Published: 2025-07-03 05:46

参議院選挙公示にあたり各党の声明

参議院選挙の公示にあたって、各党は声明などを発表しました。

▽自民党
「これからのわが国のあり方が問われる重要な選挙だ。アメリカの関税政策をめぐって世界経済は不透明感を強め、中東情勢の緊迫化によって国際社会はいっそう不安定になってきている。一瞬の隙も許されない状況の中で、その場かぎりの迎合的な政策を進めれば、日本の将来に大きな禍根を残すことになりかねない。目の前の現実と真摯（しんし）に向き合い、正直な政治を行っていくべきだ。責任政党として、将来に責任を持った政策をきぜんと貫いていく覚悟だ」

▽立憲民主党
「暮らしに寄り添う政治の実現を掲げて戦い抜く決意だ。家計のやりくりに悩む声、将来への不安の声が日々私たちのもとにも届いている。あすの暮らしにおびえることなく、働いた対価を正当に得て、家族でも独身でも安心して歳を重ねられる。そんなあたりまえの社会を取り戻すことこそが政治の責任だ。『物価高から、あなたを守り抜く』この決意を胸に、すべての候補者とともに全国を駆け抜ける」

▽日本維新の会
「参議院選挙は喫緊の政策課題をことごとく先送りする石破政権の信を問うものであり、国民不在の政治と決別するための決戦だ。今こそ、古い政治を打ち破る時で、われわれは『社会保険料から、暮らしを変える』を公約の中心に、この国のかたちを根本から変える力を私たちに与えていただくよう訴え、参議院でも与党を過半数割れに追い込んでいく」

▽公明党
「物価高を上回る賃上げや社会保障の充実など、国民生活を守るための施策を前に進め、希望ある日本の未来を開くことができるのはどの政党と政治家なのかが問われる選挙だ。連立政権に公明党がいるからこそ国民目線の政権運営ができる。党の強みは政策実現力で、『やると言ったら、やり切る。』」

▽国民民主党
「税金を集めて使う側の政治から、払う側の政治に変えていくかどうかが問われる選挙だ。手取りを増やして消費を拡大し、売上を増やすことでさらなる賃上げにつなげる好循環をつくっていく。この夏を国民の『手取りを増やす夏』にしよう。政治は皆さんの一票で確実に変わる」

▽共産党
「『もう自民党の政治は終わりにしたい』というのが国民多数の声になっている。自民党政治を終わらせる展望を開く選挙にしていくために全力をあげる。新しい政治をつくる一番の力となるのは、自民党政治と正面から対決し、責任ある抜本的対案を示す日本共産党の躍進だ」

▽れいわ新選組
「『失われた30年』は、消費税増税と働き方の破壊によって生み出された。れいわ新選組はこの政治をひっくり返す。消費税を廃止し、超富裕層への累進課税を強化する。大胆な財政出動により中小零細企業を支援する。景気を底上げ、安定した雇用を創出する」

▽参政党
「『日本人ファースト』を合言葉に国民の暮らしを豊かにする。内需を拡大し、所得を増やして物価高を乗り越え、『過度な外国人政策の見直し』『子ども1人に月10万円の教育給付金』などの政策を進める」

▽日本保守党
「『日本を豊かに、強く』という理念とともに定めた重点政策のうち、消費税減税、再エネ賦課金廃止、のほうずな移民政策の是正により『失われた30年を終わらせる』夏にする」

▽社民党
「ミサイルよりもコメを！ミサイルよりも暮らしを！ミサイルよりも平和を！と訴えていく。あなたの生活を守り、人生を応援していく。戦争をさせず、平和をつくっていくことに全力をあげる」