「死は無である」と言い切る直木賞作家・阿刀田高(91歳)が我が子に問うこと—約60年連れ添った妻を見送り、ひとり暮らし
予習
この記事のキーワード — タップで意味×9
独り暮らし
ひとりぐらし
living by oneself; living alone
×7
幸福
こうふく
happiness; well-being; joy; welfare; blessedness
×7
無
む
1. nothing; naught; nought; nil; zero 2. un-; non-
×3
連れ添う
つれそう
to become a couple; to be man and wife; to be married to
×4
家事
かじ
1. housework; domestic chores 2. family affairs; household matters
ひとり暮らしの住まいを訪ね、部屋に表れるその人らしい生き方や価値観を紹介する「だから、ひとり暮らし」。今回訪ねたのは、作家の阿刀田高さん(91)だ。
阿刀田さんはショートショートや短編小説の名手として、1979年に『ナポレオン狂』で直木賞を受賞し、以降も半世紀近くにわたって第一線で活躍してきた。30歳で結婚した妻の慶子さんが、2023年に介護施設へ入所して以降、東京都内の自宅でひとり暮らしをしている。
ひとり暮らしの住まいを訪ね、部屋に表れるその人らしい生き方や価値観を紹介する「だから、ひとり暮らし」。今回訪ねたのは、作家の阿刀田高さん(91)だ。 阿刀田さんはショートショートや短編小説の名手として、1979年に『ナポレオン狂』で直木賞を受賞し、以降も半世紀近くにわたって第一線で活躍してきた。30歳で結婚した妻の慶子さんが、2023年に介護施設へ入所して以降、東京都内の自宅でひとり暮らしをしている。
約60年に及ぶ夫婦生活を経て、90代で営むひとり暮らし。食事、買い物、家事、そして老いていく身体――。そんな日常をひとりで引き受けるなか、2025年には慶子さんを見送った。長く連れ添った妻を失い、ひとりで老境を生きるとはどういうことなのか。阿刀田さんの今を訪ねた。 ■約60年連れ添った伴侶と暮らした家で、今はひとり 都内の閑静な住宅街にある阿刀田さんの自宅の中に入ると、木をふんだんに使った空間が目に入る。無垢材の床に、木目のトーンをそろえた家具。広いリビングの一角には、対面式のキッチンがある。
コの字型のキッチンは調理スペースが広く、造作の吊戸棚や引き出しなど、収納もたっぷり。料理を作ること、家族で食卓を囲むこと。この家が建てられたとき、そんな時間が大切に考えられていたことが伝わってくる。 かつて、この台所を主に切り盛りしていたのは慶子さんだった。現役時代の阿刀田さんは、「家事などほとんどしませんでした」と振り返る。 しかし今、毎日このキッチンに立つのは阿刀田さんだ。一日三食を欠かさず、何を食べるか考え、材料を確かめ、食べ終えれば食器を洗う。
「今は、動作が鈍くなったせいもありますが、一日中、朝から晩まで家事のことを考えているに近いところがありますね。何を食べようか、どう用意しようか。インスタントラーメンだって、それなりに準備しなければならない。食べたら食器も洗わなければなりません」(阿刀田さん 以下の発言すべて) 家事をする人にとっては日常のことではあるが、その集積される手間について、老年のひとり暮らしで初めて気づいたそうだ。「主婦というのは、一日中こういうことを考えていたんですね」と、阿刀田さんは感慨深げに言った。
■「ブロッコリーは、自分で見て選びたい」 三食を自分で用意するとなれば、食材の買い物も欠かせない。普段は家族などに頼むことが多いが、それでも、自分で買いに行きたいものがあるという。 「近くに息子が住んでいるので、買い物を頼めますが、やっぱり自分で行かないとダメだなと思うことはあります。たとえば息子なら、ブロッコリーは手前に置いてあるものをそのまま買う。私はちゃんと見て選びます。 それからチーズも、自分がいつも食べている好みのものがある。ただ『チーズ』と頼んだだけでは、何を買ってくるかわからない。マグロのぶつを食べてみようと思うときも、その日に自分で買いに行かなければならない。さほどのことではないけれど、自分で行かないとだめなものもあります」
ところが、先日その買い物の途中で思わぬことが起きた。取材の約1カ月前(2026年の8月11日)、街へ出た際に道路で転倒したのだ。 「かなり出血して、店の人が驚いて救急車を呼んでくれました。それ以来、自分で買い物には行っていません。最近ようやく近所の歯医者に、自分で歩いて行って帰ってきましたけれどね。明日か明後日あたり、転んで救急車で運ばれて以来、初めて買い物に行ってみようかと考えています」 そう話す阿刀田さんの口調は淡々としていた。これまで当たり前にできていたことが、ある日を境に難しくなる。それは恐ろしいことだろうと、想像する。
しかし阿刀田さんはその事実を受け止めたうえで、もう一度できるかどうかを試そうとする。その姿は、自分自身に起きている変化に戸惑いながらも、それを作家の目で観察しているようだった。 ■「死んだら無」それでも人は物語に救われる 妻の慶子さんについての思いを尋ねると、阿刀田さんは意外なほどきっぱりと「無」という言葉を口にした。 「これは非常に難しい問題で、簡単に答えられることではありません。私は本(『90歳、男のひとり暮らし』)にも書いたように、死んだら無であるという考えがあります。家内はもう無なんです。しかしだからこそ、生きている私が適当に、一番よいように考えれば、それで済むことだと思っています。
神や宗教は、どの民族、どの時代にも必ずありました。人間が考え出した偉大なフィクションだと思います。ただ、それによって人間が救われる部分もたくさんある。信仰がいのちである人も大勢いるので、『無である』ことを強調したくはありません」 キリスト教には死者の復活と永遠のいのちへの信仰があり、仏教には輪廻という考え方がある。人間は古くから、死によってすべてが途切れるのではなく、その先へと続く物語を紡いできた。
阿刀田さんにとって、宗教を「偉大なフィクション」と呼ぶことは、決して唐突な発想ではない。『旧約聖書を知っていますか』『新約聖書を知っていますか』などの著書で、聖書に描かれた物語を独自の視点で読み解いてきた。信仰が人間にとってどんな意味を持ってきたのかを、作家として長く見つめてきた人でもある。 だからこそ、「死んだら無である」と言い切る一方で、人間が生み出してきた「フィクション」が、人を救うことも否定しない。
そして「家内はもう無です」と言い切った阿刀田さんにも、自分では答えを出せない問いがあった。 ■「お母さんは幸福だったのかな」 慶子さんが亡くなって1年ほどたったころ、阿刀田さんは3人の子どもたちと食事をした。その席で、こんなことを尋ねたという。 「『お母さんは幸福だったのかな』と聞きました。すると3人とも、『幸福だったんじゃないの』と言ってくれた。私自身の物差しでは、家内が幸福だったかどうかを、的確には判断できません。いろいろありましたし、小説家の妻は、なかなかきつい立場でもありますから」
30歳で結婚してから、およそ60年。それほど長い時間をともに過ごしても、妻の人生が幸福だったかどうかを、夫である自分には判断できないのだという。長く連れ添った相手とはいえ、相手のすべてがわかるわけではない。 その「わからなさ」について考えていると、取材の終盤に阿刀田さんが語った、男女の違いについての話が思い出された。 「子どもという存在についての向き合い方も、男性と女性では違います。男性にとって『この子は自分の子だ』というのは、頭で認識したこと。生殖行為があり、こうして育って、『これはあなたの子です』と言われて頭で納得する。しかし女性にとっては、自分の体から出てきた存在です。男性が子どもを『自分の子』と捉えることとは決定的に違う。
あまり言われませんが、当たり前でありながら大きなことかもしれません。私は3人の子どもがいますが、『自分の子だ』というのはすべて知識として知ったことです」 男と女では、子どもという存在の捉え方さえ違う――。そんなふたりが夫婦になり、長い時間をともに生きた。とはいえ最後まで、ふたりの間には「わからなさ」が横たわっている。 夫婦としての時間を終えたあと、阿刀田さんの中には「お母さんは幸福だったのかな」という問いが残った。そして、その問いに3人の子どもたちは「幸福だったんじゃないの」と答えた。
「一番家内のそばにいた子どもたちの目から見てそうならよかったと、少し安心しました」 そう話す阿刀田さんの目は、虚空を見つめていた。それは答えのない問いに、自分なりの物語を組み立てているようにも見えた。 (後編へ続きます)
ひとり暮らしの住まいを訪ね、部屋に表れるその人らしい生き方や価値観を紹介する「だから、ひとり暮らし」。今回訪ねたのは、作家の阿刀田高さん(91)だ。 阿刀田さんはショートショートや短編小説の名手として、1979年に『ナポレオン狂』で直木賞を受賞し、以降も半世紀近くにわたって第一線で活躍してきた。30歳で結婚した妻の慶子さんが、2023年に介護施設へ入所して以降、東京都内の自宅でひとり暮らしをしている。
約60年に及ぶ夫婦生活を経て、90代で営むひとり暮らし。食事、買い物、家事、そして老いていく身体――。そんな日常をひとりで引き受けるなか、2025年には慶子さんを見送った。長く連れ添った妻を失い、ひとりで老境を生きるとはどういうことなのか。阿刀田さんの今を訪ねた。 ■約60年連れ添った伴侶と暮らした家で、今はひとり 都内の閑静な住宅街にある阿刀田さんの自宅の中に入ると、木をふんだんに使った空間が目に入る。無垢材の床に、木目のトーンをそろえた家具。広いリビングの一角には、対面式のキッチンがある。
コの字型のキッチンは調理スペースが広く、造作の吊戸棚や引き出しなど、収納もたっぷり。料理を作ること、家族で食卓を囲むこと。この家が建てられたとき、そんな時間が大切に考えられていたことが伝わってくる。 かつて、この台所を主に切り盛りしていたのは慶子さんだった。現役時代の阿刀田さんは、「家事などほとんどしませんでした」と振り返る。 しかし今、毎日このキッチンに立つのは阿刀田さんだ。一日三食を欠かさず、何を食べるか考え、材料を確かめ、食べ終えれば食器を洗う。
「今は、動作が鈍くなったせいもありますが、一日中、朝から晩まで家事のことを考えているに近いところがありますね。何を食べようか、どう用意しようか。インスタントラーメンだって、それなりに準備しなければならない。食べたら食器も洗わなければなりません」(阿刀田さん 以下の発言すべて) 家事をする人にとっては日常のことではあるが、その集積される手間について、老年のひとり暮らしで初めて気づいたそうだ。「主婦というのは、一日中こういうことを考えていたんですね」と、阿刀田さんは感慨深げに言った。
■「ブロッコリーは、自分で見て選びたい」 三食を自分で用意するとなれば、食材の買い物も欠かせない。普段は家族などに頼むことが多いが、それでも、自分で買いに行きたいものがあるという。 「近くに息子が住んでいるので、買い物を頼めますが、やっぱり自分で行かないとダメだなと思うことはあります。たとえば息子なら、ブロッコリーは手前に置いてあるものをそのまま買う。私はちゃんと見て選びます。 それからチーズも、自分がいつも食べている好みのものがある。ただ『チーズ』と頼んだだけでは、何を買ってくるかわからない。マグロのぶつを食べてみようと思うときも、その日に自分で買いに行かなければならない。さほどのことではないけれど、自分で行かないとだめなものもあります」
ところが、先日その買い物の途中で思わぬことが起きた。取材の約1カ月前(2026年の8月11日)、街へ出た際に道路で転倒したのだ。 「かなり出血して、店の人が驚いて救急車を呼んでくれました。それ以来、自分で買い物には行っていません。最近ようやく近所の歯医者に、自分で歩いて行って帰ってきましたけれどね。明日か明後日あたり、転んで救急車で運ばれて以来、初めて買い物に行ってみようかと考えています」 そう話す阿刀田さんの口調は淡々としていた。これまで当たり前にできていたことが、ある日を境に難しくなる。それは恐ろしいことだろうと、想像する。
しかし阿刀田さんはその事実を受け止めたうえで、もう一度できるかどうかを試そうとする。その姿は、自分自身に起きている変化に戸惑いながらも、それを作家の目で観察しているようだった。 ■「死んだら無」それでも人は物語に救われる 妻の慶子さんについての思いを尋ねると、阿刀田さんは意外なほどきっぱりと「無」という言葉を口にした。 「これは非常に難しい問題で、簡単に答えられることではありません。私は本(『90歳、男のひとり暮らし』)にも書いたように、死んだら無であるという考えがあります。家内はもう無なんです。しかしだからこそ、生きている私が適当に、一番よいように考えれば、それで済むことだと思っています。
神や宗教は、どの民族、どの時代にも必ずありました。人間が考え出した偉大なフィクションだと思います。ただ、それによって人間が救われる部分もたくさんある。信仰がいのちである人も大勢いるので、『無である』ことを強調したくはありません」 キリスト教には死者の復活と永遠のいのちへの信仰があり、仏教には輪廻という考え方がある。人間は古くから、死によってすべてが途切れるのではなく、その先へと続く物語を紡いできた。
阿刀田さんにとって、宗教を「偉大なフィクション」と呼ぶことは、決して唐突な発想ではない。『旧約聖書を知っていますか』『新約聖書を知っていますか』などの著書で、聖書に描かれた物語を独自の視点で読み解いてきた。信仰が人間にとってどんな意味を持ってきたのかを、作家として長く見つめてきた人でもある。 だからこそ、「死んだら無である」と言い切る一方で、人間が生み出してきた「フィクション」が、人を救うことも否定しない。
そして「家内はもう無です」と言い切った阿刀田さんにも、自分では答えを出せない問いがあった。 ■「お母さんは幸福だったのかな」 慶子さんが亡くなって1年ほどたったころ、阿刀田さんは3人の子どもたちと食事をした。その席で、こんなことを尋ねたという。 「『お母さんは幸福だったのかな』と聞きました。すると3人とも、『幸福だったんじゃないの』と言ってくれた。私自身の物差しでは、家内が幸福だったかどうかを、的確には判断できません。いろいろありましたし、小説家の妻は、なかなかきつい立場でもありますから」
30歳で結婚してから、およそ60年。それほど長い時間をともに過ごしても、妻の人生が幸福だったかどうかを、夫である自分には判断できないのだという。長く連れ添った相手とはいえ、相手のすべてがわかるわけではない。 その「わからなさ」について考えていると、取材の終盤に阿刀田さんが語った、男女の違いについての話が思い出された。 「子どもという存在についての向き合い方も、男性と女性では違います。男性にとって『この子は自分の子だ』というのは、頭で認識したこと。生殖行為があり、こうして育って、『これはあなたの子です』と言われて頭で納得する。しかし女性にとっては、自分の体から出てきた存在です。男性が子どもを『自分の子』と捉えることとは決定的に違う。
あまり言われませんが、当たり前でありながら大きなことかもしれません。私は3人の子どもがいますが、『自分の子だ』というのはすべて知識として知ったことです」 男と女では、子どもという存在の捉え方さえ違う――。そんなふたりが夫婦になり、長い時間をともに生きた。とはいえ最後まで、ふたりの間には「わからなさ」が横たわっている。 夫婦としての時間を終えたあと、阿刀田さんの中には「お母さんは幸福だったのかな」という問いが残った。そして、その問いに3人の子どもたちは「幸福だったんじゃないの」と答えた。
「一番家内のそばにいた子どもたちの目から見てそうならよかったと、少し安心しました」 そう話す阿刀田さんの目は、虚空を見つめていた。それは答えのない問いに、自分なりの物語を組み立てているようにも見えた。 (後編へ続きます)
この記事の単語 (191)
×17
阿刀田
あくうた
Akuuta (surname)
×9
独り暮らし
ひとりぐらし
living by oneself; living alone
×7
無
む
1. nothing; naught; nought; nil; zero 2. un-; non-
×7
幸福
こうふく
happiness; well-being; joy; welfare; blessedness
×6
慶子
きょうこ
Kyouko (fem)
×5
人間
にんげん
1. human being; human; person; man; mankind; humankind 2. character (of a person)
×4
作家
さっか
author; writer; novelist; artist
×4
以降
いこう
on and after; as from; hereafter; thereafter; since
×4
家事
かじ
1. housework; domestic chores 2. family affairs; household matters
×4
物語
ものがたり
tale; story; legend
×4
問い
とい
question; query
×3
自宅
じたく
one's home; one's house
×3
連れ添う
つれそう
to become a couple; to be man and wife; to be married to
×3
救う
すくう
to rescue from; to help out of; to save
×3
信仰
しんこう
(religious) faith; belief; creed
×3
子供達
こどもたち
children
×3
存在
そんざい
existence; being
×2
住まい
すまい
1. dwelling; house; residence; address 2. living; life
×2
表れる
あらわれる
1. to appear; to come in sight; to become visible; to come out; to embody; to materialize; to materialise 2. to be expressed (e.g. emotions); to become apparent (e.g. trends, effects)
×2
生き方
いきかた
way of life; how to live
×2
価値観
かちかん
sense of values; values; value system
×2
阿刀田高
あとうだたかし
Atouda Takashi (1935.1-) (person)
×2
短編小説
たんぺんしょうせつ
short story; novella
×2
名手
めいしゅ
1. master; expert 2. expert board game player (chess, go, shogi, etc.)
×2
直木賞
なおきしょう
Naokishou (unclass)
×2
受賞
じゅしょう
winning (a prize)
×2
世紀
せいき
1. century 2. era
×2
第一線
だいいっせん
the front (of a battlefield); forefront
×2
活躍
かつやく
1. activity (esp. energetic); great efforts; conspicuous service 2. to flourish; to participate actively; to play an active role
×2
介護施設
かいごしせつ
nursing home; rest home
×2
入所
にゅうしょ
1. admission (e.g. to a training institution, research establishment, social welfare facility, etc.); entrance 2. imprisonment; internment; confinement
×2
日常
にちじょう
everyday; daily; ordinary; usual; routine; regular
×2
欠かす
かかす
to miss (doing); to fail (to do)
×2
食器
しょっき
tableware
×2
唯
ただ
1. ordinary; common; usual 2. free of charge
×2
取材
しゅざい
1. news coverage; collecting data (e.g. for an article); covering (something for media) 2. interview
×2
救急車
きゅうきゅうしゃ
ambulance
×2
以来
いらい
since; henceforth
×2
当たり前
あたりまえ
1. natural; reasonable; obvious 2. usual; common; ordinary; commonplace; the norm
×2
こそ
1. it is ... that ...; precisely; in particular; definitely; for sure; only (when, after, because, etc.) 2. although; while; it is the case that ... but
×2
一番
いちばん
1. number one; first; first place 2. best; most
×2
宗教
しゅうきょう
1. religion; religious affiliation; belief; faith; creed 2. religious activity
×2
偉大
いだい
great; grand; magnificent; outstanding; mighty
×2
命
いのち
1. life; life force 2. lifetime; lifespan
×2
見詰める
みつめる
to stare at; to gaze at; to look hard at; to watch intently; to fix one's eyes on
×2
言い切る
いいきる
1. to declare; to assert; to state definitively 2. to finish saying; to say it all; to finish one's sentence
×2
答え
こたえ
answer; reply; response; solution
×2
判断
はんだん
1. judgment; judgement; decision; conclusion; adjudication 2. divination
×2
相手
あいて
1. companion; partner; company 2. other party; addressee
×2
捉える
とらえる
1. to catch; to capture; to seize; to arrest; to grab; to catch hold of 2. to grasp (e.g. meaning); to perceive; to capture (e.g. features)
×2
夫婦
ふうふ
1. married couple; husband and wife; man and wife 2. his and hers; pair of objects, one larger (for man), one smaller (for woman)
×1
及ぶ
およぶ
1. to reach; to amount to; to befall; to happen to; to extend; to go on (for, until) 2. to be up to the task; to come up to
×1
夫婦生活
ふうふせいかつ
married life
×1
経る
へる
1. to pass; to elapse; to go by 2. to pass through; to go through
×1
営む
いとなむ
1. to run (a business); to operate; to conduct; to practice (law, medicine, etc.) 2. to carry out; to perform; to lead (a life)
×1
老いる
おいる
to age; to grow old
×1
身体
しんたい
body; physical system; (the) person
×1
引き受ける
ひきうける
1. to take on; to undertake; to accept; to take charge of; to assume responsibility for 2. to take over; to inherit
×1
見送る
みおくる
1. to see someone off (at a station, an airport, etc.); to escort (e.g. home) 2. to follow something with one's eyes until it is out of sight
×1
失う
うしなう
1. to lose 2. to miss (a change, opportunity)
×1
老境
ろうきょう
old age
×1
どういう
somehow; how; in what way; why; what kind of
×1
伴侶
はんりょ
companion; partner; spouse
×1
暮らす
くらす
1. to live; to get along 2. to spend (time)
×1
都内
とない
(within) the (Tokyo) metropolitan area
×1
閑静
かんせい
quiet (e.g. neighbourhood); peaceful; tranquil
×1
住宅街
じゅうたくがい
residential area
×1
ふんだん
plentiful; abundant; ample; lavish
×1
空間
くうかん
space; room; airspace
×1
無垢材
むくざい
solid wood (as opposed to veneer); natural wood
×1
床
ゆか
1. floor 2. stage (for the narrator and the shamisen player)
×1
木目
きめ
1. texture (e.g. skin, fabric) 2. grain (e.g. wood)
×1
揃える
そろえる
1. to collect; to gather; to get together; to complete (a collection) 2. to arrange; to put in order; to prepare; to get ready
×1
家具
かぐ
furniture
×1
一角
いっかく
1. corner; section; point; part 2. one horn
×1
対面
たいめん
1. meeting face-to-face; seeing in person 2. facing (each other); opposing (traffic, etc.); confronting
×1
式
しき
1. equation; formula; expression 2. ceremony
×1
調理
ちょうり
cooking; food preparation
×1
造作
ぞうさ
1. trouble; difficulty 2. hospitality; treatment; treat
×1
戸棚
とだな
cupboard; locker; closet; wardrobe; cabinet
×1
収納
しゅうのう
1. storage; putting or stowing away 2. receipt (of funds, payment, etc.)
×1
たっぷり
full; in plenty; ample
×1
食卓
しょくたく
dining table
×1
囲む
かこむ
1. to surround; to encircle; to enclose; to fence; to wall in 2. to besiege; to lay siege to
×1
伝わる
つたわる
to be handed down; to be introduced; to be transmitted; to be circulated; to go along; to walk along
×1
嘗て
かつて
1. once; before; formerly; ever; former; ex- 2. never yet; never before; first time; still not happened
×1
主に
おもに
mainly; primarily
×1
切り盛り
きりもり
1. management; administration 2. cutting up and serving food
×1
振り返る
ふりかえる
1. to turn one's head; to look over one's shoulder; to turn around; to look back 2. to think back (on); to reminisce; to look back (on); to reflect (on)
×1
材料
ざいりょう
1. ingredients; material 2. material (for a novel, experiment, etc.); subject matter; data
×1
確かめる
たしかめる
to ascertain; to check; to make sure
×1
動作
どうさ
action; movements; motions; bearing; behaviour; behavior; execution; actuation; operation; manners
×1
鈍い
おそい
1. slow; time-consuming; sluggish 2. late (in the day); towards the end (of the day or night); until a time far into the day or night
×1
って
1. you said; he said; she said; they said 2. if ... then
×1
発言
はつげん
statement; remark; observation; utterance; speech; proposal
×1
集積
しゅうせき
accumulation
×1
手間
てま
time; labour; labor
×1
老年
ろうねん
old age
×1
気付く
きづく
to notice; to recognize; to recognise; to become aware of; to perceive; to realize; to realise
×1
主婦
しゅふ
housewife; mistress (of the house); homemaker
×1
感慨
かんがい
deep emotion; strong feelings
×1
食材
しょくざい
1. ingredient 2. foodstuff
×1
普段
ふだん
1. usual; normal; everyday; habitual; ordinary 2. usually; normally; generally; habitually; always
×1
手前
てまえ
1. before oneself; in front of one; nearby 2. a bit before reaching (a location); this side (of a location)
×1
そのまま
1. without change; as is 2. just like; extremely similar
×1
ちゃんと
1. diligently; seriously; earnestly; reliably; steadily; legitimately 2. perfectly; properly; exactly; orderly; punctually; regularly
×1
好み
このみ
liking; taste; choice
×1
ぶつ
1. to hit (a person); to strike; to beat 2. to deliver (a speech); to give (an address)
×1
然程
さほど
(not) so; (not) particularly; (not) very; (not) that much
×1
先日
せんじつ
the other day; a few days ago
×1
箇月
かげつ
months (period of)
×1
街
まち
1. town; block; neighbourhood; neighborhood 2. downtown; main street
×1
際
さい
on the occasion of; circumstances; juncture
×1
道路
どうろ
road; highway
×1
転倒
てんとう
1. falling down; tumbling; overturning; turning over 2. reversing; inverting; inversion
×1
可成
かなり
considerably; fairly; quite
×1
出血
しゅっけつ
1. bleeding; haemorrhage; hemorrhage 2. bleeding money; red ink; selling below cost
×1
漸く
ようやく
1. finally; at last 2. barely; narrowly; hardly; only just
×1
明後日
あさって
day after tomorrow
×1
転ぶ
ころぶ
1. to fall down; to fall over 2. to turn out; to play out
×1
口調
くちょう
tone (of voice); manner of talking
×1
淡々
たんたん
1. uninterested; unconcerned; indifferent; dispassionate; matter-of-fact; detached 2. plain; light; simple; bland
×1
境
さかい
1. border; boundary 2. turning point; watershed
×1
恐ろしい
おそろしい
1. terrible; dreadful; terrifying; frightening 2. surprising; startling; tremendous; amazing
×1
想像
そうぞう
imagination; guess
×1
事実
じじつ
fact; truth; reality
×1
受け止める
うけとめる
1. to catch; to stop the blow 2. to react to; to take (advice, etc.); to accept; to come to grips with
×1
試す
ためす
to attempt; to test; to try out
×1
姿
すがた
1. figure; form; shape 2. appearance; dress; guise
×1
自分自身
じぶんじしん
oneself; myself
×1
変化
へんか
1. change; variation; alteration; mutation; transition; transformation; transfiguration; metamorphosis 2. variety; diversity
×1
戸惑う
とまどう
to be bewildered; to be perplexed
×1
観察
かんさつ
observation; survey; watching
×1
思い
おもい
1. thought 2. imagination; mind; heart
×1
意外
いがい
unexpected; surprising
×1
きっぱり
clearly; plainly; distinctly; decisively; flatly; definitely; resolutely
×1
非常
ひじょう
1. emergency 2. extraordinary; unusual
×1
考え
かんがえ
1. thinking; thought; view; opinion; concept 2. idea; notion; imagination
×1
神
かみ
1. god; deity; divinity; spirit; kami 2. incredible; fantastic; amazing
×1
民族
みんぞく
people; race; nation; ethnic group; ethnos
×1
考え出す
かんがえだす
to think out; to devise; to invent; to begin to think; to come up with a plan
×1
部分
ぶぶん
portion; section; part
×1
強調
きょうちょう
emphasis; highlight; stress; stressed point
×1
キリスト教
キリストきょう
Christianity
×1
死者
ししゃ
dead person; (the) deceased; (the) dead; casualties
×1
復活
ふっかつ
1. revival (e.g. musical); come-back 2. restoration; rebirth; resurrection
×1
永遠
えいえん
eternity; perpetuity; permanence; immortality
×1
仏教
ぶっきょう
Buddhism
×1
輪廻
りんね
1. samsara; cycle of death and rebirth 2. being reborn; reincarnation
×1
考え方
かんがえかた
way of thinking
×1
古く
ふるく
1. anciently; formerly 2. old times; a long time ago
×1
途切れる
とぎれる
to break off; to come to an end; to be interrupted; to be cut short; to pause
×1
紡ぐ
つむぐ
1. to spin; to make yarn 2. to spin (a tale); to assemble (e.g. words); to put together
×1
唐突
とうとつ
abrupt; sudden
×1
発想
はっそう
1. idea; conception; way of thinking 2. expression
×1
旧約聖書
きゅうやくせいしょ
Old Testament
×1
新約聖書
しんやくせいしょ
New Testament
×1
著書
ちょしょ
(written) work; book; writings
×1
聖書
せいしょ
Bible; the Scriptures; Holy Writ
×1
描く
えがく
1. to draw; to paint; to sketch 2. to depict; to describe
×1
独自
どくじ
1. original; unique; distinctive; characteristic; peculiar 2. independent; one's own; personal
×1
視点
してん
opinion; point of view; visual point
×1
読み解く
よみとく
1. to read and understand; to subject to close analysis; to read deeply; to read carefully (esp. a difficult text) 2. to decipher; to decode
×1
生み出す
うみだす
1. to create; to bring forth; to produce 2. to invent; to think up and bring into being
×1
否定
ひてい
1. denial; negation; repudiation; disavowal 2. negation (logic)
×1
私自身
わたしじしん
myself
×1
物差し
ものさし
ruler; measure
×1
的確
てきかく
precise; accurate; appropriate; exactly the right
×1
小説家
しょうせつか
novelist; fiction writer
×1
きつい
1. tough; hard; severe; demanding; harsh 2. determined; strong-minded; forceful; formidable; fierce
×1
立場
たちば
1. position; situation 2. viewpoint; standpoint; point of view
×1
過ごす
すごす
1. to pass (time); to spend 2. to overdo (esp. of one's alcohol consumption); to drink (alcohol)
×1
人生
じんせい
(human) life (i.e. conception to death)
×1
終盤
しゅうばん
endgame; final stage
×1
語る
かたる
1. to talk about; to speak of; to tell; to narrate 2. to recite; to chant
×1
男女
だんじょ
men and women; man and woman; both sexes; both genders
×1
違い
ちがい
1. difference; distinction; discrepancy 2. mistake; error
×1
向き合う
むきあう
1. to be opposite; to face each other 2. to confront (an issue); to face
×1
認識
にんしき
recognition; awareness; perception; understanding; knowledge; cognition; cognizance; cognisance
×1
生殖
せいしょく
reproduction
×1
行為
こうい
act; deed; conduct
×1
育つ
そだつ
to be raised (e.g. child); to be brought up; to grow (up)
×1
納得
なっとく
1. consent; assent; agreement 2. understanding; comprehension; grasp
×1
決定的
けっていてき
definite; final; decisive; conclusive
×1
知れる
しれる
1. to become known; to come to light; to be discovered 2. to be known; to be understood
×1
知識
ちしき
knowledge; information
×1
さえ
1. even 2. (if) only; just; as long as
×1
横たわる
よこたわる
1. to lie down; to stretch out 2. to lie ahead (of danger, difficulty, etc.); to lie in wait
×1
虚空
こくう
empty space; empty sky
×1
組み立てる
くみたてる
to assemble; to set up; to construct
×1
後編
こうへん
latter part (of book, etc.); sequel; concluding part