Published: 2025-06-21 19:50

2099万円の超高性能新型SUVで、オフロードを爆走すべし!!!!!! 驚きの完成度を誇る“オクタ”とは？

ディフェンダーシリーズの頂点である新型「ディフェンダーオクタ」を、『GQ JAPAN』ライフスタイル・エディターのイナガキがテストドライブ。あらゆる道で、“オクタ”らしさが光っていた！

【写真を見る】新型ディフェンダーオクタ日本仕様の全貌（66枚）

新型ディフェンダーオクタに、まずはオンロードで乗った。

新型ディフェンダーオクタのドアを開けると、電動格納式のステップが展開し、乗降性を高める。ボディ&ソウルシートは、スポーティな形状ではあるものの、座り心地は良い。ゆったりとしたドライブが楽しめる。

新型ディフェンダーオクタの走り出しはスムーズ。乗り心地はしなやかで、不快な突き上げは皆無。ハイパフォーマンスモデルということを念頭に置いていたため、あまりの快適さにビックリ。

新型ディフェンダーオクタでワインディングロードに入ると、オクタならではの高い走行性能が炸裂。テレインレスポンス2でダイナミックモードを選ぶと、ロールをピタッと抑え、カーブを曲がっていく。標準のディフェンダーでは厳しいハイスピードでも、オクタならまったく問題なし。

重量級オフローダーが、スイスイとコーナーをパスしていくことに、ハンドルを握る筆者は脱帽した。新型ディフェンダーオクタ、スゴい、スゴすぎる！

抜群の走行安定性を実現する“秘訣”は、ディフェンダー初採用の「油圧連動式6Dダイナミクスサスペンション」だ。比類のないロール制御力を発揮する世界初のシステムで、加速および減速時のピッチングも大幅に低減する。

新型ディフェンダーオクタの公式ウェブサイトには「油圧で連結されたダンパーと高さ調整可能なエアスプリングを備え、オンロードではスポーツカーのような走りを実現」と、謳う。

「いくらなんでもスポーツカーは大げさな……」と、思ったものの、実際に新型ディフェンダーオクタを運転すると、本当にスポーツカーのようだった。重量級のオフローダーとは思えない俊敏さは、悪路を走らないユーザーでも十分楽しめる仕上げだ。