Published: 2025-09-29 17:10

トランプ大統領、バイデン氏をまたも嘲笑。今度はホワイトハウスで……→支持者からも批判「明らかにやりすぎ」

ドナルド・トランプ大統領就任後、大規模な改修工事が進められている米ホワイトハウス。そんななか、新たな改修内容がジョー・バイデン前大統領への嘲笑と捉えられるとして、物議をかもしている。

【実際の写真】ホワイトハウスの公式Xまで…バイデン氏を嘲笑する肖像画がこちら

ホワイトハウスでは、トランプ氏の就任以降、大規模な改修工事が行われている。執務室が黄金仕様になったり、庭の芝生がコンクリートで埋められたり、バイデン政権時の邸内と、だいぶ変わっている。

今回お披露目されたのは、ホワイトハウスの廊下。歴代大統領の肖像画が設置された。

民主党出身のビル・クリントン元大統領や、バラク・オバマ元大統領は通常どおりの肖像画だ。

しかし、バイデン氏の肖像画は、オートペン（自動署名機）の写真にされていた。

英紙ガーディアンによれば、トランプ氏は、任期中にオートペンを使って署名していたバイデン氏に対し、「認知能力が欠如しており、正常な意思決定ができていなかった」との主張を繰り返している。

この主張には、バイデン氏が退任直前、自身の家族に対して出した恩赦も含まれている。トランプ氏は3月、自身のSNSで「バイデン氏がオートペンを使用していたので、恩赦は無効だ」と訴えていた。

だが、バイデン氏以前の大統領も、重要な文書の署名のためにオートペンを使用していた過去があると、同紙は報じている。

ホワイトハウスの公式Xは、1期目と現在2期目のトランプ氏に挟まれる写真をあえて投稿。トランプ氏が、オートペンの写真をまじまじと見つめる姿も公開した。

こうしたバイデン氏への嘲笑とも捉えられかねない行為に、SNSでは批判が寄せられている。

ユーザー①「なんて下品なまねを……。あなたには恥の概念がまったくないんですか？」

ユーザー②「一部の人にとってはユーモアがあって、おもしろいのかもしれませんが、ホワイトハウスがやっていいことではありません」

ユーザー③「私は大統領を支持していますが、これは明らかにやりすぎています。歴代大統領全員に対して敬意と礼儀を示してください」