Published: 2025-04-26 07:05

小学校の防犯カメラ映像に映った児童の笑顔。その“ワケ”は、校長先生のある日課だった……。動画が2億回再生で大バズり

ある校長先生の日課に、世界各地から称賛の声が寄せられています。話題になっているのは、米ペンシルベニア州の小学校に勤務するザック校長。インスタグラムに、学校で欠かさず行う“ある日課”を投稿しています。動画は多いもので、2億5000万回以上再生されました。

【映像で見る】ザック校長の日課に、児童たちも“笑顔”。実際の防犯カメラ映像はこちら

ザック校長が欠かさず行っているのは、児童ひとりひとりとのスキンシップを交えた挨拶です。

インスタグラムに投稿したのは、校舎内の防犯カメラの映像。そこには、すれ違いざまに児童らとハイタッチやハグを交わすザック校長の姿が映っています。

車いすに乗る児童と出会えば、うしろから車いすを押してあげるなどして交流をはかります。

児童たちもザック校長を見つけると笑顔に。みずから駆け寄ってきたりと、普段からの温かな交流の様子がうかがえます。

動画には8万件を超えるコメントが寄せられました。なかには英語圏以外からのコメントも。

ユーザー①「こんな教師や校長先生が、児童の今後を根本から変えてくれるんだと思う。ザック校長のような人が増えますように」

ユーザー②「ザック校長との交流を、児童たち同士でやっている様子も映っていますねこれこそが指導であり教育だと思います」

ユーザー③「私の高校にも、ザック校長のような先生がいました。みんなに愛されて、生徒全員と交流をはかろうと尽力している人でした。悲しいことに昨年10月に亡くなりましたが、私や他の人たちに大きな影響を与えた存在です」

ザック校長は、児童ひとりひとりと交流をはかる理由を次のように話します。

「私は、学校が子どもたちにとって『ここに来たい』と思える場所になってほしいと思っています」

「スタッフや教師たちが『ここにいたい』と思い、保護者も信頼して子どもを預けられる場所になってほしいのです」

「保護者たちは毎日、一番大切な存在である子どもを預けてくれています。お返しに、私たちもベストを尽くすのは当たり前のことです」