Published: 2025-01-10 12:48

ポラール、オフライン地図で「スマートフォンを探す」が可能に

ポラール・エレクトロ・ジャパンは、GPSウォッチ「Polar Grit X2 Pro」と「Polar Vantage V3」を対象に、最新ファームウェア アップデート3.0の提供を開始した。「主要施設表示(POI)」や「スマートフォンを探す」などの新機能が追加される。

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■ 主要施設表示(POI)

新機能として「主要施設表示(POI)」が追加され、オフラインマップで主要な場所や観光スポットなどを表示可能になる。地図やナビゲーション機能が使いやすくなり、ユーザーが目的地を探しやすくなるほか、駅やトイレ、レストランなど表示させたい主要な施設を任意に選択可能で、地図上で施設を選んでナビゲーションを開始できる。利用は地図データの再ダウンロードが必要になる。

■ オラインマップで「スマートフォンを探す」

「スマートフォンを探す」も新機能として加わる。スマートウォッチとスマートフォンの接続が切れた場所を特定して、内蔵地図(オフラインマップ)上に表示できる。これにより、スマートフォンを紛失しても、ウォッチのオフラインマップを使って探すことが可能。利用には予め、スマートフォンの設定から、Polar Flowアプリに位置情報のアクセスを「常に許可」へ設定しておく必要がある。

■ 画面デザインの変更

トレーニング開始画面が変更され、スポーツを選択する際のアイコンがわかりやすく、選択しやすくなった。トレーニング開始の設定画面は大きくなり、直感的な操作感が向上した。

時計画面の新デザインが追加され、アナログタイプが2つ、デジタルタイプが3つ追加された。各表示データもカプセル型でコンパクトに収まり、より多くのデータを表示できるようになっている。

■ トレーニング計測中に充電

トレーニング計測中の充電が可能になった。バッテリーが低下し充電表示が出ても、トレーニングセッションを止める(データ計測を中断する)ことなく充電が可能で、より長時間のトレーニング計測が可能になる。充電中は心拍計測が一時的にできなくなるが、充電を終了すると再開される。

トレーニングサマリー画面で表示項目が追加去れ、これまでスマートフォン、タブレット、PCなどの「Polar Flow」上でしか見られなかったトレーニングデータ項目を、新たにスマートウォッチの画面上でも確認できるようになった。マップ上のトレーニングルート軌跡と、水泳計測時の各泳法毎のデータを表示できる。

このほか通知機能では、画面上に通知する情報の種類が増加し、通知させる項目の選択も可能になった。

コンパス修正も改善。コンパスの修正が必要な場合や、ユーザー自身で修正したい時以外では、コンパス修正を毎回行なう必要が無くなった。