せる) : 1. to run; to hurry (when going somewhere) 2. to drive (a car) quickly; to ride fast (on a horse) |
1 | 読み返す | よみかえす (読み返す) : to reread; to read again |
1 | 必死 | ひっし (必死) : 1. frantic; frenetic; desperate 2. inevitable death |
1 | 探し回る | さがしまわる (探し回る) : to search about for; to hunt around for; to look high and low for; to look everywhere for |
1 | 極限 | きょくげん (極限) : 1. utmost limits; extremity 2. limit |
1 | わが | わが (我が) : my; our; one's own |
1 | 姿 | すがた (姿) : 1. figure; form; shape 2. appearance; dress; guise |
1 | 揺さぶる | ゆさぶる (揺さぶる) : 1. to shake; to jolt; to rock; to swing; to sway 2. to shake (e.g. the political world); to disturb; to shock; to upset |
1 | 自分 | じぶん (自分) : 1. myself; yourself; oneself; himself; herself 2. I; me |
1 | たち | やかた (館) : 1. mansion; palace; manor house; castle 2. nobleman; noblewoman; dignitary |
1 | 支える | ささえる (支える) : 1. to support; to prop; to sustain; to underlay; to hold up; to defend 2. to hold at bay; to stem; to check |
1 | 理解 | りかい (理解) : understanding; comprehension; appreciation; sympathy |
1 | 年齢 | ねんれい (年齢) : age; years |
1 | 読む | よむ (読む) : 1. to read 2. to count |
1 | ほっと | ほっと : 1. with a feeling of relief; with a sigh of relief 2. deeply (sigh) |
1 | 関西 | かんさい (関西) : 1. Kansai; region consisting of Osaka, Kobe, Kyoto and surrounding prefectures 2. Kansai; south-western half of Japan (during the feudal era) |